起業が儲からない原因は仕事の取り方にあった!集客に困らない4つの解決策

僅かなコインを持つ両手

勇気を出して起業したはいいものの、儲からない。そろそろ儲かっても良い時期なのに儲からない。

こうした悩みを抱く起業家の方は少なくないでしょう。起業は決して簡単なものではなく、利益が出ないまま諦めて事業を畳んでしまうケースがほとんどです。単刀直入に言うと、起業で儲からないのは自身への甘えを捨てきれていないから儲けるぞ!という覚悟が足りず、中途半端に頑張っているのです。成果を出すにはもう一歩努力が必要。本記事では儲からない状況を挽回するための解決策や、実際に私の周りにいる起業家の方から感じられる起業家マインドを4つご紹介。ぜひご自身の現状と照らし合わせながら参考にしてみてください。記事の後半では儲からない悩みを気軽に相談できる専門機関の紹介があるので、誰かに相談したい起業家の方は最後まで目を通してくださいね!今すぐ相談したい方はボタンから覗いてみてください。

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目次

起業で儲からない5つの理由

空っぽの財布

起業で儲からないのには必ず理由があります。ここではありがちな5つの理由を詳しくご紹介していきますので、ご自身の現状と照らし合わせてみてください。

顧客が安定せず仕事が舞い込んでこない

起業で儲からないのは、単純に言うと収入源がないからです。事業の収入源は顧客ですよね。当たり前ですが、顧客からもらえる仕事を増やすことで収入が増えて儲けにつながります。儲からない事業は顧客が安定しておらず、仕事も安定的に舞い込んでこないのが原因なのです。

失敗を恐れている。儲けるぞ!という覚悟が足りていない

頑張っているつもりでも、失敗を恐れて挑戦できていない、というのは十分に考えられます。頑張り方が完全に安定志向になってしまっており挑戦できていないのです。儲けるにはそれなりの強い意志と覚悟、そしてどんどん行動に移していくことが重要。成果が出てから安定を考えるのは良いですが、始めから安定を考えて動いてしまうと大胆な行動ができなくなってしまいます。私の知る起業家の言葉に「安定するには常に上を目指さなければいけない」というのがありますが、まさしくですね。

お金の管理が下手くそ

想像はつくかと思いますが、お金の管理が下手くそだと事業はうまく回りません。本来であれば必要なかった部分にお金をかけてしまっていたり、資金計画がうまく立てられておらずに予想をはるかに上回る資金が必要だったり。儲けに出来ていたかもしれないお金を、管理不足により手放してしまっているならかなりもったいない話です。

「時は金なり」を理解していない

起業家は会社員以上に「時は金なり」を意識して行動しなければなりません。例えば、交通網の乱れによる遅刻や予定変更は会社員の間では「仕方ないもの」として認められますが、成功している起業家にとって遅刻や予定変更はもってのほかです。電車が遅延しているならタクシーを使いますし、そもそも常に30分前行動をしています。起業家の遅刻や予定変更は会社員よりもずっと痛手です。相手から信頼を失い、同じチャンスは二度と巡ってこないかもしれないのです。

自分の弱みを相手に見せてしまっている

遅刻や予定変更と似ていますが、体調管理ができない起業家は儲かりません。体調不良で仕事を断るような起業家には仕事を任せたいとは思わないですよね。取引先からすれば、予定通りに動いてくれないと自社サービスに支障をきたすと判断し、代わりを探すこととなります。体調不良などの弱みを見せてしまうことは相手側からの印象がよくなく、事業にとって大変マイナスです

儲からない状況を挽回!解決策はこれだ

魔法の本

1章では儲からない理由を5つ解説しましたが、理由が分かった上で必要なのは解決策です。ここで紹介する有効な解決策は以下の通り。

  • 優良顧客と出会うには「プッシュ」型でなく「プル」型営業
  • 安定志向・諦め癖から抜け出し【挑戦的で泥臭く】
  • お金の管理を学ぶ。税理士を頼る
  • 遅刻やリスケはもってのほか!自己管理を徹底する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

優良顧客と出会うには「プッシュ」型でなく「プル」型営業

仕事をどんどん獲得するには、まずは顧客と出会う必要があります。顧客との出会いに苦労しなければ「儲からない」と悩む必要もないはず。営業スタイルには「プッシュ」型と「プル」型がありますが、皆さんの営業スタイルはどちらですか?

