近年、ビジネスではスピードと効率がますます重要視されています。
その中でネット銀行のビジネスローンは、急成長する中小企業やスタートアップ企業にとって欠かせない資金調達手段となっています。
ネット銀行はオンライン完結の手続きや迅速な審査を特徴としており、忙しい経営者にとって大きな魅力です。
この記事では、オンラインで完結するおすすめの銀行融資とメリット・デメリット、手続きの流れについて解説。
さらに融資を考えている方への強力なサポートもご紹介します。
とにかく時間がない!サクッと融資を受けたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
ネット銀行ビジネスローンおすすめ5選
ネット銀行にも様々ありますが、選ぶ理由の一つとして「手続きが手軽である」というのは大きな魅力でしょう。
ここでは、大手ネットバンキングの中でも申込手続きがオンラインで完結するものをご紹介します。
三菱東京UFJ銀行「Biz LENDING」
三菱東京UFJ銀行のサービス、「Biz LENDING」は、非対面型の法人向け融資サービスです。
ペーパーレスのため必要書類がなく、最短で2営業日で手続きが完了します。
会社形態が株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、有限会社のいずれかに該当する法人が対象です。
【参考】:Biz LENDING公式ホームページ
住信SBIネット銀行「dayta」
住信SBIネット銀行「dayta」は所定の条件を満たすことで利用できる法人向け融資です。
住信SBIネット銀行に口座を開設している法人が対象で、条件を満たすことで毎月借入条件の案内が届きます。
既に借入が可能な状態で案内を受けるため必要書類はなく、最短で当日に融資を受けることができるのがメリットです。
【参考】:住信SBIネット銀行公式ホームページ
paypay銀行
paypay銀行のビジネスローンは、法人向け・個人事業主向けの二種類があります。
どちらもオンラインで完結し、必要書類は原則不要です。
法人の場合は「会社の業歴が2年以上、または決算を2期終了している」ことが条件になりますが、個人事業主からの業歴を通算することができるため、申込しやすいと言えるでしょう。
既にビジネスアカウントを持っていれば、最短で翌営業日から利用することができます。
【参考】:paypay銀行公式ホームページ
りそな銀行ビジネスローン「活動力」/「Speed on!」
りそな銀行には二つの融資制度があります。
「活動力」は法人・個人事業主ともに利用が可能で、申込時点でりそな銀行の口座を持っていなくても申し込みすることができます。
カードローンのためコンビニATMからも借入が可能になっています。手続きはWEB申込・郵送によるやり取りとなり、原則来店不要です。
「Speed on!」はりそな銀行に一定期間預金取引のある法人が対象となり、全てオンラインで手続きが完結します。
審査結果は最短即日回答で、申込から最短3営業日後に融資を受けることができます。
【参考】:りそな銀行公式ホームページ
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
「あんしんワイド」は融資枠型のビジネスローンで、借入・返済を自由なタイミングで行うことができます。
GMOあおぞらネット銀行に口座開設をしている法人が対象で、書類不要・オンライン完結で最短2営業日で融資を受けることが可能です。
また、審査を銀行取引の明細で行うため、創業初期・前年度が赤字であっても申し込むことができるのが特徴です。
【参考】:GMOあおぞらネット銀行公式ホームページ
ネット銀行融資を選ぶメリット・デメリット
資金調達を行う上で、メリット・デメリットの比較は慎重に行う必要があります。
ここでは、ネット銀行の融資を選ぶメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。
ネット銀行を選ぶメリット
ネット銀行を選ぶ理由としては主に手続きの手軽さがあげられますが、他にも以下のようなメリットがあります。
- 迅速な審査・融資実行が可能:ネット銀行はAIなどの最新技術を活用しているため急な資金ニーズに対応しやすく、資金が必要な時にタイムリーに調達できます。
- 低金利・柔軟な条件:店舗を持たないため運営コストが低く、その分金利が低く設定されている場合があります。また、企業のニーズに応じた柔軟な融資条件が設定できるのも大きなメリットです。
- 担保・保証人が不要:多くのネット銀行では担保や保証人が不要なビジネスローンが提供されており、条件が厳しくないため利用しやすくなっています。
- 24時間利用可能:オンラインサービスは24時間対応しているため、夜間や週末に融資の申し込みや確認ができるという利便性があります。
ネット銀行を選ぶデメリット
手続きが手軽なネット銀行ですが簡略化されたことによるデメリットもあります。
自身の状況を踏まえ、よく検討することが大切です。
- 対面でのサポートが少ない:ネット銀行はオンラインに特化しているため、対面での相談やサポートを希望する場合には向いていません。
- 審査が機械的:ネット銀行の審査はAIやデジタルツールで行うため、特殊な事情や柔軟な判断が求められる場合には、対応が難しいことがあります。
- 利用できる企業が限られる場合がある:一部のネット銀行では、特定の業種や設立年数が短い企業には融資を提供していない場合があります。また、一定の信用力や条件が必要となることも多いです。
