グランピングの事業計画書3つのポイント!補助金採択される書き方

テントのそばでキャンプする人たち

大きなドームテント型の宿泊施設にて、宿泊とキャンプの両方を楽しむことのできるグランピング。

2015年ごろからブームが始まり、コロナ渦に一度閑散としたものの、近年再び注目を集めています。

ブームの再熱とともにグランピング事業への新規参入を考える方も少なくありません

ところでグランピング事業を開業するとき、事業計画書の作成にて不安を抱く方も珍しくないのではないでしょうか

宿泊業の経験有無を問わず、グランピングならではの成功ポイントを知っていなければ他社との生存競争をくぐり抜けることはできません

本記事ではグランピング事業で開業する際の事業計画の立案ポイントを大きく3つに分けてご紹介していくとともに、事業計画書の作成までスムーズに運ぶよう順に導いていきます!

グランピング事業を検討しているが事業計画に自信がない。そんな方にぜひとも読んでいただきたい内容となっていますよ。

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目次

グランピング事業計画のポイント~施設編~

グランピング

早速ですが事業計画作成のポイントを順を追ってご紹介していきましょう。

1章では「施設」における計画立案にて、外せないポイントを3つ解説していきます。

グランピングは施設を構える場所が大変重要になってきます

場所を決める際のポイントを見ていきましょう。

土地選びの法則は「大都市から車で2時間」

グランピング施設を構える土地を選ぶ際に必ず意識したいのが、関東・関西・中京圏の大都市から車で2時間圏内かどうか、です。

具体的な距離で言うと150㎞圏内となります。

これ以上に遠いと見込み客の足が遠のいてしまうため、コンセプトづくりで苦労することとなります。

1日に無理なく運転できる時間は2時間が限度と言われていますので、見込み客が来訪を検討しやすい2時間圏内がベストでしょう。

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法規制やインフラの整備状況に要注意

「自然に囲まれていて眺望が良い」「観光地として周辺が賑わっている」など、ロケーションを重視することももちろん大切ですが、ロケーションだけに気を取られてつい見落としがちなのが、土地の法規制やインフラの整備状況です

土地には用途が定められており、宿泊業を営むこと自体をNGとしている土地があります。

また開発許可申請を出さなければ工事をしてはいけない土地もありますので、申請の有無は事前に確認しておかなければなりません。

さらに上下水や電気引き込みなど、インフラが整備されていなければ快適な宿泊施設を開業することは難しくなります。

施設の外観だけに囚われず、宿泊施設としてきちんと機能を果たす土地を選定しましょう

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コストを抑えるなら平坦地を選ぼう

基礎工事やデッキ工事に大きく影響を及ぼすのが、土地の形状です。

傾斜地か平坦地かによってコストは大きく変わってきます

傾斜地のほうが眺望がよく、ロケーション的にはいいかもしれませんが仮に傾斜地を選んだとすると、平坦地に比べ3倍~5倍ほどのコストがかかると言われています。

デッキは施設の換気をよくしたり、雨水対策、虫対策の役割を果たします。

傾斜地に設置するとなると施工に工夫が生じるためコストがかかってしまうのです。

また、樹木の伐採や抜根を必要とする土地であるとさらにコストがかかってしまうため、よく管理されており、はじめから整地する必要のない土地を選ぶのがコツとも言えます。

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グランピング事業計画のポイント~コンセプト編~

キャンプ料理

2章ではグランピングの「コンセプト」について、事業計画の練り方4つを一緒に見ていきましょう。

老若男女から人気のグランピングですが、ターゲット層の設定はもちろん、他社に埋もれないためには自社ならではのコンセプトを設定して強みを持つことが生き残りにおいて必要不可欠と言えます。

