事業計画書は自動作成する時代!おすすめツール8選と役立つサービス

ロボットの画家

事業計画書の作成ってかなり面倒ですよね。

それに、忙しい現代人にとっては時間を作ることすらままならず、事業計画書の作成が進まないせいでなかなか創業のタイミングを掴めないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんななかでこの記事にたどり着いた方は、最近流行りの「自動作成」が事業計画書にも適用できてしまうのでは!?と期待を抱く方々かと思います。

結論、事業計画書は自動作成できてしまいます

そのため、一から自力で作成しようと力む必要はないのです。

おすすめできる8つの自動作成ツールをご紹介するとともに、自動作成する上で気を付けたいこと、さらには添削に役立つ税理士のサービスを紹介していきます!

最先端の便利な機能に頼って、賢く楽して事業計画書を作成しちゃいましょう。

関連記事:わかりやすい事業計画書の書き方!4つの項目ごとにポイントを大解説

目次

事業計画書は自動作成する時代!?

AIアシスタント

事業計画書は今や、自動作成する時代と言っても過言ではありません。

これからどんどん自動作成が主流となるであろう理由をご紹介していきましょう。

現代人には一から作成する暇がない

事業計画書を一からすべて作成しようとすると、時間や手間がかかります。

しかし、起業や独立に向けた準備に十分な時間を割けない方は珍しくないでしょう。

現在の職があり、働きながら起業準備するのが一般的かと思います。

そんななか、仕事と起業準備を両立させるのはかなり至難の業なのです。

だからこそ、自動作成に頼って時間や手間を短縮しようとする方が増えています。

関連記事:独立するには5つの準備から始めよう!働きながらの行動がポイント

今話題のAIが事業計画書を作成できる

2023年あたりから、ChatGPT(チャットジーピーティー)というAIアプリの普及が話題になったのは記憶に新しい話ですよね。

実はこのような気軽に使えるAIアプリを用いて、事業計画書の作成ができることが分かっています。

AIアプリは本当に何でもできてしまいますよね。もちろん作文することも得意なので、適切な指示さえできればあっという間に事業計画書が作成できてしまうのです。

関連記事:【創業融資】審査員の心を掴む事業計画書!最重要項目4つを解説

あらゆる自動作成ツールが誕生している

AIの普及により、事業計画書の自動作成ツール開発に着手する企業が増えています。

今や少し検索しただけで一度に3~5個のツールと出会うことができます

なかにはAIを用いたものでなくとも、たとえば項目を選択していくと、内容に合わせてテンプレを作成してくれるものなど、形態はさまざまです。

ツールごとに強みが異なりますのでいくつか使ってみて、自身の考えに一番近しい事業計画書が作成されたり、自身にとって操作が分かりやすく使いやすいツールを吟味してみることをおすすめします。

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事業計画書の自動作成ツールおすすめ8選

ロボットによるレポート作成

ここでは実際に、事業計画書の自動作成に使えるおすすめのツールを8つご紹介していきます!

  • 経営計画つくるくん
  • freee創業融資
  • ビズリーAI
  • 事業計画書作成ツール
  • StartDash
  • Scheeme
  • ChatGPT
  • Gamma

それぞれ特徴が異なりますので、ぜひご自身と相性の良いツールを見つけてみてくださいね。

経営計画つくるくん

中小機構開発の、唯一政府機関が出している経営計画(事業計画)作成アプリです。

できることとしては次の3つです。

  • 選択肢の選択と少しの文字入力により最短30分で経営計画作成
  • 経営計画作成に必要な基礎知識のクイズ学習
  • 作成した経営計画のExcel形式での出力

選択した業種によって適切な入力項目が用意されたり、一人でなく支援者とともに作成ができたりと、シンプルで使いやすさに特化したアプリであると言えます。

また全国の商工会で事業計画書の作成支援に用いられているなど、公に広く活躍しているツールです。

経営計画つくるくんはこちら

関連記事:【122万人以上が入会!】創業融資は商工会議所を上手く活用して!

freee創業融資

創業に関する便利なツールを無料のものから有料のものまで、さまざまに用意していることで有名な「freee(フリー)」からも、事業計画書を簡単に作成できるツールが展開されています。

特徴は次の4つです。

  • 日本政策金融公庫への提出書類である創業計画書を自動作成
  • ステップに沿って入力していくだけでOK
  • 作成しながら資金繰りのシミュレーションが可能
  • 作成した計画をもとに専門家との無料面談や融資申請サポートが受けられる

私もfreeeのツールを使ったことがありますが、非常に分かりやすい選択肢のもと、簡単に書類作成できた記憶です。

シミュレーション機能が搭載されていたり、自動作成だけでなく、その後の専門家によるフォローも依頼できるのが魅力的ですね。

freee創業融資はこちら

関連記事:【創業融資】サポート先ランキング!信用できる専門家の見つけ方

ビズリーAI

選択肢や入力した文字を当てはめていく形式ではなく、完全に人工知能に事業計画書を作成させることに成功したビズリーAI。

最新のGPT-4を起用し、事業計画書の自動作成に特化させています。

できることは次の3つです。

  • 人工知能によるビジネスアイデア実現のための計画作成と分析
  • オンライン保存機能によりいつでもどこでもダウンロード可能
  • アイデアのタイトルと概要を入力するだけで自動作成