- 金利や手数料が高い場合がある:必ずしもすべてのネット銀行が低金利を提供しているわけではなく、条件次第で金利や手数料が高くなる場合もあります。特に担保なしのローンでは金利が高めに設定されることが多いです。
ネット銀行融資の注意点
ネット銀行は基本的に対面でのやり取りが少ないため、自身で条件を確認・申込みをする必要があります。
以下の点をよく確認し、事業に合ったサービスを選ぶことが重要です。
- セキュリティの確認:ネット銀行はオンラインでの取引が主流のため、セキュリティ対策が非常に重要です。二段階認証、暗号化技術の使用、取引確認のためのメール通知やSMS通知などのセキュリティ機能が整っているかを確認しましょう。
- 手数料の確認:ネット銀行は手数料が低いことが多いですが、すべてのサービスが無料とは限りません。ATM利用手数料や振込手数料などがかかる場合があります。
- サービスの内容:ネット銀行によって提供されるサービスの種類や範囲が異なります。提供されているローンや投資商品、外国為替サービス、カスタマーサポートの充実度などを確認し、自分に必要なサービスが揃っているかを検討しましょう。
- 利用可能時間:ネット銀行は24時間365日利用できる場合が多いですが、メンテナンスなどで一部のサービスが利用できない時間帯が発生することがあります。銀行のメンテナンススケジュールや、万が一システムトラブルが発生した際の対応策を確認し、取引に支障が出ないようにしておきましょう。
- カスタマーサポートの対応:ネット銀行は対面でのサポートが少ないため、カスタマーサポートの質が非常に重要です。特に、トラブル発生時に迅速に対応してくれるかどうかが重要です。サポートの対応時間、チャットや電話、メールでのサポートが利用可能か、またサポートの対応の速さや質についての評判を調べておきましょう。
- 利便性と操作性:ネット銀行の操作性は、日常の銀行取引の効率に直結します。使いやすいインターフェースやアプリの利便性は重要な選択基準です。ウェブサイトやモバイルアプリが使いやすいか、必要な機能が分かりやすく配置されているかをチェックしましょう。
- 金利とサービス条件:ネット銀行は、預金金利やローンの金利が銀行によって異なります。金利や条件が自身のビジネスにとって有利かどうかを確認する必要があります。複数の銀行で比較し、最も有利な条件を提供しているネット銀行を選びましょう。
手続きの流れ
利用する制度を決めたら、インターネットで手続きを行います。
ここでは融資を受けるまでの申込みの流れ4段階についてそれぞれ解説します。
必要書類の準備
ネット銀行の融資のほとんどが書類不要で申し込むことが可能ですが、身分証明書の提示は必要です。
また、利用するサービスによっては審査の過程で書類が必要になる場合もあるため、決算書などの書類も念のため用意しておくと安心です。
オンラインで申込手続き
多くのネット銀行がオンラインでの申込み受付となります。
個人や会社情報を入力することになるので公共のネットワークの利用は避け、正確に情報を入力しましょう。
また、審査結果に関する案内や仮審査の場合のその後の流れなどについても確認しておきます。
審査
審査にかかる時間は銀行により異なりますが、AIで審査を行う場合などはすぐに審査結果が通知されます。
審査結果には有効期限がある銀行もあるので、なるべく早めに手続きを行いましょう。
有効期限は一ヶ月程のものが多く、過ぎてしまうと再審査を受ける必要があります。
契約手続き
契約まで全てオンラインで行う場合は、電子署名で契約をすることになります。
署名前に改めて契約条件を確認し、追加で発生する費用や手数料にも注意してください。
契約書の控えや返済スケジュールなどは忘れずに保管しておきましょう。
融資の相談ならCEOパートナー
ネット銀行の融資は対面のサポートが難しいため、自分で全ての判断をする必要があります。
しかし、融資が初めての場合など知識不足が心配になることも。
そんな時に強い味方となるのが、「CEOパートナー」です。
創業融資に強い税理士のサポート
融資を考える上で税理士に相談をするのは賢い選択ですが、税理士によって得意・不得意があったり、中には悪質な事務所も存在します。
しかしCEOパートナーは信頼できる税理士のみを紹介しているため、そういったリスクを未然に防ぐことがで可能です。
CEOパートナーでは、創業融資・資金調達に強い税理士との即日マッチングが叶います。
資金調達全般の相談ができる
銀行融資以外にも、資金調達には様々な方法があります。
事業の現在の状況を考慮し、適した方法を選ぶことが重要です。
CEOパートナーでは、資金調達全般の相談ができるため、事業に合った方法で資金調達を行うことが可能です。
もちろん、自己資金などの悩みも相談できますよ。
必要書類や手続きを丸投げ可能
CEOパートナーではサポートの一環として、事業計画書などの必要書類の作成や様々な手続きを税理士に任せることができます。
これにより、手続きの時間や書類準備の手間で諦めていた方法も選択肢に入れることが可能になります。
また、完全成功報酬型のため融資が成功するまでは費用が発生しないため、費用面のリスクがなく安心です。
まとめ
ネット銀行の融資は、手続きの簡略化や審査のスピードなど、賢く利用すれば効率的に資金調達を行うことができる手段のひとつです。
しかし銀行によって異なる条件や知識不足など、一人での判断が難しいこともあるでしょう。
そんな時はぜひ、CEOパートナーを頼ってみてください。
この記事を読んだあなたのビジネスが、ますます成長していくことを願っています!
コメント