医師で個人事業主を目指すあなたへ!メリット・デメリットと節税対策

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医師としてのキャリアを築いてきたあなたが、個人事業主として独立を考えるのは大きな決断です。

勤務医としての安定した給与や福利厚生を手放す代わりに、自由な診療スタイルや自分のペースで働くことができる個人事業主という選択肢。

その一方で、経営リスクや資金繰り、税金対策など、新たな責任が伴うことも事実です。

この記事では、医師が個人事業主になる際のメリットとデメリット、知っておくべき節税対策について詳しく解説します。

個人事業主の強い味方、CEOパートナーについてもご紹介。

これから独立を目指すあなたの道標として、ぜひ参考にしてください。

目次

医師が個人事業主になるメリット

医師が個人事業主になるメリット

医師として長年勤務してきた方々にとって、個人事業主として独立することは大きな転機となります。

この記事では、医師が個人事業主になることで得られる具体的なメリットについて詳しく解説していきます。

自分のペースで診療できる

個人事業主としてクリニックを開業することで、診療時間や休診日などを自分で決められます。

自分のライフスタイルに合わせて診療を行うことで、仕事とプライベートのバランスを調整しやすくなります。

また、診療の方針や治療内容も自分で決定できるため、自分の理想とする医療を提供できる自由があります。

収入のコントロールが可能

病院勤務と異なり、個人事業主として開業すると、収入を自分でコントロールできます。

診療の範囲やサービスの拡充、診療時間の工夫により収益を増やすことが可能です。

診療報酬の仕組みや経費の節税対策を上手に活用すれば、病院勤務時以上の収入を得ることも可能でしょう。

診療方針や設備投資を自由に決定できる

個人事業主としての医師は、診療方針や医療機器の選定、スタッフの雇用などを自分で決定することができます。

自分の理想とする医療サービスを実現し、患者にとって最適な医療を提供するための柔軟な運営が可能です。

医師が個人事業主になるデメリット

医師が個人事業主になるデメリット

ここでは、逆に医師が個人事業主になるデメリットについて解説します。

経営リスクと収入の不安定さ

個人事業主として開業すると、すべての経営リスクを自分で負わなければなりません。

患者数が増えない場合や経営がうまくいかない場合、収入が大幅に減少する可能性があります。

病院勤務時のように安定した給与が保証されないため、特に開業初期は収入が不安定になりがちです。

経営と医療の二重の負担

医師としての診療業務に加え、経営管理も自分で行う必要があります。

スタッフの管理、設備投資、財務管理、集客、マーケティングなど、医療以外の業務にも時間と労力を費やす必要があります。

経営に不慣れな医師にとっては、これらの追加業務が大きな負担となり、診療に専念する時間が減ることもあります。

初期投資と運転資金の確保が必要

開業するためには、クリニックの物件取得、医療機器の購入、スタッフの雇用など、大きな初期投資が必要です。

また、運転資金も確保しなければならず、資金繰りが難しくなる可能性もあります。

設備や運転資金の融資を受ける場合、返済計画を立て、継続的な経済管理が求められます。

医師が個人事業主になった時の節税対策

医師が個人事業主になった時の節税対策

個人事業主になると、勤務医とは違い自身で確定申告を行う必要があります。

自身の事業に合った方法で、適切な節税対策を行いましょう。

青色申告の活用

青色申告を行うことで、多くの節税メリットを享受できます。

個人事業主として青色申告を選択すると、65万円の特別控除が受けられるほか、事業が赤字になった場合、その赤字を最長3年間にわたり繰り越すことができます。

開業初年度に大きな設備投資を行い赤字になった場合でも、翌年度以降の黒字と相殺することで、税負担を軽減することができます。

医療機器や設備の減価償却

クリニックで使用する医療機器や設備は高額になるため、これらを「減価償却」として数年にわたって経費計上できます。

これにより、一度に大きな費用を計上するのではなく、数年にわたり計画的に節税効果を得ることが可能です。

事業に必要な経費の計上

個人事業主は、事業に必要な支出を経費(診療機器、家賃、光熱費など)として計上でき、これが課税所得の圧縮に役立ちます。

クリニックで使用する車の購入費や駐車場代、ガソリン代、さらに家族を雇用した際に支払う給与なども、経費として処理することが可能です。

医師で個人事業主を目指すならCEOパートナー

ここまで個人事業主になるメリット・デメリットについてお伝えしましたが、「独立のメリットは大きいけれど、デメリットの面が不安」という方も多いでしょう。

しかし、それらのデメリットを解決してくれる強い味方がいます。

それが「CEOパートナー」です。

初期投資・運転資金の確保をサポート

CEOパートナーで紹介している税理士は、創業融資・資金調達の実績を誇っています。

独立で必要な初期投資、運転資金の確保は資金調達のプロに頼りましょう。

高額になりがちな医療設備費用のお悩みを解決します!

節税対策をアドバイス

勤務医の時にはなかった節税対策。

誰でも始めは難しく感じますし、確定申告の負担も極力減らしておきたいですよね。

税理士に相談することで、専門知識が必要な節税対策をアドバイスしてもらうことができます。

財務管理もお任せ

個人事業主になることによって、医療以外にもやらなくてはならないことが増えていきます。

財務管理もその一つですが、安定した経営を行うためには欠かせません。

CEOパートナーで紹介した税理士と顧問契約を行うことで、財務管理もプロに任せることができます。

まとめ

医師が個人事業主として独立することは、大きな自由とやりがいを伴う一方で、慎重な計画と準備が必要な決断です。

自由に診療スタイルを決められることや、自分のペースで働ける点は大きな魅力ですが、経営に伴うリスクや収入の不安定さは無視できません。

しかし、そのデメリットも賢くカバーできれば、理想の働き方ができるようになります。

この記事が、その第一歩を踏み出す際の助けとなれば幸いです。

これからの挑戦に向けて、心から応援しています!

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この記事を書いた人

専門学校を卒業後、一般事務に就職。その後目指していた業界に再挑戦し、フリーのクリエイターとして独立しました。これから独立を目指す方へ、自身の経験が役立てばと思い執筆をしています。趣味はカラオケとゲーム実況鑑賞、苺味のお菓子を探すこと。

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