今後も増えていくであろうグランピング事業者に負けないよう、開業時にしっかりとコンセプトを設定しておくことが大切です。

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若い女性をターゲット層に設定する

グランピングへの認知度は年々上昇しています。

なかでも若い女性からの認知度が高く、関心を持たれやすい傾向にあります。

つまりは若い女性をターゲット層として設定することが、グランピング業界で生き残る上で外せないポイントとなっています。

今どきの食事メニューや食材、写真映えする空間づくりや、お洒落なBAR(バー)の設置など、若い女性からウケがいいものを選んで取り入れていくのがコツです。

コンセプトを決める際にターゲット層の目線に立てる若い女性スタッフを起用したり、若い女性から支持を集めるSNSアカウントやインフルエンサーなどの動きを把握したりするなど、情報収集が欠かせません。

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ご当地食材を取り入れた食事プランは必須

グランピングに訪れる際に、旅先の美味しい食事を楽しみたいといった目的は宿泊客の誰しもが持っていると言えます。

宿泊客の期待を裏切らないためにも、ご当地食材を取り入れた食事プランの提供を必ず行ないましょう

人員や経費削減のために食事提供をしないグランピング施設も存在しますが、食事面での強みがないため、今後のグランピング業界で影が薄くなってしまうと予想されます。

ご当地牛など肉料理や地域で盛んな海鮮料理、さらにはご当地食材をふんだんに使用したBBQプランが大変人気です。

BBQの調理は宿泊客が自身で行ないますので、食材を用意しカットしただけの提供で済みコスパがよいと言えますね。

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基本的な条件+無料/有料アクティビティ

ターゲット層として設定すべき若い女性客は、宿泊施設選びの必須条件として以下4点を定める傾向にあります。

  • 宿泊部屋内トイレの設置
  • 貸切利用可能な入浴設備
  • 虫対策の徹底
  • 空調設備の完備

4点の基本的に外せない条件は必ず押さえるとともに、プラスアルファでアクティビティを用意すると独自コンセプトを確立しやすくなります

無料のアクティビティとしてはグランピングらしい焼きマシュマロの提供や飲み放題・アイスクリーム食べ放題といったお得感満載のサービス、さらには気軽に自然を体感できる薪割り体験などが定番でしょう。

有料アクティビティとして必ず実施したいのは貸切温泉です。

グランピングならではの自然を満喫できる露天風呂、そして若者の間で流行りを見せるサウナの提供など、入浴設備の充実は見込み客の間で話題性を生み出せるでしょう

ほかにも、実在するグランピング施設を見ているとマリンスポーツや空中アスレチック、ジップラインなどといった体を動かすアクティビティが人気のようです。

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季節に合わせてメインサービスを変える

グランピングの閑散期は6月~7月初旬です。

全国的に梅雨入りし、特に連休などもないため集客が難しいと言われています。

閑散期をうまく味方につけるには、繁忙期と同じ売り出し方をするのではなく、季節に合ったメインサービスを提供する工夫が求められます

雨でも楽しめるよう、ドームテント内だけで完結する食事プランの提供や屋根付きのBBQエリア、平日限定や女性限定の特別プランの提供など、土日だけでなく平日も宿泊客を途切れさせないような工夫が必要です。

メインサービスを変えるのに所有地や設備に限度がある場合は、周辺の観光施設と提携するなど、自社だけで完結するのでなく他社との相乗効果で集客を狙うのもコツですよ。

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グランピング事業計画のポイント~コスト編~

住宅建設

事業計画における「コスト」面にて、押さえておきたいポイントを4つ挙げていきます。

どうしても必要資金を細かく管理する作業は毛嫌いされがちですが、事業をスムーズに運用していくには必ず向き合いたい部分です。

どのくらいコストがかかるのか、どのくらいの費用を用意しておく必要があるのか、不明瞭なまま事業をスタートさせるのは大変危険です。

グランピングは大きなドームテント型施設をいくつも建設するように、かなりのコストが必要であることを念頭に置いて読み進めましょう。

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初期費用は1棟あたり2,000万円

宿泊客を呼び込み事業として完全に成り立つ状態まで、換算すると1棟あたりおよそ2,000万円の初期費用が必要な計算になります。

ここでは実際にグランピング事業を立ち上げる際に用いられた、某グランピングリゾートの投資計画を参考に見てみましょう。

ドームテント8棟にかかる初期費用(万円)
内訳金額合計
ドームテント29082,320
宿泊テント棟建築確認申請費158120
BBQスペース棟建築確認申請費158120
BBQスペース79086,320
デッキ工事14081,120
管理棟1,10011,100
管理棟家具45145
管理棟家電40140
管理棟厨房器具1001100
サイン8880
植栽工事4801480
浄化槽設備工事5201520
駐車場舗装工事3001300
家具508400
家電758600
雑貨2816
BBQグリル8864
スモークタワー2816
BBQ用いす・机・ゴミ箱5840
ファンヒーター188
客室備品188
厨房備品20120
管理棟備品20120
送迎車両2601260
投資総額14,037

