兵庫県の女性には起業家支援事業がおすすめ!2つの理由と採択のコツ

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兵庫県の女性が受けられる「起業家支援事業」をご存知でしょうか。

タイミングによりますが「女性起業家支援事業」が実施される年度もあり、兵庫県の女性が県内で起業を通して事業を実現させるのに、必要となる資金の調達を支援しています。

今回は兵庫県の女性にぜひ活用いただきたい起業家支援事業についてその概要をご紹介するとともに、採択されるコツや併せて検討したい女性起業家向けの支援事業を6つご案内していきます。

兵庫県で起業したい!という女性の夢を叶えるために、兵庫県での起業を検討する女性の皆さまはぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

目次

兵庫県の女性に嬉しい起業家支援事業とは?

兵庫 女性

まずは、兵庫県に住む女性におすすめの起業家支援事業の概要から解説します。

県内での起業促進に向けた支援が目的

事業の目的は、兵庫県内での企業を促進することです。

起業するためのアイデアはあるけど資金がないという方のビジネスプラン開発を支援します。

審査通過で経費の一部を補助

とはいえ、すべての方が支援を受けられるわけではありません。

起業を目指す方を対象にした審査会で有望なビジネスプランと選定された方のみ事業で使用する経費の一部を補助します。

まずは、審査会で認められるだけの資料作りやプレゼン準備を行なう必要があるでしょう。

補助内容の詳細を一覧で確認

応募対象者や対象経費、補助金額などを表にまとめたのでこちらをご確認ください。

応募対象者・兵庫県内に居住している方
・2025年1月末日までに居住を予定している方上記のいずれかに該当していて、2023年4月1日から2025年1月末日までに県内で新たに創業もしくは第二創業をした方、またはそれを予定している方
補助対象経費証拠書類によって事業の立ち上げに必要ということが明確に証明できる経費
(例)
・事務所開設費
・備品費
・広告宣伝費 など
補助金額・上限100万円(補助率2分の1以内)
ただし、空き家を活用する場合にはその改修費に対して別途100万円を加算
補助対象期間2024年4月1日~2025年1月末日
応募方法・事務所がある場所を所管する商工会や商工会議所
・ひょうご産業活性化センター内よろず支援拠点上記のいずれかで事前相談のうえ、申請書提出
その後、書類審査・ヒアリング審査によって選考を行なう

起業家支援事業が女性におすすめな2つの理由

女性

続いて、兵庫県の起業家支援事業が女性におすすめできる理由を解説します。

「女性起業家支援事業」が存在する年も

年によっては起業・第二創業を目指す女性に限定した制度が設けられていることもあります。

それが「女性起業家支援事業」です。

補助金額や要件も起業家支援事業と同等なので、女性の起業者は積極的に活用することをおすすめします。

3年間で165名の女性が採択

起業家支援事業の直近3年間の採択事業者一覧より、令和元年度は56名、令和2年度は55名、令和3年度は54名の女性が採択されていることがわかります。

令和元年度女性起業家支援事業 採択事業者一覧(56件)
令和2年度女性起業家支援事業 採択事業者一覧(55件)
令和3年度女性起業家支援事業 採択事業者一覧(54件)

年に約50名の女性起業家が、起業家支援事業によって誕生しているということですね。

女性が起業家支援事業に採択されるには?

