独立をしたいと少しでも思ったことのある方は少なくないはず。
しかし、実際に独立するに至らなかった人が多いのは事実です。
独立を夢見ていたけれど諦めてしまった方に、なぜ諦めたのかを聞いてみました。
すると、「独立に対する悩みや不安が解消されなくて諦めてしまった」と教えてくれました。
そこで今回は独立を考えている人が何に悩み、不安を抱えているのか。
そしてそれらをどうやって解決していくのか。
独立を経験している私がお答えしていこうと思います。
記事の最後では私がおすすめする、独立に関する無料相談が可能な機関も紹介します。
独立における悩みのある方はぜひ参考にしてください。
独立の悩みを専門家に相談!無料相談所5選
独立には多くの悩みが付きものです。
悩みを1人で抱え込むよりも専門家や詳しい人に相談する方が早期解決につながりますし、正直手っ取り早いです。
そこで本章では独立に関しての悩みを無料で相談できる5つの機関をご紹介していきます。
- 商工会議所
- 日本政策金融公庫
- よろず支援拠点
- 中小機講
- CEOパートナー
商工会議所
商工会議所は全国515カ所で活動をしているため足を運びやすい相談機関になります。
経営課題や資金繰りの悩みなど様々な部門の専門家が無料で相談に乗ってくれます。
それだけでなく、起業や経営に関するセミナーも行っており、商工会議所で経営指導を受けると申請ができる補助金もあるのが特徴です。
小規模企業支援事業や国際的な活動も行っているため、海外進出を目指している人や貿易関係で独立を考えている人も相談することが可能です。
日本政策金融公庫
日本政策金融公庫でも独立の相談をすることが可能です。
普段は創業融資をはじめとした貸付を行っている日本政策金融公庫ですが、セミナーを開催していたり、電話やオンラインでの相談も受け付けています。
ビジネスプランや事業計画書の作成など、創業に関する疑問を幅広く相談することができます。
少しでも融資を考えている方であれば相談する価値があるでしょう。
よろず支援拠点
よろず支援拠点は中小企業や小規模事業者からの経営に関するあらゆる相談に無料で応えるための国が設置した相談所です。
あらゆる分野の相談ができることや、全都道府県に相談拠点があるので足を運びやすいのが特徴です。
どんなに小さなことでも親身になって聞いてくれて、実現可能な提案をしてくれます。
漠然とした悩みや不安がある方におすすめの機関です。
中小機講
中小機構は全国に拠点が9カ所と、他の相談所に比べるとあまり多くはないのですが、AIチャットボットで24時間365日相談に応えてくれる「E-SODAN」の設置が特徴です。
それだけでなく平日の9時~17時は専門家にチャットを通じて相談することができます。
もちろんチャットだけでなく、専門家に直接会って相談することも可能です。
相談機関に出向いたり、専門家に直接相談したりするのに気が引けてしまう方こそ、気軽に相談できておすすめです。
CEOパートナー
独立を考えている方の悩みとして、資金に関するものは非常に多いのではないでしょうか。
資金に関するお悩み解決を得意としているのがCEOパートナーです。
資金調達の方法として融資を挙げる方が多いのですが、融資は全員に下りるものではありません。
金融機関による審査を経てようやく融資を受けることができ、審査に落ちてしまうと当然ですが融資を受けることができません。
CEOパートナーに問い合わせを行うと、融資に強い税理士と無料でマッチングしてくれ、融資に関する様々なサポートを受けることが叶います。
相談は無料で、完全成功報酬型なので融資が下りなければ一切費用がかかることはありません。
書類代行や面談などのサポートを手厚く行ってくれるので、融資を受けたいけれど自信がないという方におすすめです。
独立の悩みを相談する前に
独立の悩みは専門家まで相談するのが手っ取り早いですが、実はある程度の情報収集を自力で行うこともできます。
ご紹介する3つの方法を行えば自身で情報収集が叶い、相談前に事前の知識を身に付けておけるため相談がスムーズに運びます。
また、もしかすると相談せずとも自身で解決まで進めるかもしれません。
ぜひ、併せてチェックしてみましょう。
Webで検索してみる
Webで欲しい回答を検索するのが、最も手軽で素早い方法です。
「独立 資金調達」「独立 手続き」などとキーワードを具体的に検索してみましょう。