内訳は表のように、投資総額は実に1億4,037万円を要したことが分かります。

また上表に土地購入費は挙げていませんので、一から土地を購入して事業を始める場合は追加でかなりの額が必要と予測できます。

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売上高比30%超えの営業利益を目標にする

グランピングで高い収益化を望むなら、売上高の30%分は営業利益を確保することを理想とされます

そのためには必要経費を把握し、経費率の目安を見定めて調整していく工夫が求められます。

必要経費としては主に以下4つが大枠を占めます。

  • 人件費
  • 販促費・広告費
  • クレジット手数料
  • 食材費

代表的な必要経費を一覧にまとめ、それぞれどのくらいの経費率を目安に調整していきたいか、示してみましたのでぜひ参考にしてみてください。

必要経費の種類①経費率の目安
②経費削減の工夫例
人件費①売上高の10%~15%前後
②コックレスの検討
販促費・広告費①売上高の10%以内
②実績ある広告企業などとパートナーシップを結ぶ
水道光熱費・燃料費①売上高の5%前後
②入浴設備を無料開放しない
クレジット手数料①加盟店手数料率を3%前後に抑える
②カード会社へ交渉してみる
食材費①売上高の5%前後
②宿泊客の食材持ち込みを可能にする
リネン費①売上高の5%前後
②1名につき1,000円前後に抑える

赤字になりにくい事業は変動費率が高く、固定費率が低いといった特徴があります。

グランピング事業は幸いにも固定費に比べ、変動費の割合が高くなっています

というよりも一般的な企業であれば固定費化するものも、グランピング事業なら工夫次第で変動費化できるものが多い、といった印象でしょうか。

また、経費ではありませんがもう一つ目安として持っておきたい感覚が、テント1棟当たりの年商目標です。

1棟当たりの年商目標は1,500万円以上に設定し、棟数が10棟以上と多い場合はペット同伴可能な客室の用意を検討するなど、さまざまな客層に訴えかけられるプランを揃えることが新規顧客の確保や顧客満足度につながり、年商アップへとつなげられるでしょう。

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思い切った投資が成功への近道

グランピング事業で成功するなら、思い切った金額の初期投資を行なうことがとても大切です。

生き残りに必要な要素として重要なものを2つ挙げるとするなら「初期費用を効率的に回収できるだけの棟数」「他社との明らかな差別化」です。

グランピング事業で効率的に初期費用を回収できるのは10~15棟での経営と言われています。

棟数が少なければ繁忙期に効率よく宿泊客を呼び込めないほか、さまざまな客層へ訴えかけるためのレパートリー豊富なプランの展開が叶わなくなってしまいます。

また、他社との差別化を図るには初期投資をしっかり行ない設備の充実はもちろん、季節ごとに異なるプランや部屋ごとに異なるプランの用意、場合によってはテント一つひとつのコンセプトに変化をつけるのも有効な手段となります。

初期費用が1億円を超えることが当たり前のグランピングですが、せっかく高額投資を行なうのあれば、細部までこだわり抜いたグランピング施設をつくって顧客満足度を獲得していきましょう

顧客満足度の高い宿泊施設は口コミとともに全国へ広まっていくこと間違いなしです。

口コミを味方につけることが出来たら勝ちと言っても過言ではないでしょう。

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開業するなら今!事業再構築補助金が使える

事業再構築補助金とは経済産業省が管轄している事業者向けの補助金であり、中小企業や個人事業主などが思い切って事業を立ち上げることを支援し日本経済に新しい風を吹かせることを目的としています。

