ラーメン屋を開業し成功させるためには、しっかりと作り込んだ事業計画書の作成が何より大事です。
事業計画書は、単なる形式的な書類ではなく、ビジネスの成功に向けた道標となるものです。
特に競争の激しいラーメン業界では、計画書が事業の成否を左右する重要な役割を果たします。
また、開業のために必要な資金が用意できるか不安な場合は、創業融資を検討されるでしょう。
そんな場合でも事業計画書の出来次第によって審査に通るか否かの別れ道になります。
事業計画書を作り込むことがなぜ重要なのか、その理由を主要なポイントに絞って解説します。
夢のラーメン屋開業を現実のものにするための第一歩を踏み出しましょう。
事業計画書を作り込むことが大事な理由
開業について検索すると、事業計画書を作り込むことが大事であるとたくさんの記事などを目にするかと思います。
なぜ大事なのかわからないまま書き始めてしまうと、せっかく作成しても書き直しになるかもしれません。
4つの項目で詳細に解説していきます。
目標と戦略の明確化ができる
事業計画書を作り込むことが大事な理由の一つ目は、目標と戦略の明確化ができることです。
目標を立てることは、開業時の初心を忘れないためだけではなく、具体的なビジョンと達成すべき課題を明確にし、そのための戦略を詳細に練るための基礎になります。
どのような目標を立てていけば良いのかですが、短期的と長期的な目標を設定をしましょう。
短期的な目標には、開業から半年以内に達成できるものを設定します。
例えば、地域での認知度を高める、初年度の売上目標を達成するなどがあります。
具体的にすればするほど、目標と実際のずれを認識できますので、売上の部分には数値を設定しておくと良いですね。
次に、長期的な目標には、3年以内に2店舗目を開業する、ラーメンフェスタなどの大会で評価を得るなどの実績がないと達成できない目標を設定します。
長期的な目標でも、夢や憧れだけではなく、叶えるためには何をしたら良いのか道筋立てていく必要があります。
短期的な目標を達成していった結果、長期的な結果を達成できるような計画にしていくと考えやすいかと思います。
トラブルなどのリスク管理
何かを始める際にトラブルは付き物です。
事業を始める前に考えうるトラブルはもちろん、運営をしていくうちに起きてしまうこともあります。
事業計画書には、これらのリスクを予測し、適切に対策していくリスク管理計画が含まれていることが重要です。
事前にリスクとその対策を用意しておくことで、予期せぬトラブルに対して迅速かつ効果的に対応することが可能です。
ラーメン屋経営で考えられる主なリスクとその対策は下記になります。
- 想定を上回る売れ行きや災害などによる食材の供給不足
最初のうちはどのメニューの人気・不人気の予測が難しく、どの程度を用意したら良いのかが不透明である可能性があります。
また、売れ行きの推測が十分でも、自然災害などそもそも予測ができない事態が起き、食材の供給不足の状況に陥ることがあります。
それらの問題は大体一時的なトラブルであることが多いため、トラブル回避のために、複数のサプライヤーと契約を結ぶなどで供給先の多様化で安定をはかり、一定の食材在庫を常に確保することで対応できます。 - 従業員の問題
病欠などで欠員が出て営業が困難な状況になってしまうことがあります。
たまに街中でもそういう張り紙を目にする時がありますよね。
開店もできない状態となってしまうと、1日分の売り上げが全てなくなってしまうことになります。
そうならないように、まずは十分な人員を確保し、さらに全スタッフが複数の業務をこなせるようにしておくと急な欠勤にも替わりに出勤が可能なスタッフにお願いすることが可能です。
仕事を覚えてやれる業務が増えると、従業員のやる気にもつながります。 - 衛生管理の問題