世間一般的な回答はもちろん、独立経験者による体験談が見つかるほか、専門家の監修した信ぴょう性の高い情報と出会えることもあるでしょう。
ただし中には不確かな情報を扱うサイトも紛れていますので、誤った情報に踊らされないよう、サイトの運営者情報や執筆者を確認するなど、注意が必要です。
本を読んでみる
独立をテーマとした本はたくさん存在しています。
書店や電子書籍、図書館などで探すことによって、自身の求めている情報に特化した本に出会うことは珍しくありません。
本を開いて内容を確認する必要があるため、Web検索ほど簡単ではありませんが、信ぴょう性の危うい情報と出会う可能性は極めて低いといった安心感があります。
本によって情報の深度は異なり、「独立」といった大きなテーマを世間一般論に沿って扱うものもあれば、例えば「独立時の事業計画の立て方」など、より専門性の高い具体的なテーマを取り上げたものもあります。
Webサイトには記述のないような、充実した内容と出会うことができるでしょう。
Webセミナーに参加してみる
独立相談を生業とする企業などが、気軽に参加できるWebセミナーを開催・公開していることがあります。
数々の相談を受けてきた経験豊富なアドバイザーや、専門家の生の声をWeb上で気軽に聞ける機会です。
移動時間が必要ないため時間の融通が利きやすいのもポイント。
参加ハードルが極めて低いため、まずは深く考えずに専門家の話を聞いてみたい方におすすめです。
独立のよくあるお悩みQ&A!
本章では私が実際に相談されたお悩みとその答えをご紹介していきます。
同じ悩みを抱えている人は意外と多いものです。
独立するかどうかを考える上で、何か参考になれば幸いです。
Q1 独立にはいくらかかる?
A:業種によって異なりますが、「2022年度新規開業実態調査」では開業資金の平均は1077万円となっていました。
もちろんもっと安く独立ができますが、逆にもっと費用がかかることもあります。
自身がどの業種でどの規模感で独立したいかを明確にする必要があります。
Q2 どうやって資金調達するのか
A:資金調達の方法として1番のおすすめは融資を受けることです。
融資を行っている金融機関は多数ありますが、中でもおすすめなのが日本政策金融公庫です。
日本政策金融公庫では最大3000万円の融資を受けることができます。
無担保・無保証で融資を受けられる他、他の制度と併用することで金利を下げたり、返済期間を伸ばすことができるといった特徴があります。
融資以外でも補助金・助成金やクラウドファンディングなどの方法があります。
ある程度の自己資金は必要になりますが、資金調達の方法は様々です。
資金がないから諦めるのではなく、どう調達するのかを考えましょう。
Q3 どんな知識が必要?
A:前章でもお話しましたがお金に関する知識は必須です。
主に必要になるのが「財務会計」や「管理会計」などの知識です。
財務会計とは外部へ財務状況や経営状況を報告するための会計になります。
管理会計は財務会計の反対で内部で管理をするための会計です。
お金がどのように回っているのかを把握した上で管理を行い、黒字経営を目指して戦略を立てていかなければなりません。
そのためにもお金に関する知識はある程度身につけておきましょう。
その他に必要な知識はこちらの記事にまとめてあるので参考にしていただければと思います。
Q4 どうやってアイデアを出すか
A:生活の中で不便に感じていることや、今流行っていること、自信の特技などからアイデアを生み出していきます。
また、既に独立をされた方の話を聞くのも良いでしょう。
少しでもアイデアが出てきたらどんなに些細なことでも、無謀なことでも書き留めておいてください。
単体では難しくても組み合わせることで1つの突起したアイデアになる可能性があります。
Q5 独立するならどんな事業がいいのか
A:「2022年新規開業実態調査」では以下のようになっています。
事業を決めた理由として「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」とする方が男女問わず一番多くあります。
また、この表を見てみると「経験がなくてもできそうだから」という項目があるのが分かります。
近年アフィリエイトやネットショップでの独立が増えたのも1つの要因だと思われます。
自身がなぜ独立したいのか、どんな事業だと独立を叶えることができるか、という点から考えると良いでしょう。
Q6 どうやって集客すればいいのか
