創業融資をしたいけど、信用情報が心配…。
信用情報はCICでチェックできるらしいけど、どこを見ればいいのか分からない。
過去にカード支払いの遅れや債務整理をした人は、融資が受けることができるのか不安ですよね。
事前に自分の信用方法をチェックするため、CICに情報開示を依頼する必要があります。
今回、融資先でCICの信用情報開示報告書が見られているのか、重要な4つのポイントをまとめています。
また過去の信用情報にキズがついていても、創業融資の審査に通った3つの事例もありますので、ぜひ参考にしてみください。
過去を乗り越え、挑戦しようとしている方に起業のサポートができることを願っています。
創業融資でも信用情報をチェック!
日本政策金融公庫で個人の信用情報をチェックしなかった過去はありますが、現在では審査時にはもちろん、創業者自身の信用情報がチェックされます。
クレジット情報は契約期間中・および契約終了から5年間です。
期限が切れた情報は自動的に削除されます。
過去に信用情報に自信がない人は、一度CICで信用情報をチェックしましょう!
主に信用情報といえば、CICですが、他の信用情報についてもこちらの記事で確認することができますので、確認してみてください。
関連記事:創業融資を受ける際に必要な信用情報の見方と3つのポイント
CICで信用情報開示手順
CICの情報開示では以下の内容について知ることができます。
- クレジットやローン等の契約内容
- 支払状況、残高
- クレジットカード等の申込情報
CIC情報開示はインターネット・郵送を行うことができます。
インターネットで情報開示を行うと、即時確認することが可能です。
さらに郵送よりも手数料が安いのでおすすめです。
インターネットでの情報開示の手順は以下です。
- ご利用環境・お支払い方法の確認
- 受付番号の取得
- お客様情報の入力
- 利用手数料の決済
- 開示情報の表示
すぐに申し込むことができますので、こちらで信用情報報告書の取得ができます。
CIC開示報告書の見るべき4つのポイント
CICの信用情報開示報告書を取得したら、数字やアルファベットなどが記載されています。
ここで見るべき4つのポイントを解説していきます。
見てほしいのはクレジット情報一覧になります。
- お支払の状況の26.返済状況
- お支払の状況の31.終了状況
- 入金状況
- 割賦販売法の登録内容の34.支払遅延有無
《お支払の状況》の26.返済状況では、61日以上または3ヶ月以上の支払いの遅延がある場合、「異動」と表示されます。
「異動」の記録は延滞が解消した後も、その情報が保有期限がくるまで残ります。
《お支払の状況》の31.終了状況は支払いが完了し、契約が終了したものは「完了」と表記されます。
1番下に表記がある《入金状況》では、クレジットカード会社への入金状況を記号で表しています。
「$」は請求通り入金があったことを示しています。「A」は未入金を表し、「P」は一部入金を表しています。
《割賦販売法の登録内容》の34.支払遅延有無は支払いの遅延についての記録がされています。
この4つのポイントから、過去のカードで延滞していないか、延滞していたとしても支払いを完了しているのかを見ることができます。
過去に金融事故あっても融資を受けた3つのケース
起業家にとって、金融事故は大きな障害となることがあります。
しかし、過去に金融事故があったとしても、創業融資を受ける道を見つけることができます。
過去に金融事故があったとしても、創業融資を受けれた3つのケースを紹介します。
実はブラックリスト登録が消えてた
Aさんはまだ20代のころ、上京したばかりでお金がなくカード支払い遅延を繰り返していました。
そのおかげで30代ではクレジットカードを作ることができなくて困っていました。
しかし、45歳になって起業を決意したAさんは、創業融資を税理士に相談しました。
まずは、信用情報にどのように記載されているのかを確認すると、どこにも遅延の文字はなく、信用情報に問題はなかったのです。
実はAさんはカードの支払いをすべて完済し、5年以上経っていたため信用情報に登録がなくなっていました。
1番懸念していた信用情報に問題なかったため、創業融資はスムーズに受けることができました!
