京都信用金庫の創業融資を受けたい!そんな方はぜひ本記事をチェックしてください。
京都信用金庫には創業融資として用意されている融資制度が計5つ存在しています。
それぞれの特徴をまとめてご紹介していくため、比較しながらご自身に適した制度を選ぶことができます。
併せて京都信用金庫から創業融資を受ける流れや、融資以外にも豊富に用意されている創業支援についてご紹介していきますので、ぜひ一つひとつチェックしてみてください。
最後の章では起業コンパスがおすすめしている、プロの専門家による資金調達コンサルサービス「CEOパートナー」をご案内していますので、1人で創業融資の申請が不安な方は併せて検討してみてくださいね。
京都信用金庫の創業融資をまとめてチェック
まずは、当サイトがおすすめしたい京都信用金庫の創業融資制度の概要をまとめました。
下記5つの内容をぜひチェックしておいてください。
- 「ここから、はじまる」
- 「ここから、はじまる ソーシャル」
- 「公庫から、はじまる」
- 「セカンドウィング」
- 「創業ホットライン」
基本はこれ!「ここから、はじまる」
これから創業を始める、または創業間もない事業者を対象に融資を行う制度です。
最初は必要な時に必要な資金を利用できる当座貸越から始まり、その後は事業の進展に伴って毎月返済の証書貸し付けで融資を行います。
支援対象:京都信用金庫の営業エリア内で新しく事業を始める方や事業開始後税務申告を2期終えていない事業者
使用使途:運転資金・設備資金
融資期間:
- 当座貸越:最短約17ヵ月、最長約29ヵ月
- 証書貸付:原則として10年以内
利率:
- 当座貸越:年1.35%(固定金利)
- 証書貸付:年2.15%(変動金利)
社会課題の解決を目指す「ここから、はじまる ソーシャル」
起業家のなかでも、社会課題の解決を目指す方にフォーカスした創業融資制度です。
「ここから、はじまる」と同様に、当初は当座貸越でその後事業の進展に伴い証書貸付に変更するプランを採用しています。
支援対象:京都信用金庫の営業エリア内で新しくソーシャルビジネスを始める方やソーシャルビジネス開始後税務申告を2期終えていない事業者
使用使途:ソーシャルビジネスに使用する運転資金・設備資金
融資期間:
- 当座貸越:最短約17ヵ月、最長約29ヵ月
- 証書貸付:原則として10年以内
利率:
- 当座貸越:年1.05%(固定金利)
- 証書貸付:年2.15%(変動金利)
日本政策金融公庫と連携「公庫から、はじまる」
京都信用金庫「ここから、はじまる」と日本政策金融公庫の「創業支援のための融資制度」との協調融資です。
協調融資は、金融機関側からするとリスクが分散される制度のため単独では融資しにくい案件も対応しやすいといわれています。
「ここから、はじまる」についてはすでに紹介しているため、ここでは「創業支援のための融資制度」の内容を解説します。
支援対象:創業、経営多角化、事業転換といった新しい市場の創出を目指す事業者
使用使途:運転資金・設備資金
融資期間:
- 運転資金:7年以内
- 設備資金:20年以内
利率:日本政策金融公庫が定める利率によって決定
第二創業・多角化に「セカンドウィング」
第二創業や事業の多角化を目指す方の支援を行うのが、京都信用金庫と商工組合中央金庫との協調融資である「セカンドウィング」です。
京都信用金庫が提供する融資制度は、「ここから、はじまる」です。
ここでは、商工組合中央金庫の制度について紹介します。
支援対象:京都信用金庫の営業エリア内で新しく事業を始める方や事業開始後税務申告を2期終えていない事業者
使用使途:運転資金・設備資金
融資期間:
- 運転資金:原則10年以内
- 設備資金:原則15年以内
利率:商工組合中央金庫が定める利率によって決定
相談したいなら「創業ホットライン」
これから創業を検討している方や創業間もない事業者のための相談窓口です。
京都信用金庫の創業融資に関する相談や、その他の経営や創業に関するあらゆる質問を承っています。
今回紹介した4つの融資制度のなかで自分にはどれが合っているのかわからないという方も相談してみてください。
貴方に最適な創業融資を提案してくれるはずです。
創業ホットラインに関する詳細は京都信用金庫の創業融資を受ける方法
続いては、京都信用金庫で創業融資を受ける方法について解説します。
融資を受けるまでには、下記6つのフローが必要です。
開業場所の最寄り支店に電話連絡
申込みをするためには、まず開業場所の最寄り支店に電話で連絡を取る必要があります。
そこで、融資の申し込みを希望することと希望の融資の種類を伝えてください。
京都信用金庫の営業エリアは、京都府・大阪府・滋賀県の一部地域のみです。
事業計画書など必要書類の作成
申込みが完了したら、申請に必要な書類を作ります。
必要書類は融資によって異なるものの、事業計画書の提出は共通して求められるでしょう。
事業計画書は、これから行う事業や商品・サービスの概要、今後の事業の見通しなどを記載した書類です。
金融機関は事業計画書から融資の有無を決定しています。
矛盾点や不備がないように、一つひとつ確認しながら作りましょう。
また、「ここから、はじまる」については専用の事業計画書が用意されているので、項目に沿って必要事項を記入してください。
必要書類の提出、申請
事業計画書などの必要書類が完成したら、信用金庫に提出します。
信用金庫では、提出された書類に沿って審査を行います。
当然ですが、定められた期限を過ぎて書類を提出してしまうと大きなマイナスポイントです。
