創業融資のためにコンサルは必要?失敗しない業者5つの選び方

壁を見る人

創業融資は自分でやるのは難しいから専門家にサポートしてもらいたい。
そんな時に、創業融資の相談役として頼りになるコンサル。

「創業融資のコンサルは怪しくない?」
「本当にコンサルって必要なのかな」

そんな不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

失敗できない創業融資を成功させるためにも、創業融資のプロであるコンサルをつけることを強くおすすめします。

なぜなら、申請書類の不備がなくなる、面談の練習が可能、融資先の種類も増える
など専門家をつけることによって融資が通る可能性が格段に上がるからです。

今回創業融資コンサルの必要性やメリット・デメリット、さらにコンサルを選ぶポイントをまとめています。

創業融資を成功させるために、この記事が参考になれば幸いです。

悪質な創業融資のコンサルに引っかからないために、以下の3つをチェックしましょう!

  • 完全成功報酬制で依頼することができる
  • 国に認定された事務所
  • 過去創業融資の審査を通過した実績がある

この3つの条件で効率的に探すなら、CEOパートナーというマッチングサービスがおすすめです!

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目次

創業融資を通すためにコンサルは必須

創業融資は誰もが申請すれば、融資を受けられるわけではありません。
また、一度失敗してしまうと最低半年は再審査を受けることもできなくなってしまいます。

そこで失敗できない創業融資を受けるためにコンサルは必要不可欠な存在です。

創業融資のコンサルの必要性、サポート内容について説明します。

  1. 創業融資を自分でやるリスク
  2. 【実例あり】主なサポート内容
  3. コンサルを受けるべきか確認リスト

これから以上の3点についてまとめていきます。

創業融資を自分でやるリスク

創業融資を創業者自身で行うことは多くのリスクがあります。

例えば、事業計画書や他の必要書類の作成。

そもそも何が必要なのか、不備なく手続きができるのかなど融資に関しての知識がないといけません。

書類が完璧だったとしても、創業融資を受ける際には金融機関との面談があります。面談の対応も相手に信用されるのか重要なものです。

しかし、事前知識もなく面談を受けると、経営収支のことで事業計画の甘さや矛盾点を指摘され、審査を落とされる可能が上がります。

いくら経営が上手くいくのが分かっていても、書類の一部に不備があったり、面談での準備不足が原因で融資が受けれなくなります。

自身でやってしまうと、せっかく融資を受けられる可能性をつぶしているのです。

また、創業融資の書類準備・書類作成について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事:創業融資の必要書類は自分で作成するな!最大10種を専門家に丸投げ

関連記事:創業融資成功への近道!事業計画書の正しい作り方

【実例あり】主なサポート内容

創業融資のコンサルは融資を受けるための全般のサポートをしてくれます。
具体的なサポートとしては、

  • 事業計画のアドバイス
  • 事業計画書の作成
  • 各種届のサポート
  • 面談対策や立ち合い

などがあります。さらに財務状況の相談など他のサポートも追加で増やすこともあります。

コンサルのサポートの一部を実例を用いて、紹介します。
元々営業職の方が飲食店を開業しようとしていました。

しかし飲食店での実務経験はなかったので、事業計画書を作成できず融資を諦めかけたそうです。

金融機関は事業計画書同様に事業経験も重要視しています。

そのためコンサルは依頼者を徹底的にヒアリングし、創業者の営業経験や知識から事業の経営につなげました。

1から事業計画書の作成・綿密な面談対策を行い、実務経験が無いと難しいと言われていた融資を受けることができました。

サポートは多岐にわたりますが、融資を受けるための全般手伝いとイメージすると分かりやすいかもしれません。

しかし、何でもやってくれるというわけではありませんので、契約での業務内容を確認して依頼しましょう。

サポート内容についてさらに知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事:創業融資サポートは専門家へ!悪徳業者に騙されない5つのポイント

コンサルを受けるべきか確認リスト

それでも、コンサルを受けた方がいいのか迷っている方は以下のリストで確認してみてください。

この中で3つ以上当てはまらない方はコンサルを受けることを強くおすすめします。

  • 創業する事業に関して知識や経験がどちらもある
  • 売上高・粗利を予測し出すことはできる
  • 事業計画書を自分で作成することができる
  • 会計士・税理士である、またはその知識経験がある
  • 資金使途を詳細に説明することができる