お客様から見えるところの掃除はもちろん、普段食材を保管する場所の掃除もしっかりと行う必要があります。
衛生管理が不十分な場合、食中毒や保健所からの指導などのリスクが発生します。
最悪の場合、業務停止となってしまう場合もあります。
厳格な衛生管理基準を設け、定期的な衛生チェックを実施し、スタッフ全員に衛生管理の教育を行うことで、常に清潔な環境を保つようにしましょう。 - 資金繰り
開業時にはまず運営のための資金が必要です。
設備を整えるためのまとまったお金と、営業を行うランニングコストが必要です。
家賃、人件費、原材料費、光熱費など、毎月発生する費用を考慮し、少なくとも半年から1年分の運転資金を準備しておくことが望ましいです。
自己資金でまかなえることが1番良いですが、まとまった金額の用意が難しいこともあります。
その場合は、国や自治体が用意している助成金や補助金を利用することを検討してみましょう。
また、創業時であれば創業融資の選択肢もあります。
CEOパートナーは創業融資に強い専門家と提携していますので、ラーメン屋開業においても強い味方となってもらえますよ。
リソースの最適配分
人員や資金などのリソースをどのように配分していくのか、適当に考えるだけでは不足がでたり余剰分で損失になってしまう可能性があります。
ラーメン屋を運営していくうえで必要なリソースをリストアップし優先順位を考え、最適な配分にしていくよう策定して行きます。
資金面に絞って書きますが、事業計画書には、どの程度の資金が必要であり、どうしてそのリソース配分にしたのかがわかるように詳細な予算計画を記載していきましょう。
例えば、開業してすぐのうちは、知名度をあげるために宣伝にお金をかけたくなるかと思います。
ただ、広告などの宣伝費が確実に売り上げにつながるのかというと、一概にそうだというのも難しいかもしれません。
1日に想定する売り上げがしっかりとれるようお客さんが定着することが大事です。
宣伝を出してどの程度来客があり、利益が見込めるのかを数値にして記載しましょう。
資金調達のための信頼性向上
数値化され信憑性のある事業計画書は、様々な場面で役に立ちます。
起業したばかりの会社が金融機関や投資家から融資を受ける際に事業の目的や資金調達方法、競合他社との違いなどを説明している事業計画書が必要です。
具体的なビジネスプランや実現可能な数字など根拠のある事業計画書なら、「事業の将来性・信頼性」と「返済能力」を金融機関や投資家にアピールすることが可能です。
ざっくりとした例になってしまいますが、
・1年後に地域に愛されるラーメン屋になり、月100万以上の売上を目指す。
と書いてあるものより、
1日平均客単価:1,200円
1日の平均来客数:平日60人、週末90人
営業日数:平日22日、週末8日 と仮定
- 平日の売上:1,200円 ×60人 = 72,000円
- 週末の売上:1,200円 ×90人 = 108,000円
- 月次売上:平日72,000円 × 22日 + 週末108,000円 ×8日= 1,584,000円
と書いてあるほうが、売上100万以上を目指す、という目標の詳細が見えてくるので読み手を納得させやすいです。
とは言っても自身1人だけで完璧な事業計画書を書きあげるのは難しいでしょう。
客観的にみて説得力があるかというのは作成した自分だけでは判断しづらいものです。
身近にラーメン屋など飲食店を経営している人がいれば、その方に確認してもらうのも良いかもしれませんが、経験があるだけでプロとは言いづらいです。
事業計画書の書き方の相談や作成について、専門家に確認したい場面が訪れたらぜひCEOパートナーを頼ってみてください。
ラーメン屋の事業計画書の構成8項
ラーメン屋経営のために作成する事業計画書に欠かせない構成8項目について詳細にご紹介します。
こだわりの部分を読み手に伝わるようわかりやすく言語化・記載していきましょう!