提出を受け付けてくれない場合も少なくないので、期限は必ず守るようにしてください。
担当者や支店長との面談
続いては信用金庫の担当者や支店長と面談を行います。
ここで初めて、融資における担当者と顔を合わせることになるでしょう。
面談では事業計画書に記載された事業計画をもとに質問されます。
自信を持ってはきはきと答えられるように練習しておくほか、好印象を与えるためにも服装や最低限のマナーには気を遣いたいものです。
審査
提出した書類と面談の内容をもとに審査を行います。
申請者は、審査結果が出るまでしばらく待機期間です。
後日、審査結果が通知されますが、落ちてしまった場合の理由までは伝えられません。
とはいえ、審査落ち理由は「信用情報が薄い」「自己資金が少ない」「事業計画が矛盾している」のいずれかであることがほとんどです。
審査に落ちてしまった場合は、今一度この3点を振り返ってみましょう。
融資実行
審査に無事通過したら融資が実行されます。
融資によってプロセスは異なるものの、一般的には金融機関と契約を交わした後に融資金額が振り込まれるという手順です。
ただし、忘れてはならないのは融資には返済義務があるということです。
融資金が振り込まれるとすぐに返済が始まるので、スケジュールに則って進めましょう。
京都信用金庫の融資以外の創業支援
京都信用金庫は創業融資以外にもさまざまな支援制度を設けています。
ここでは、そのほかのおすすめしたい創業支援を紹介します。
京信・地域の起業家アワード
地域経済の成長や社会課題の解決につながる事業を顕彰し、支援することを目的に2013年に創設された賞です。
創業5年以内の企業を「起業マインド」「独創性」「収益性」「成長性」「社会性」の5つの観点にわけて評価します。
最優秀賞には賞金100万円が、優秀賞には賞金20万円が授与されます。
京信・地域の起業家アワードに関する詳細は京信起業家EXPO
「京信・地域の起業家アワード」の受賞者プレゼンテーションと交流会を一緒にしたイベントです。
アワードの受賞者や企業経営者、行政・支援機関、学生などが一堂に会してさまざまな交流が行われます。
異なる立場の人たちが交わることで、新たなビジネスが生まれたり普段は関わらないような人と出会えたりします。
起業家成長サロン
創業間もない起業家同士が集まり、交流を行うサロンです。
起業家としてのスキルアップやモチベーションアップが期待できるほか、情報交換や悩みの共有を行うことで新たな刺激を受けられる場所になっています。
地域ごとのグループにわかれ、その特性に合わせたイベントや勉強会などを企画し開催しています。
京信起業塾co-next
地域の社会課題解決を目指すビジネスの創出や育成を目指し、京都信用金庫と株式会社talikiが共催して作った短期集中プログラムです。
先輩起業家の話を聞いたり、グループワークを行ったり実際にある課題の解決に取り組んだりと起業家として多くの経験を積むことができます。
社会人だけでなく、学生や主婦なども参加しており、性別や属性を問わず事業を始めたいという方のサポートを目指しています。
京信起業塾co-nextに関する詳細はCEOパートナーは京都での創業を応援!
京都での創業をサポートするのは、京都信用金庫だけではありません。
CEOパートナーというサービスも、京都で新しく事業を始める方におすすめなので紹介します。
具体的には、京都信用金庫まで直接相談に行く前に、CEOパートナーまでサポート依頼を行っておくことで、信用金庫の融資審査に通過しやすくなります。
詳しく見ていきましょう。
全国から相談可能!資金調達サポートNo.1
CEOパートナーでは、経営における悩みを持つ事業者と創業融資の分野に強い税理士をマッチングさせる事業を行っています。
マッチング先の税理士法人に寄せられる相談件数は全国でもトップの数を誇り、さまざまな地域から問い合わせがあります。
京都近辺の方でも、お悩みに最適な税理士を紹介してくれるでしょう。
面倒な事業計画書の作成をお任せ
創業融資に欠かせないのが事業計画書の作成です。
しかし、財務面やマーケティングなど幅広い専門知識がなければ十分な事業計画書はできません。
CEOパートナーに相談すれば、面倒な事業計画書の作成を一任できるメリットがあります。
専門知識がなくても精度の高い書類が作れるうえに、空いた時間で本業に手を回すことも可能です。
1人では難しい面談対策もばっちり
創業融資では、書類審査以外にも面談が行われます。
受け答えの方法や質問傾向についても税理士がレクチャーするのでご安心ください。
相手がいて初めて成立する面談は、一人では対策しづらいです。
だからこそ、第三者であるCEOパートナーに頼って万全の対策で審査に挑みましょう。
まとめ
京都信用金庫を活用すれば、さまざまな創業融資や創業支援制度が受けられます。
しかし、どの制度が自分に合っているか判別できない方も少なくないでしょう。
そんな時はCEOパートナーにご相談ください。
あなたの現状や理想を分析して最適な支援制度をおすすめします。
融資を受けたい方は、書類や面談対策も行うのでご安心ください。
さらに、完全成功報酬型を採用しているので、サポートにかかる手数料が発生するのは融資が決定した時のみです。
経営に関する相談や質問は無料で承っているので、これを機会にぜひ問い合わせてみましょう。
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