融資を申請する時には事前の知識がないとできないことが多くあります。また、手引き以外でもどのようなポイントが重要視されているのか分からなければ、審査の通過率を下げることになります。
どれほど創業融資の知識があるのかが重要ですので、もし1つでも不安なことがあれば、一度コンサルを検討してみてください。

創業融資コンサルを受けるべき5つの理由

お金とビジネスマン

創業融資のコンサルの必要性について、以下の5つのメリットがあります。

  • 融資通過率が上がる
  • 融資先の種類が増える
  • 事業に集中できる
  • 補助金や給付金の相談ができる
  • 今後の融資も有利に働く

上記について詳しく解説していきます。

融資通過率が上がる

コンサルをつける最大のメリットはなんといっても、審査通過率が上がることです。
日本政策金融国庫の場合、創業者が自分で申し込んだ場合は通過率50%程度。

一方で専門家にサポートをした場合は通過率90%になるといわれています。

自身でやると約半分の確率で落ちてしまうのに対し、コンサルをつけることによって格段に融資審査が通過しているのがわかります。

また希望通り融資額も通る確率も同様に上がります。

融資先の種類が増える

コンサルは融資に関して多くの情報を持っているため、豊富な融資先を提案してくれます。

創業融資は一般的には日本政策金融公庫への申請が多いですが、他にも地方自治体や民間の金融機関にも融資を申請することもできます。

依頼することにより、思いがけない融資先を見つけることもできるかもしれません。

事業に集中できる

融資先に相談、事業計画書の作成、面談など融資を申請するだけでも、やることは多くあります。

特に事業計画書は120時間以上かけて作成する人もいるほどです
事業をはじめたばかりで忙しい時に調べながら、初めての融資申請をするのは骨が折れます。

コンサルを付けることにより、自身でリサーチしなくても資料作成ができるのは、時間の短縮になります。

補助金や給付金の相談ができる

創業融資のコンサルを会計士や税理士などの士業にすると、補助金や給付金の相談もすることができます。

業界や状況によっては申請できる補助金や助成金をがありますが、情報や知識がないために存在事態を知らないこともありえます。

創業融資以外での資金繰りをサポートしてくれるのは大きなメリットです。

今後の融資も有利に働く

融資先の金融機関は、コンサルをつけているということで融資や経営に対して真剣であると判断されやすいです。

また今後の決算、財務状況から経営について相談することができ、融資が受けることができるかもコンサル側で判断することができます。

さらに創業融資だけではなく、追加の融資を申し込む際の手助けとなってくれるでしょう。

創業融資コンサル3つのデメリット

コンサルをつけるにあたりメリットを上げましたが、もちろんデメリットもあります。

デメリットは以下の3つあり、こちらを踏まえコンサルの検討をしていきましょう。

  • 費用がかかる
  • コンサルの専門か確認が必要
  • 契約以外で追加料金がかかることも

この3つのデメリットの詳細は以下にまとめいます。

費用がかかる

融資コンサルはもちろん有料のサービスです。

これが1番のデメリットです。

コンサル事業に明確なルールはないため、料金体系も事業者によって異なりますので注意してください。

こんなにかかるとは思わなかったとならないためにも「どこまでの業務を行ってこの料金なのか」などの契約内容をよく確認する必要もあります。

コンサル料の相場などは後述いたします。

コンサルの専門か確認が必要

コンサルによっては専門分野があります。

業界によって財務状況が異なり、そのため専門ではない業種業態で依頼してしまうと融資が通らなかったり、情報共有のために手間が増えてしまう事もあります。

依頼する前に同じ業界でコンサルの経験があるのか、またその場合の失敗しやすい点があるのかを聞くことで相違を防ぐことができます。

創業融資の悪質なコンサルについての記事はこちらです。

関連記事:創業融資の詐欺はこうして見抜け!4つ当てはまれば悪徳コンサル確定

契約以外で追加料金がかかることも

創業融資のみのサポートを契約していたために他のサポートやアドバイスによって追加料金を請求されたという話もあります。

例えば、助成金の手続きや面談の立ち合いなどが契約書に記載なく、後から料金が課されたのです。

着手金やサポート内容は業者によって変わりますので、他の業者と見比べることが難しいですが、サポート内容と料金に相違が無いか、契約内容は1つずつ確認するようにしましょう。