女性 起業

お伝えした通り、起業家支援事業には審査があります。

その審査に通過するためのコツについても紹介するので参考にしてください。

事業計画書を丁寧に作成する

まずは、書類審査を受ける必要があります。

最寄りの商工会・商工会議所もしくは、ひょうご産業活性化センターのよろず支援拠点に提出を求められる申請書類には、事業計画書が必要です。

事業計画書とは金融機関に融資を申請する際にも必要な書類で、事業の目的やサービスの説明、強み、市場分析の結果、今後の見込みなどを記載します。

事業計画書がしっかりしているかどうかで、書類審査の結果が決まってもおかしくありません。

自己資金をなるべく準備する

創業時の自己資金も審査の対象です。

自己資金が少ない創業者と、潤沢な資金をもとにビジネスを始める創業者では、余裕のある後者の方が事業を成功させる可能性は高いでしょう。

審査する側も、成功確率が低い事業に投資はしたくないはずです。

また、資金を集めることで計画性や熱意もアピールできます

長い期間をかけて準備をしてきたという点も伝えられるので、好印象につながるでしょう。

信用情報を汚さないようにする

自己資金を用意するべき理由と同様、リスクのある相手に対する投資は厳しいのが現実です。

そのため、信用情報も落とさないように気を付けましょう。

信用情報が悪くなるのは下記のような場合です。

  • 過去に返済を遅延したことがある
  • 他社からの借入金額が多い
  • ブラックリスト入りしている
  • クレジットカードに初めて申し込みをした

場合によっては、信用情報が直るまでに数年かかることもあります。

なるべく記載したような行動は避けるようにしてください。

面談対策は専門家と行なう

書類審査が終わると、ヒアリング審査に移ります。

担当者を相手にした質疑応答で、審査を進めるという方法です。

チェックされるのは下記の5項目です。

  • 新規性・独自性・優位性
  • 市場性(成長性)
  • マーケティング戦略(継続性)
  • 地域活性化への波及効果
  • 経営者の資質

どのように回答したらよいか不安になる方も多いでしょう。

そんな時は、専門家に頼ってみてください

次項では、おすすめの専門家について紹介します。

CEOパートナーのサポートを頼る

おすすめしたい専門家はCEOパートナーです。

創業や融資に詳しい専門家を紹介する事業を行なっており、現在までも数多くの創業者のサポートを行なっています

そのため、本件のような支援事業の申請も得意分野です。

面接対策や申請書類の作成支援も行なっています。

審査通過率の向上はもちろん、分からないことは何でも相談できるので作業の効率化にもつながるでしょう。

女性起業家におすすめその他の支援事業6選

女性起業 支援

女性起業家におすすめしたい支援事業は、起業家支援事業だけではありません。

ほかにも注目しておきたい事業が6つあるので、事前にチェックしておきましょう。

両立支援等助成金(女性活躍加速化コース)

働く社員の仕事と育児や介護の両立女性の活躍推進を目指すための取り組みを行なう事業者を支援するのが両立支援助成金です。

制度には、「出生時両立支援コース」「介護離職防止支援コース」といったコースも存在し、いずれも女性と相性のよい制度といえるでしょう。

なかでも、「育児休業等支援コース」は条件を満たせば最大で60万円の助成金が支援されます。

いわゆるワーママでも活躍できる環境を与えた企業に支給される助成金です。

女性の活躍推進を視野に入れている方は、取り入れてみてはいかがでしょうか。

キャリアアップ助成金

非正規雇用労働者のキャリアアップを促進させた企業に一定の助成金が支給される制度です。

有期雇用から正規雇用に社員を転換した場合の「正社員化コース」では、1人につき57万円の助成金が与えられます。

そのほかにも、派遣労働者を正社員として迎え入れた場合は28万5,000円が支給されます。

社員のキャリアアップや処遇改善を目指している女性起業家は、ぜひ活用してください。

雇用関係助成金

厚生労働省が扱っている雇用に関わる支援金を、雇用関係助成金といいます。

失業の予防や雇用機会の増大、障がい者の雇用、労働者の能力開発などが主な目的です。

さまざまな条件に該当する対象者を雇用することで支援金を受け取ることができます。

基準や対象、制度の種類も幅広いため、人材の雇用を検討している方は一度チェックしておきましょう。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者販路開拓や業務効率化への取り組みを行なった際に、一定の補助金が支給される制度です。

補助対象経費としては、販路開拓のためのチラシやパンフレット、ホームページやウェブ広告などが挙げられます。

補助率は対象経費の2/3で上限は1事業当たり最大50万円です。

小規模事業を計画している創業者にはおすすめなので、検討しておくとよいかもしれません。

ものづくり補助金

中小企業や小規模事業者の革新的サービス開発や生産プロセスの改善のための、設備投資等を支援する補助金です。

一般型とグローバル展開型の2パターンがあります。

一般型は下記の4つの枠に分類されています。

  • 通常枠
  • 回復型賃上げ・雇用拡大枠
  • デジタル枠
  • グリーン枠

一般枠の最大補助額は1,250万円から4,000万円までで、グローバル展開型は3,000万円までです。

IT導入補助金

中小企業や小規模事業者がITツールを導入した時に利用できるのが、IT導入補助金です。

こちらもさまざまな枠が用意され、2023年にはその年から開始されたインボイス制度に伴う「インボイス枠(インボイス対応類型)」「インボイス枠(電子取引類型)」が誕生しました。

創業するとインボイスへの対応は必要不可欠なので、活用できる場面は増えてくるでしょう。

まとめ

兵庫県にある起業家支援事業を中心に、女性におすすめの支援事業を解説しました。

機会があればぜひ活用してほしいですが、いずれも要件や審査が設けられています。

通過するのは簡単ではない場合もあるので、支援事業の活用を検討している方はCEOパートナーにお問い合わせください

面談や書類作成のサポートはもちろん、どの支援事業が向いているかという提案も行なっています。

その後の経営に対するアドバイスもしているので、長く事業を続けるためにも相談してみましょう

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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