A:独立した場合、自身で集客を行わなければいけません。
最も多い方法としては取引先に紹介をしてもらう方法です。
実際に私も会社を設立しましたが、以前より御贔屓にしてくださった取引先の方が私の会社を紹介してくれたことで、ある程度の集客が図れました。
今の時代ですとSNSで集客する方法もありますね。
自身の事業がどう集客を行うと効果的なのか見極め、行動していく必要があります。
Q7 従業員はどうやって募るのか
A:最初は友人や会社の同僚などを誘うのが良いでしょう。
最初から求人をサイトに出すのもいいのですが、それには費用が発生してしまいます。
声をかけるだけであればお金が発生することはないので、一緒に働きたいと思った人に積極的に声をかけましょう。
声をかける前に確認しておきたいのが、自身が思っていることをちゃんと話せる関係性かどうか、ということです。
一緒に独立する場合、お金に関する話もしなければいけませんし、意見の食い違いで衝突することもあるかもしれません。
腹を割って話せるか、お互いがお互いに誠実でいられるかよく考えましょう。
Q8 失敗しない方法はあるのか
A:「失敗したくない」
「失敗したらどうすればいいのか」
というご相談を良く受けるのですが、独立をする前からマイナスな気持ちでいるのはあまりおすすめしません。
不安な気持ちもわかりますが、まずは独立に対してポジティブな気持ちを持ちましょう。
独立をするとどんどん問題が出てきて悩んだり不安になったりするかと思います。
そんな時は現状ある問題の優先順位を考えて、1つずつ解決していきましょう。
全てを一気にやろうとすると反って余裕がなくなりドツボにハマってしまうことの方が多いです。
現状を細かく分析し、問題点を洗い出し、優先順位の高いものから解決していく、というのが失敗しない方法の1つになります。
独立のお悩み相談はCEOパートナーがおすすめ
1章でもご紹介しましたが、独立の悩みを相談するにあたって我々一押しの機関は「CEOパートナー」です。
おすすめの理由を詳しくご紹介していきますので、相談先に悩む方はぜひ参考にしてみてください。
独立における相談件数全国No.1の税理士法人
CEOパートナーからご紹介する税理士法人は、独立における相談件数が全国No.1と、非常に頼りにされている機関です。
独立における様々なお悩みを受け、解決してきた実績があるために、どんな悩み相談も必ず解決へと運ぶ確実性があります。
全国で一番相談されている税理士法人に、何でもお悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
経験豊富な資金調達のサポート力に間違いなし
CEOパートナーにてマッチングできる税理士法人は、資金調達のサポートを特に強みとしています。
様々な業種・職種の事業者から相談を受けてきたからこそ、一人ひとりに最適な資金調達の手段や申請書類の作成などを手助けすることができます。
独立において資金調達は必須とも言えます。
サポート力に間違いのない機関に相談するなら、CEOパートナーが断然おすすめです。
融資実行まで手数料0円!気軽に相談できる
CEOパートナーは成功報酬型を採用しているために、資金調達の相談などにおいて融資実行が成功するまでは、手数料0円で何度でも相談することができます!
説明のない手数料を取られることは一切なく、安心して相談することが可能です。
悩み相談に費用をかけたくない方は、CEOパートナーを積極的に活用しましょう。
まとめ
今回は独立に関するお悩みの相談先や解決方法についてご紹介しました。いかがだったでしょうか。
私も会社設立を経験しているので分かりますが、悩みは尽きませんでした。
改めて私からお伝えすることは、同じように悩みを抱えている人がいて、その悩みを解決した人がいるということです。
一人で抱え込んで二進も三進も行かなくなるのではなく、既にその悩みに直面し、解決した先人に頼る方法が一番効率的です。
今回ご紹介した相談機関を使うのも良し、独立をした先輩などに聞くのも良し、SNSを使って相談するのも良しです。
とにかく一人で抱え込まずに誰かに相談をしましょう。
誰かに伝えることで考えがまとまったり、少し心が軽くなったりします。
この記事を読んで誰かに相談しようと少しでも思っていただけたら幸いです。
皆さんの成功を心より願っています!
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