創業融資のコンサル料の相場3つの基本知識

電卓

融資のコンサルを探すと多くの業者を見つけることができ、料金体系も様々です。
ですが、相場は以下の3つの基本情報をおさえて、コンサル業者に選んでいきましょう。

  • コンサル料は完全成功報酬制
  • 成功報酬制の「3~5%」が一般的
  • 着手金やサポートで追加料金がかかることも

上記の基本知識があれば、依頼する前に料金が適正価格なのかを知ることができます。
詳しくは以下でまとめております。

コンサル料は完全成功報酬制

基本的に創業融資のコンサル料は融資を受けることができないと、料金はかかりません。

もし審査が通らなかった場合はコストがかからないのです。

成功報酬制の場合は、報酬の成果が分かりやすく報酬計算もしやすいのでコンサルと依頼主どちらにもメリットがあります。

また融資額の決められた比率で料金を計算できます。

成功報酬制について、詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしましょう。

関連記事:創業融資のコンサルは成功報酬制!手数料5%以上は違法

成功報酬制の「3~5%」が一般的

融資のコンサル料の%で一番多いのが「3〜5%」です。

この比率より低い1~2%となっている場合は顧問契約が前提となっていたり、経験を積むために料金を下げているなどが考えられます。

逆に5%以上だと出資法という法律で禁止されています。

着手金やサポートで追加料金がかかることも

基本的に成功報酬制ですが、着手金を設定している業者もいます。

依頼した時点で着手金が発生し、後ほど融資が通ったときに追加で料金がでるシステムです。さらに多くのサポートや契約になって追加料金が発生することも。

特に、助成金や補助金のサポートは出資法の対象外であり、上限がありませんので創業融資以外のサポートも含めて検討している方は注意してください。

創業融資コンサル選び5つのポイント

創業融資のコンサルを探すと多くの業者がいます。

融資をどうしても通したい気持ちに漬け込み、高額な料金で請求するコンサルがいるのも事実です。

融資の成功を分けるコンサルを見定めるためにも、以下の5つのポイントから信頼できるコンサルなのかをチェックしていきましょう。

  • コンサル料が融資額5%以上は違法
  • 政府の認定支援機関か
  • 税理士・公認会計士が所属しているか
  • 実績からコンサルの得意分野か
  • ネット・広告の情報を鵜呑みにしない

なぜこの5つのポイントを注意した方がいいのか以下で確認していきましょう。

コンサル料が融資額5%以上は違法

コンサルの業務として、融資のためのサポートであるため、融資の斡旋に該当します。

実は、報酬は「融資実行額の5%まで」と出資法第4条という法律で決められているのです。

以下引用内容です。

出資法
第四条 金銭の貸借の媒介を行う者は、その媒介に係る貸借の金額の百分の五に相当する金額を超える手数料の契約をし、又はこれを超える手数料を受領してはならない。

引用元:出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律

上記にある通り、着手金と成功報酬制合わせても報酬額5%が上限となっています。
報酬金額が5%超えているの契約は違法ですので、特に報酬額の%は注意してみてください。

政府の認定支援機関か

認定支援機関の正式名称は「認定経営革新等支援機関」です。

政府が事業者を支援する専門家や、経営の相談相手として認定した業者のことをいいます。

政府に認可をもらっている業者ということで、何より信頼があります。また金融機関の窓口との信頼関係すでの構築されているので、金融機関にとっても対応がしやすく、やり取りや審査が滞りなく進めることができます。