創業の動機・目的
どうしてラーメン屋を創業しようと考えたのか、そのきっかけは何だったのかを改めて見つめ直し、事業を始める目的や理由を文章として記載していきましょう。
始めようとしているラーメン屋は、どのような価値を提供できるのか、他店にはないようなものであればあるほど創業する動機についてとても強い理由となるでしょう。
また、経営者のこれまでの経歴と、ラーメン屋事業がどのように関係しているか記載します。
これまでの経験と事業内容に繋がりがあれば、説得力や信憑性が高くなります。
創業融資も検討しているのであれば、読み手が融資するかを判断するために「知りたい情報は何か」を考えながら、空欄がすべて埋まるように記入しましょう。
経営者の職歴・事業実績
開業に至るまでに何をしてきたのかを詳細に記載していきます。
もし、賞をもらうような功績をあげていたり、所属している部署で運営側に回るような仕事内容を行っていた場合はそちらも記載しても良いですね。
ラーメン屋と関係するような業種で就業していたのであれば、仕事内容に加えて数値を交えて詳細に記載することで、説得力のある事業計画書になります。
取扱商品・サービス・戦略・現状分析
取り扱う商品の詳細な説明、その商品が別のラーメン屋との差別化が図られているのかなどを書いていきます。
取り扱い商品については、内容や価格を記載します。提供予定の主要な商品を全て記載しましょう。
例)しょうゆラーメン 魚介粉末を使用予定 900円 など
次に、常設メニューだけでは目新しさがなくなり客足が遠のいてしまう可能性があります。
そのため、季節や数量限定のメニューを考案したりなどのサービス戦略を記載します。
常連となってくれたお客さんにも喜んでもらえるようなサービス提供を目指しましょう。
どのようなメニューが良いのかは、市場調査をし人気の傾向を知り研究する必要があります。
現状分析が必要となってきますので、自身のラーメンのことのみ考えるのではなく、出店予定の近隣店舗での調査も良いかもしれません。
取引先・取引関係
取引先と考えると難しいかもしれませんが、飲食店の場合は一般のお客さんが対象になります。
ターゲット層が決まっているのであれば記載します。
また、支払い方法で現金以外の取り扱いを予定している場合には、その会社についても記載していきます。
すでに導入の話を進めているのであれば記載しておきましょう。
他にも、食材の仕入れ先を決めているのであれば取引先として記載します。
従業員について
従業員を雇う予定があればこちらへ記載します。
家族経営を予定しており、家族を従業員としている場合も記載しましょう。
最初のうちは従業員を雇う予定がなかったとしても、事業拡大により従業員を雇うことになるかもしれませんので、出店地の最低賃金を調べておきましょう。
必要な資金のうちの人件費に関わってきます。
なお、自身の会社で雇う従業員をこちらに記載しますが、派遣会社から人員を派遣し就業してもらうよう予定している場合は、前項:取引先・取引関係の箇所に記載する必要があります。
借入の状況
起業者個人の借入があればこちらに記載します。
消費者金融からの借入はもちろん、車などの購入の際にショッピングローンを利用している場合は漏れなく記載しましょう。
今回の起業が初めてである場合、返済能力があるのか、計画立ててお金の管理ができているのかの評価は個人の借入状況から判断され評価対象となります。
開業後は、創業融資などの事業での借入以外に、個人的な借入金も事業資金から支払うことになります。
借入があること自体はマイナスにはなりませんが、支払いが滞っていたりする場合には返済能力を問われてしまう可能性があります。
開業を検討しているのであれば、滞納しないように気をつけましょう。
また、借入状況は正確に書くようにしましょう。
誤りがあった場合、虚偽の申告をしていると判断されかねません。
隠そうとしても必ずわかることですのでしっかりと間違いなく記載しましょう。
必要な資金と調達方法
必要資金は、店舗設備などの一時的に必要な資金と、通常の営業で必要になる運転資金とに分けて記載します。
店舗設備費用のうち、店舗を賃貸で探している場合には賃借費用の調べておく必要があります。
そのため、事業計画書を記載する段階で依頼する予定の業者へ連絡し見積書を入手しておきましょう。
次に、運転資金については事業を進める上で必要となる資金を指します。
事業が安定するまでに必要、かつ一時的ではなく事業を続ける間必要なお金ですので、運転資金が不足すると支払いができなくなってしまいます。
運営に必要な資金ですので、経営困難に陥らないよう計算根拠はしっかり持っておきましょう。
事業の見通し
ラーメン屋開業後の月平均の売上高や必要経費、利益率などを記載していきます。
それらの数値を用いることで事業の見通しを明確にしていきます。
一日の売上高については営業時間中に座席数が何回転するか(回転率)で考えるとよいでしょう。
回転率とは「1つの席に1時間で何人のお客さんが入るか」ということを表します。
ラーメン屋の回転率は、一席あたり2~3回を目指すと良いといわれていますので下記の通り記載します。
例)座席数10×回転率3/h=30
30×営業時間11時間=330
客単価1100円×330=36300円
一日の売上予測36300円
営業日26日×36300円=月次売上943800円 など
こちらは、原料費やランニングコストを加味しない純粋な売上予測です。
利益の計算については、次の式が成立するように記載していきます。
売上高 ー (売上原価 + 必要経費)= 利益