本格的に人工知能の実力を頼る場合は有料ですが、月3,300円(税込)と、手間をかけずに短時間で質の高い事業計画書を作成するにはコスパが良いと言えます。

また、人工知能が完成させた計画を通して、新たな発見が得られるかもしれません。

ビズリーAIはこちら

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事業計画書作成ツール

代表的な12業種別に事業計画書を自動作成できるツールです。

該当する業種がなくても、近しいものを選べば作成可能なので可能性は無限大です。

3つの特徴を見ていきましょう。

  • 質問に答えていくだけで日本政策金融公庫の創業計画書が完成
  • 4188社への調査データをもとに計画の成功性を判定できる機能付き
  • CSV形式・Excel形式・PDF形式と幅広い保存方法が選択可能

いざ自動作成できたと言えど、完成したもので問題ないのかどうか、自信が持てないことだってあるかと思います。

そんなときに独自調査のデータをもとに、計画の成功性や安全性を測ってくれる判定機能は嬉しいものですね。

事業計画書作成ツールはこちら

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StartDash(スタートダッシュ)

誰もが知る大手総合電機メーカー「SONY」が開発した事業計画書作成ツールで、単に事業計画書を完成させるだけでなく、ビジネスアイデアの発想からサポートが行なわれるツールです。

特徴を4つ挙げていきます。

  • ノウハウやビジネスの基礎知識を学べるページ付き
  • 質問に回答するだけで簡単に自動作成される
  • 事業計画書以外に数値計画や投資家への説明資料なども作成できる
  • 重要ポイントと自身のビジネスアイデアを照らし合わせて確認できる

アイデア共有機能なども携わっているので、一人はもちろん、プロジェクトメンバーとの共同作成も可能です。

事業計画書だけに留まらないことから、創業前~創業後まで長く活用できるツールです。

StartDashはこちら

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Scheeme(スキーム)

事業計画書の自動作成はもちろん、融資や補助金の申請までを一貫して行えるツールです。

できることは主に次の5つです。

  • 事業情報や数値計画を予めクラウド保存しておくことでいつでも簡単に事業計画書が自動作成される
  • 簡単に資金繰り管理できる機能が付いているため常時活用できる
  • 会計ソフトや銀行口座との連携で事業計画の進捗確認ができる
  • 公募中の制度融資や補助金を検索して探せる
  • 成功実績のある事業計画書のフォーマットが見れる

資金繰り管理や事業計画の進捗確認など、創業後も引き続き活用することで経営に非常に役立つツールとなるでしょう。

公募中の制度融資や補助金の検索機能は色々と調べる手間が省かれて嬉しい機能ですよね。

Scheemeはこちら

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ChatGPT(チャットジーピーティー)

最近ホットな話題を呼んだAIチャットボットサービスですが、うまく指示できれば事業計画書を作成させることが可能です。

事業内容の概要を指示することで計画書の大枠が簡単に作成可能ですが、文章の中身を事実と相違なく書かせるためには、何度かやり取りが必要になりますので少々手間がかかるでしょう。

また、ChatGPT単体では図表を用いた説明資料の作成ができませんので、「ChatGPT Advanced Data Analysis」というものを活用することでExcel上に収支計画表を出力させることが可能となります。

ChatGPTはこちら

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Gamma(ガンマ)

事業計画書内の文章は自動作成できませんが、先ほどご紹介したChatGPTでは補えなかった、画像やイラストを用いた図解スライドの自動作成が可能となるのが「Gamma」です。

こちらも人工知能を用いたツールですので、作成したいスライドの概要や項目を指示すれば、その通りにスライドを自動作成してくれます。

内容を修正したいときはAIチャットボットに投げかけるだけで修正してくれるので、自身で内容を調整する手間が省けます。

Gammaはこちら

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事業計画書は自動作成したままではダメ

ロボットと人間の議論

事業計画書が自動作成されたら創業準備がかなり楽になりますが、かといって自動作成ツールにすべて任せっぱなしではよろしくありません。

ツールがすべてではないので、そのまま提出してしまうと審査落ちの可能性も十分にあります。

その理由と、具体的にどうすればよいかをご説明していきますので、ぜひ参考に行動してみてください。

文章が不自然かもしれない

自動作成した文章は少なからずどこかしら不自然な部分があります

感覚的な話にはなってしまいますが、言い回しが不自然だったり、文法が正しくなかったりと、自動作成ツールにもまだまだ課題があります。

ツールはあくまで大体の内容を固めるために活用し、最終的にはご自身の言葉で修正しながら完成させていく必要があります

事業計画書を提出する先の審査担当者からしても、あまりにも機械的な文章だと感じてしまうと「この文章は経営者の意思で作成されていないのではないか」と不信感を与えてしまうかもしれません。