新型コロナウイルスの大流行をきっかけに採択されました。

事業再構築補助金には成長枠というものがあり、成長枠の対象として指定された事業を営む事業者は1/2の補助率で、上限7,000万円の補助金を受け取ることができます

過去または今後10年間で10%以上の市場拡大が見込まれる事業が成長枠として指定されますが、グランピング事業はなんと2023年度に新規に成長枠へ指定され、1億円の初期投資もざらではないグランピング事業にとって大変ありがたい機会となっています。

事業計画を立てる上で億単位の資金調達に頭を抱える方は、ぜひ一度事業再構築補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

◇成長枠の詳細:https://jigyou-saikouchiku.go.jp/about.html

◇グランピング事業採択事例:https://jigyou-saikouchiku.go.jp/cases/case018.html

実際に事業計画書へまとめてみよう

アンティーク調の筆記用具類

1~3章でグランピングにおける事業計画のポイントが分かったところで、実際にご自身の事業内容に当てはめて事業計画書へまとめてみましょう。

ここでは、3章でご紹介した事業再構築補助金の事業計画書を参考に、解説を進めていきます。

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事業計画書の項目一覧

実は事業再構築補助金の申請時に提出する事業計画書は様式が定められておらず、どんな項目を記載するかは事業者の裁量に任せられています

決められているのは「A4サイズ15枚以内」という条件だけ。

ただし経済産業省の提供する事業計画書作成ガイドブックを参考にすると、下記項目については事業計画書へ明記しておくべきと捉えることができます。

項目内容
1事業テーマ・方針を定めた経緯自社のありたい姿と現状の比較を明記
ギャップを埋めるための事業テーマや方針を提示
2新製品/サービスの概要と強み現事業にて既存の強みの活かし方、および不足する強みの構築方法を具体的に記す
3売上・利益目標設定の経緯と投資対効果の検証目標達成の根拠を明確化し、集中投資する取り組みを見極めて記載
さらに投資額の裏付けとなる投資回収期間やキャッシュフローとの整合性などを記載
4実行可能な計画の策定1~3での構想内容を計画に落とし込む
他社との差別化や新たな強み、考えられる課題やリスクへの解決策を計画に含めて記載
【明記したい計画】
・売上計画/収益計画
・資金調達計画
・実行スケジュール
・人員体制

必須の4項目をしっかりと言語化して事業計画書へ明記するため、取り組みたい作業は以下の通り。

  • 自社がありたい姿の言語化
  • 市場/競合/顧客の調査
  • 自社の強み/弱みの分析
  • 事業テーマ候補の幅出し→評価・選定による洗い出し

いわばメインは自社分析となります。

自社の状態をよく理解していなければ、本当に再構築すべき部分が見えてこないからです。

深掘りしながら現状分析を行なった上で、机上の空論とならないよう、なるべく明確な根拠を交えながら事業計画書へ書き起こしていきましょう。

事業再構築補助金の事業計画書表紙はこちらからダウンロードできます。

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【参考】グランピングの事業計画書

グランピング事業が事業再構築補助金の成長枠への対象となったのが2023年度ですので事例が少ないのですが、同じく事業再構築補助金の、卒業枠にて採択が決まった企業の事例を見つけることができました。