次に、「1年後または軌道に乗った後」についての月平均の損益計算書も記載します。
軌道に乗る前と後ではどこがどのように異なるのかを明らかにしておきます。
売上原価については計画の段階では、原価率を20%~40%ぐらいに設定しておき、調整するとよいでしょう。
原価率の計算式は原価率(%)=(原材料費)÷(売上高)×100です。
ラーメン1杯1000円で提供し、材料を仕入れた値段が300円だった場合、該当のメニューの原価率=30%という計算になります。
利益が得られるための売上高と売上原価となるようにしないとラーメン屋を継続が困難になってしまいますので、適切な価格設定、仕入れ価格にしましょう。
通年メニュー以外に、こだわり食材を利用するなどの場合は、原価率を多めに設定する必要があります。
上記を踏まえて、事業の見通しを記載していきます。
創業融資を検討している場合は、利益の中から返済に充てられるような計画をしなくてはなりません。
融資を受けられるような説得力のある事業計画書の作成が難しい場合は、プロに相談してみましょう。
事業計画書を作成するときの外せないポイント
説得力のある事業計画書を自分で作成するのはかなり難しいと言えるでしょう。
曖昧な事業計画書とならないよう絶対に外せないポイントを抑えておくことで説得力のあるものになりますよ。
事業概要
記載項目の中で絶対外せないものの1つ目は事業概要です。
事業概要はどのような事業を行う予定であるのか説明するものですので、わかりやすく詳細に記載する必要があります。
- 事業名:ラーメン屋の店名
- 事業の目的:ラーメン屋経営を通し実現したいことなど
例)地元の食材を活用した本格的なラーメンを提供し、地域に愛されるラーメン店を目指します。 - メニュー構成:定番メニューのほか、期間限定メニューを予定しているのであれば記載
- 立地:地域、規模感、駐車上の有無など
- 事業の運営計画:営業時間や従業員など
上記をふまえどのようなラーメン屋を展開していきたいのかを明確に言語化し、説明しましょう。
もし憧れや開業のきっかけになったラーメン屋があったとしても、コンセプトをそのまま真似したりすることは避けましょう。
事業を始めればそのお店もライバルとなります。
他店との差別化をはかり、自分だけの店舗を展開していきましょう!
市場分析
開業前はもちろん、開業後も市場調査は必須となります。
出店予定の地域の様子や世の中のトレンドなどを把握する必要があります。
仮に、オフィス街で出店予定とする場合、コンセプトにこだわり価格も高く設定されているようですと、あまり土地柄に向いていない可能性があります。
オフィス街であればターゲット層はサラリーマンやOLとなると想像できますので、ランチに選んでもらえるようなメニューを開発し、適切な店舗作りが必要となってきます。
その地域にいる人たちはどのような層なのか、どのような商品を求めているのか、どのようなお店に入りたいと思うのか、様々な要因を考え分析しましょう。
斬新なメニューを考えていたり、こだわり要素があることはとても強みとなり必要なものですが、ビジネスとして見た時に、そのこだわりが受け入れられ通用するのかまで考えなくてはなりません。
マーケティング戦略
自身のお店を大きく展開していくためにマーケティング戦略を練る必要があります。
有効な戦略は下記の通りで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
- SNSを活用する
若年層に有効、新メニューや限定メニューの情報を発信し全国の人に見てもらえるメリットがあります。
グルメを紹介するアカウントに依頼したりすることでより多くの人の目に留まります。
ただ、更新を怠ったり誤った情報が流布されてしまうと、正しい情報が伝えられなくなり不信感につながる恐れがあるので注意しましょう。 - 地域広告
地元新聞やフリーペーパーに広告を掲載し、地域住民への認知度を高められるメリットがあります。地域の人に愛され地元の人が常連として定着してくれると予想できます。
ただ、手に取る人が少数であったり、場所が限定されクローズドですので、新規顧客の獲得効果はSNSよりも少し劣る可能性があります。 - プロモーションイベント
開店記念セールや季節イベントを開催し、新規顧客の獲得をはかります。
ただ、思ったより人が集まらないとイベント費用の分で赤字になる可能性があります。 - 口コミの促進
お客様からの口コミを促進するため、口コミ特典を用意すると、再来店の確率が上がります。新規顧客も獲得できるため手間をかけずに実施できる戦略でしょう。
ただ、口コミは影響力があり悪い噂もすぐに広まってしまうため、マイナスな部分を感じさせないような努力が必要です。
運営計画
営業時間や従業員構成などを含むラーメン屋の運営計画を記載します。
例)営業時間:
平日11:00~15:00、17:00~22:00 / 土日祝11:00~22:00
従業員: 店長1名、調理スタッフ3名、接客スタッフ4名
開業当初の予定でかまいません。従業員もすでに雇うことが決まっているのであれば記載します。
開業後に変動があり時間を短縮することがあっても問題ありません。
ただ、営業時間や従業員の変動があると、予定していた資金状況に関わってきてしまいますので、十分な利益を得られる運営計画とする必要があります。
ランニングコストで赤字となってしまわないよう、また、創業融資を考えているのであれば返済が滞らないような計画をしましょう。
創業融資に強いCEOパートナーに相談しよう!