すでに完済、返済理由を説明
Bさんは3年前にカード支払いを3ヶ月以上遅延していました。
信用情報では遅延情報を確認することができました。
どうしても創業融資を受けたいBさんは、創業融資の専門家である税理士に相談することにしました。
税理士のアドバイスにより、前もって、カード支払い遅延した過去があることを隠さずに言うことにしました。
Bさんはあえて、自身のマイナスポイントを言うことを心配していましたが、融資審査の結果は希望通りになりました。
実は、信用情報にキズがあったとしても、創業者が信用できると判断された場合融資を受けることができます。
Bさんの場合は先に自身から申し出たこと、すでに完済し、返済理由も真っ当だったため信用を得ることができました。
自分にはブラックリストだからと言って、創業融資を諦めなかった結果です。
ブラックリストでも融資を受けたいという人はこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:創業融資はブラックリストでも借りられる!金融ブラック5つの悲劇
代表者を別の人で立てた
会社を経営していたCさんは、2年前に経営不振のため自己破産をしていました。
再起として、新たな事業をしたいと思ったCさんは、創業融資を考えていました。
今回の事業ではCさんだけで事業をするのではなく、新たな代表者としてビジネス経験豊富なパートナーがいました。
そして、会社の代表者はパートナーに、Cさんは広告・経理部長として会社を設立しました。
さらに過去の金融事故についてオープンに説明し、自身の経歴や成功した事業の実績を強調しました。これにより、Cさんの過去の事故による信用リスクを緩和し、創業融資の承認を得ることができました。
創業融資を受けるために、リスクはありますが、他の人を会社の代表者とするのも検討してみるといいかもしれません。
不安で悩むより、創業融資の専門家に相談
起業家にとって、創業融資の手続きや審査は大きな課題となることがあります。
しかし、悩む前に創業融資の専門家に相談することで、成功に近づきます。
過去の実績よりも信用を上げる方法、書類や面談のコツ、そして審査通過率を上げるためのポイントについて詳しく紹介します。
早く創業融資の専門家に相談したい方はこちらから、ご相談ください。
過去の実績よりも、信用アップ
創業融資の審査では過去の実績は重要な要素ですが、それだけで判断されるわけではありません。
創業融資の専門家は起業家の信用をアップさせるための戦略や手法を提供してくれます。
融資先担当者とは書類・面談を通じて、創業者を経営者として信用を得ることも可能なのです。
面談の際に専門家である税理士を同席させることにより、会社の経営を第三者にチェックという信用にもつながります。
創業融資の専門家は、起業家が信用をアップさせるための具体的なアドバイスを提供し、成功への道を切り開きます。
書類・面談のコツが分かる
創業融資の申請には、書類作成や面談が欠かせません。
しかし、どのような情報や表現が求められるのかを把握することは簡単ではありません。
ここで創業融資の専門家との相談が重要です。
彼らは豊富な経験を持ち、成功した起業家の事例や業界のトレンドに精通しています。
専門家のアドバイスを受けながら、ビジネスプランの作成や財務データの整理を行い、効果的な書類を作成することができます。
また、面談においても、専門家との相談により、面談のコツを把握することもできます。
専門家との相談を通じて、起業家は面談の場での自己表現力を向上させ、融資先担当者に印象を残すことができます。
審査通過率が上がる
創業融資の審査通過率を上げるためには、専門家との相談が非常に有益です。
彼らは日本政策金融公庫などの金融機関の審査基準や傾向に詳しく、それに合わせた戦略を立てることができます。
起業家の財務状況やビジネス計画の強化、返済計画の明確化、必要な担保や保証人の確保など、審査基準を満たすための具体的なアドバイスを提供します。
また、起業家の強みやビジネスモデルの特長を的確に伝えるための戦略も共有します。
専門家との協力により、創業融資を受けるチャンスが高まるのです。
まとめ
創業融資を受ける前にCICで信用情報をチェックしましょう!
今回でCICの情報開示方法、見るポイントを確認することができます。
そして、もし信用情報に「遅延」「破産」等の記述があったとしても、創業融資を諦めてはいけません。
信用情報に不安があったとしても、創業融資を受けることは可能です!
不安でも、創業融資に関する悩みや課題は専門家に相談することで解決できます。
彼らは起業家の信用をアップさせる方法や書類・面談のコツ、審査通過率を上げるためのポイントについて的確なアドバイスを提供します。
創業融資の専門家の経験と知識を活用し、成功に近づくためには彼らとの協力が不可欠です。
起業家は悩む前に専門家に相談しましょう!
創業融資の専門家はこちらで見つけることも可能です!
コメント
コメント一覧 (9件)
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