関連記事:創業融資の難易度は準備次第で変わる!審査が通りやすくなる3つの基準

データに相違があるかもしれない

自動作成されたデータは必ずしも正確に作られているとは限りません

計算自体はツールの得意分野ですので間違うことはないかと思いますが、数値を出すための元データに相違があれば、収支計画表など、作成されるデータに不備が生じてしまいます。

確認のために最低限の算出方法などは知っておくべきですし、審査担当者にご自身からも直接説明できるようにしておくべきです。

また、データと事業計画書本文の内容に相違が生まれていても審査通過しやすい書類とはとても言えませんので、整合性についても確認しておきましょう

関連記事:創業融資の面談で失敗しない!16質問の攻略で審査通過まで一歩前進

実際の事業内容と異なるかもしれない

自動作成できたとしても、いざ完成した事業計画書を確認すれば実際の事業内容と異なる部分があるかもしれません。

一つずつステップを踏んで、順番に選択項目や入力項目から作成されるツールなら大きな相違は生まれにくいですが、ChatGPTやGammaのように、利用者から文章でざっくりとした指示を出すようなツールを活用する場合は、ご自身とAIの間で認識相違が生じる可能性がありますので注意が必要です。

チャットボット式のものならやり取りを行ないながら修正していけるはずですので、修正にも人工知能をうまく活用していきましょう。

関連記事:創業融資の必要書類はこれを読めば分かる!作成方法と3つのポイント

事業計画書の添削はCEOパートナーを頼ろう

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事業計画書の自動作成後はご自身での確認と添削が欠かせませんが、事業経験がない方はそもそも添削すべき部分が分からない、添削できる自信がない、といったことも珍しくないでしょう。

そんな不安を解消してくれるのが、創業融資の申込コンサルサービス【CEOパートナー】です。

結局は人間になりますが、事業計画書作成に強みを持つ税理士をうまく頼って、より精度の高い書類に仕上げていきましょう。

 CEOパートナー|公式サイト

融資サポート実績なんと総額140億円

公式サイトにも記載がありますが、CEOパートナーの創業融資サポート実績はなんと140億円と、実に多くの相談者の資金調達を成功させてきたと分かります。

これから創業予定の方が一人で創業融資に申込むよりも、CEOパートナーを頼ったほうが審査通過率が高いという結果も出ています。

私が直接お伺いしたのは、相談者の方が持ち込んできた事業計画書では融資が実行されても推定400万円ほどの内容だったところ、税理士の添削が入ったことにより、実際には1,000万円の融資実行がなされたのだとか。

より高額の融資を狙いたいなら、一人で何とかしようとせずCEOパートナーを頼るのが断然おすすめです。

関連記事:資金調達できない5つの理由|中小企業が現状脱却するために必読の裏技

創業融資に強い税理士目線でアドバイス

自動作成した事業計画書は正直、専門性がどれほど高いものであるか、保証はされていません。

だからこそ添削にはCEOパートナーを頼ることで、数々の創業融資申込をサポートしてきた税理士による専門家目線でさまざまにアドバイスをもらうことができます

自動作成された事業計画書はどうしても完成度の高いように見えがちですが、第三者に見てもらうことで、意外にも不自然な部分が見つかるなんてこともあります。

ダブルチェックを行なう意味でも、本気で資金調達を成功させたいなら一度専門家の目を通しておくのが確実でしょう。

関連記事:創業融資は自分でやると損!専門家に依頼した方が100%確実な理由

事業計画書の作成を依頼してもOK

自動作成のカテゴリにすると税理士の方々に怒られそうなところではありますが、ツールをうまく活用できない方、ツールに任せるのは心配だといった方には、CEOパートナーの税理士に事業計画書の作成を丸投げしてしまうことも可能です。

もちろん、どんな事業内容で、どんな計画で進めようとしているか税理士の方と認識をすり合わせる作業は必要になりますが、人間の手によって一から作成することとなるため、不自然な書類が出来上がってしまうということはありません

また、自動作成ツールだとありきたりな内容になってしまいがちですが、担当する税理士の方独自の知見を活かした、より審査に通りやすい書類の作成が叶うと言えます。

融資の審査担当者も人間ですので、結局は人の手を頼るのがよいかもしれませんね。

関連記事:資金調達のサポートはプロに!資金調達の体験談3つも大公開

まとめ

事業計画書の作成は時間と手間のかかる作業で、創業予定の方を悩ませる少々厄介な存在でもあります。

そんなときこそイマドキな自動作成ツールに頼って、簡単に作成を済ませてしまいましょう

しかし自動作成ツールに作らせたらそれで満足、というのは危険です。

あくまで決まったシステムだったり、人工知能だったりが動いているだけですので、独自の考えや説得力のある内容にご自身の手で修正していく必要があります

こうした書類添削に役立つのが、創業に詳しい税理士と即日マッチングが叶うCEOパートナーです。

何人もの相談者の融資成功をサポートしてきた税理士だからこそのアドバイスを活かして、事業計画書の精度をより高いものに仕上げましょう。

始めから税理士の方に事業計画書の作成を依頼することもできますので、忙しい方は併せて検討してみてはいかがでしょうか。

 CEOパートナー|公式サイト

関連記事:創業融資の相談はCEOパートナー!実績のある相談所3選

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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