卒業枠を簡単に説明すると、事業再構築補助金の活用により、中小企業が中堅企業へと成長することを目的とし用意された枠となります。

グランピング事業の卒業枠採択事例を、4-1で紹介した事業計画書の項目一覧に沿わせると、以下のような内容で事業計画書を作成されたのではないかと予想ができます。

有限会社○○(物品賃貸業)
項目内容
1事業テーマ・方針を定めた経緯建設業に関わる総合サービスを展開してきたがコロナの影響で何期も赤字に。
事業継続の危機回避、および地域のつながり強化へ貢献すべく、機械のストックヤード用だった3,000坪の土地を活用した新規事業を検討。
2新製品/サービスの概要と強みコロナ禍に愛犬を迎え入れる人の増加+アウトドア需要の高まりに着目
好立地に恵まれた遊休地と建設業ならではのノウハウを活かしてドッグランとグランピングの複合施設開業を決定。
近隣のペットショップやホームセンター、自治体との連携による地域産業への貢献
3売上・利益目標設定の経緯と投資対効果の検証卒業枠の活用により毎年1か所ずつ施設を増設、社会や地域に役立つ事業を広く継続的に行なえる企業へと成長することを目標とする。
補助事業による設備投資を行ない、補助事業終了後5年目で新規事業の売上比率45.2%と、資本金の増資を計画
4実行可能な計画の策定1~3を踏まえ、具体的な数字を計画へ反映
・売上計画/収益計画
・資金調達計画
・実行スケジュール
・人員体制

実際に事業計画書を見せてもらったわけではないのであくまでもざっくりとした予想でしかありませんが、事業計画の考え方としては非常に参考になりますね。

また、グランピング事業の開業支援に特化したサービス展開を行なう某企業の調査によると、下記5つの観点が盛り込まれた事業計画書は採択率の高い傾向にあると結果が出ています。

  • グランピング業界の競合調査で重視すべき部分は何か
  • SWOT分析で明らかになる「自社の強み」×「事業機会」をいかに活用するか
  • グランピングと既存事業をどのように結び付けて発展させていくか
  • DX化や情報技術を積極的に活用し、推進させていけるか
  • グランピング事業により地域経済へどのように貢献していくか

近年話題のDX化や情報技術をうまく取り入れ、自社の利益だけでなく地域経済への貢献など、利害関係者への影響も併せて考えられていることがアピールポイントとなるでしょう。

関連記事:成功する起業は失敗談にあり!3つの体験談から、起業のコツを掴め

作成に行き詰まったら専門家を頼るべし

事業再構築補助金の「事業計画書」事例紹介より、採択された実際の事業計画書を一部参考にすることが可能です。

私も3社ほど目を通してみたのですが、どれも教科書のような、お手本のような見事な出来栄えで一体どのくらいの時間と労力を費やしたのだろうと、目が回りそうになりました。

事業計画書作成への行き詰まりは誰しもが感じるものであり、行き詰まることは決して珍しいことでも、悪いことでもありません

現事業を経営する方はもちろん、起業経験がなく一般企業に勤めている方だって、事業計画書の作成に十分な時間を割けるケースのほうが少ないのではないでしょうか。

ここでぜひともご紹介させていただきたいのが、創業時の資金調達コンサルサービス【CEOパートナーです。

CEOパートナーは数々の創業融資や助成金・補助金の申込をサポートしてきた実績があります

実際に当サイト「起業コンパス」を通してCEOパートナーを利用した方が1,000万円の創業融資に成功するなど、高額融資を叶えた事例が日に日に更新されています

事業内容によって必要な資金調達額は異なりますし、審査通過する金額も異なりますのでグランピング事業を始めるために1,000万円よりさらに高額の資金調達を検討している方でも、ぜひ気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

一人で何とかしようとせず、専門家の専門知識を借りて少しでも効率よく事業計画書を作成しましょう

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関連記事:創業融資は個人よりも専門家に支援してもらった方がいい3つの理由

まとめ

グランピング事業を始めるにあたって、避けては通れない事業計画書の作成ですが、本記事で事業計画を練る際のポイントをお分かりいただけたのではないでしょうか。

グランピングはブーム再来によりこれからも新規参入する事業者が増え、どんどん競争率が上がっていくと言えます。

競合他社の多いグランピング業界で生き残り、発展を遂げていくためには「宿泊客をスムーズに呼び込める土地の選定」「他には真似できない自社だけのコンセプト」「適切なコスト管理と経費削減への工夫」これら三拍子を揃える必要があるのです。

ぜひ4章で事業計画書の具体的な作成方法を把握し、ご自身の現状に合わせて事業計画を練り始めましょう。

行き詰まったり、一人では不安だと感じたりすることがあれば、積極的に【CEOパートナー】を活用してみてください。

きっとご自身の夢に寄り添い全力でサポートしてくれる専門家と出会えますよ。

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関連記事:創業融資の相談はCEOパートナー!実績のある相談所3選

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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