認定支援機関についてはこちらの記事で詳しくありますので、ぜひチェックしてみてください。

関連記事:創業融資で失敗しない!認定支援機関に依頼すべき5つの理由

税理士・公認会計士が所属しているか

融資コンサルは資格がなくても、名乗ることができます。そのため多くのコンサル業者が存在します。

しかし、税理士・公認会計士は融資のプロであり国家資格を有している確かな証拠です。

知識が浅い業者に依頼しないためにも在籍しているのか確認しましょう。

また、士業が面談の立ち会いに同席することで金融機関は資金管理を徹底しているといい印象を持たれやすいです。

関連記事:起業するなら0円で税理士と出会おう!税理士に相談できる9つのこと

実績からコンサルの得意分野か

業種業態によって選べる融資先や財務状況も変わってきます。

例えば、飲食業界と建設業界では融資額の規模や経営の収支などが違うことは明らかです。

そこで業界・業種、またどの程度の規模の融資をサポートしてきたのかを問い合わせて確認しましょう。

サイト内でチェックできればいいですが、できる限り今までの業界実績や経験を聞いてください。

ネット・広告の情報を鵜呑みにしない

審査通過率99%と謳っている業者や〇万件以上の実績があるとサイトに記載している業者もいます。

実は審査通過率はコンサルをやればやるほど、通過率の%が上がるので多く依頼されている業者ほど%が大きいのは当たり前なのです。

また、前述したようにコンサルは資格がなくても名乗ることができます。

悪質な業者だと実績件数をごまかす可能性もありますので、全てのネット・広告を鵜呑みにしないようにしてください。

一度問い合わせて確認するか、実際の通帳や契約書といった証拠を公開しているかも確認してみてください。

失敗しない創業融資コンサル選び

握手

融資を受けるためにコンサルを依頼したいけど、悪質なコンサルには関わりたくないはずです。

どのコンサルが良いのか口コミや実績を確かめて依頼したいけど、結局情報量が多く決められないという方に失敗しないコンサルの選び方をお教えします。

今回は効率的な選び方2つにまとめてみました。

  • マッチングサービスを活用
  • 忙しい人におすすめサービス

詳しい内容は以下にまとめています。

マッチングサービスを活用

融資を成功させるためにもコンサルは慎重に選びたいところです。

しかし、質の良いコンサルを探すのは一苦労ですし、できるだけ早く融資を受けたい方にとっては急いで決めたいはずです。

そこでおすすめなのが創業融資の専門家と創業者をつなぐマッチングサービスです。

業種はもちろんのこと実績や自己資金などからあなたにあった融資コンサルを紹介してくれます。

忙しい人におすすめサービス

創業したばかりで忙しい方やできるだけコスパよくコンサルを探したいという人に
おすすめのマッチングサービスは「CEO partner(CEOパートナー)」です。

このサービスを利用するメリットは以下になります。

  • 実績や信頼のある業者しか登録されていない
  • 完全報酬制で融資が通らなければコスト0
  • コンシェルジュ達が最適な業者を紹介
  • 1時間以内に創業融資に強い業者を紹介

など創業融資の専門家を効率よく探すことができますので、創業融資コンサルで迷ったらまずこちらに相談することをおすすめします。

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まとめ

今回の内容をまとめると以下になります。

  • コンサルは創業融資の際には必須
  • 依頼することで通過率や今後の経営にプラスになる
  • コンサル料と契約内容は要確認
  • コンサル料5%以上は違法
  • いいコンサルを探すならマッチングサービスを活用

創業融資コンサルは審査に大きく影響するもので、コンサルにに依頼することで審査を通過する可能性が上がります。

ネットや手引きの情報だけで創業者自身で申請するのもいいですが、かなりリスクが高く、審査率も大幅に下げてしまいます。

融資を確実に受けたいと望む方は創業融資のコンサルに依頼しましょう。

創業融資コンサルは心強い資金繰りの専門家であり、創業者のパートナーです。

事業計画書や面談など融資に関する悩みは、専門家であるコンサルと一緒に解決することができます。

自分に合ったコンサルを見つけられるか心配な方は創業融資のコンサルティングサービス「CEOパートナー」などのマッチングサービスを利用しましょう。

実際に融資が受けられるまでサポートしてくれるコンサルを最短で見つけることができます。

完全無料で相談可能なので、創業融資について少しでも不安のある方は気軽に相談しましょう。

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この記事を書いた人

起業とお金の専門ライター。2022年に個人事業主として起業。起業家仲間と月1の飲み会でビジネスの情報収集・発信。趣味は読書とパラグライダー。起業したい人に向けて有益な記事を執筆しています。

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