ラーメン屋の開業にも創業融資を利用することができます。
事業計画書を作成していくうちに困ったことがあればプロに相談することも大事ですよ。
信頼の足る専門家なのか判断できない時もCEOパートナーへぜひご相談を!
創業融資審査のアドバイスを受けられる
創業融資には審査があります。
クレジットカード作成の時のような個人の経済状況、返済能力だけではなく、事業計画書の内容の確認や面接もあります。
知識のないまま1から対策をするのは、かなり難しい内容となっており、融資が降りる割合は申請者全体の20%ほどと言われています。
一度審査に落ちてしまうと、再審査ではさらに厳しい壁を乗り越えなくてはなりません。
仮に審査通ったとしても、希望融資額より少なくなってしまったり、高い金利での貸付となってしまったりと、納得のいく内容での融資ではない可能性も非常に高いです。
創業融資が下りるかどうかが開業の運命を握っていると言っても過言ではありませんので、創業融資審査のアドバイスを受けられるCEOパートナーに相談してみましょう。
面倒な書類作成は丸投げできる
事業計画書は、詳細で作り込まれた内容であればあるほど読み手への説得力や信憑性が上がります。
自身で事業計画書を作成する場合には手探りで調べながらとなり、かなり時間を要してしまうため、思うようにラーメン屋開業準備を進めることが難しいかもしれません。
自分のお店だから全部1人で1から作り上げたい!という気持ちはもちろん大事ですが、面倒な箇所はプロに任せてしまいましょう。
開業予定のお店へのこだわりがあり思い描いている気持ちが強ければ、尚更書類作成よりも他の箇所に時間をかけたいと思いますよね。
自分だけのラーメン屋開業の実現への近道としてプロに手助けしてもらうことも検討してみてください。
一生のビジネスパートナーに出会える
開業時だけではなく、開業後にもラーメン屋経営でつまずくことがあるかもしれません。
集客が伸び悩んだり、税金問題であったりなど、自分1人で抱え込んだままではせっかく開業して夢の実現をしても悲しい結果で終わってしまうかもしれません。
「あの時相談できていれば・・・」と後悔しないよう、ビジネスパートナーを見つけておきましょう。
器用でなんでもできる人でも、時間に追われてしまうと判断ができなくなったりアイディアが浮かんでこなくなってしまいます。
事業を諦めなくてはならないような問題まで大きく発展してしまう前に対策できるよう、専門家の力を借りることを視野に入れてみてください。
事業の情報・内容を基に悩みに沿い解決に導けるような、信頼に足るプロとのマッチングが期待できますよ。
まとめ
ラーメン屋開業に向け十分に準備をしていていても、肝心な事業計画書で躓いてしまうと好スタートを切れず、後悔の残る結果となってしまうこともあるかもしれません。
事業計画書ひとつで事業の運命を左右してしまう可能性もあります。
創業融資を考えている場合、解説したポイントを忘れずに抑え、誰が見ても納得出来る事業計画書を作成しましょう。
作成を進めるうちに、目的や計画がしっかりと定まっていないと感じたり、果たしてこの書き方で迷うこともあるかもしれません。
誰もが通る道ですので、そこで悩み立ち止まり続けるのではなく、経験者にアドバイスを貰ったり信頼の足る専門家へ相談してみてください。
自分一人では考えつかなかった観点から問題を見つめ直すことができます。
悩みは早急に解消し、夢の実現を目指しましょう!
コメント