【プッシュ型】

  • 手当たり次第に訪問営業を行う
  • 定期的に電話やDM・メールで営業をかける
  • 商品・サービスのアピールに重きを置いて相手と会話

【プル型】

  • 自社の提供できる価値を明確にしセミナーを開催する
  • WebサイトやSNSの情報を充実させ、顧客に見つけてもらう
  • クラウドソーシングサービスに自社の提供可能なサービスを掲載

今やインターネットが普及しており、Webの情報をキッカケに優良顧客や取引先と出会うことも珍しくありません。ひと昔前は手当たり次第に訪問し自社商品やサービスを売り込む「プッシュ」型の営業スタイルが主流でしたが、現代で「プッシュ」型を行うと嫌われる傾向にあります。顧客はあらゆる情報のなかからよく考えて選びたいと考えるので、しつこくアピールされると困ってしまうのです。また非効率な上、営業する側も疲れてしまいます。「プル」型は顧客に見つけてもらうのに時間を有するかもしれませんが、優良顧客と出会うには効率的な方法と言えます。ぜひ「プル」型を意識して戦略を練りましょう。

安定志向・諦め癖から抜け出し【挑戦的で泥臭く】

人は気付かぬうちに安定を求めるもの。安定志向であることや、「まあいっか」「これくらい仕方ない」といった諦め癖が悪いというわけではありませんが、成功する起業家は【挑戦的】【妥協しない】です。成功する起業家は安定志向・諦め癖を自身への甘えだと捉え、常に挑戦を忘れず、「まあいっか」ではなく「なぜこうなったのか」「もうひと踏ん張りすればうまくいくのでは」となかなか諦めません。私の知る起業家の方々も皆、「なぜそんなに頑張れるの?」と思うくらいに諦めが悪いです。粘り強く、泥臭いやり方が事業を成功へと導くのです。

お金の管理を学ぶ。税理士を頼る

単刀直入に言ってしまいますと、お金の管理が上手でない人は起業家向きではありません。「下手だけどもう起業しちゃったよ」そんな方は今から学びましょう。起業家が最低限やっておきたい管理方法は【いつ・いくらの入金/出金・どんな内容で】の記録です。大事なのは「使える金額の把握」と「使途不明金の撲滅」。利益は把握していても、支出を1円単位できっちりと管理できている起業家は意外と少ないものです。支出の把握は無駄な経費の早期発見につながるのでおすすめです。税金関係はややこしいので、成功している起業家は顧問税理士をつけています。

遅刻やリスケはもってのほか!自己管理を徹底する

起業家の遅刻やリスケは顧客や取引先からの信頼を失います。よほどのお得意様でない限り、代わりを探されてしまうでしょう。起業して儲けるには常に「自分以外に代わりは効かないんだ」と少し過剰なくらいに責任感を持った行動が必要です。体調を崩している暇はないですし、電車の遅延に振り回されている暇はありません。起業家はジム通いが多いと言いますが、適度な運動で丈夫な体づくりを行っているのですね。

4人の起業家から成功法を学ぼう。大切なのは起業家マインド

グループワークを行う人々

ここでは私の知る4人の起業家の方に共通する“起業家マインド”を、私なりに分析して紹介していきます。近くで見ているからこそ自信をもってお伝えできます。ぜひ参考にしてくださいね。

起業当初は特に基本的なルールを厳守

成功しているからと姿勢が変わることはありませんが、起業当初は特に「遅刻しない」「リスケしない」「こまめな連絡」「やりますと言ったことは必ずやる」「期限は守る」など、社会人として当たり前とも言える基本的なルールを徹底していました。起業家にとって、優良顧客や取引先、お得意様からの信頼を失う行動は命取りなのです。

寝る暇も食う暇も惜しんで活動

事業が安定し収入も安定した上で活動時間を調整している方もいますが、初めは皆、人の何倍もの活動をしています。Tさんは主にコンテンツ販売を通して月に2,300万円もの売上を達成した大物起業家ですが、直接話を聞くと、起業して間もない頃はライターとしてがむしゃらに文章を作成していたと言います。文字単価0.1円の案件を請け負っていたことも。とにかく生活費を稼がなければならないという危機感のもと、寝る暇も食う暇も惜しんで活動していたそうな。「起業=時間も場所も気にせず好きなときに働けばいい」というマインドではうまくいかないわけです。成功している起業家には、必ず人の何倍も努力した過去があるのです。

すぐ行動!後回しにしない

私が近くで見ている二人の起業家に共通することです。疑問点があればすぐにその情報に詳しい人に問い合わせますし、今すぐ解決したほうがよいと判断した事象については複数の情報を徹底的に集め、早期解決へと運びます。とにかく行動が早く、後回しにしている姿は見たことがありません。もちろん優先順位を見極めたもとで行動していますが、優先順位の低い課題も忘れることなくタイミングを見計らい、解決に向けて動きを止めることはありません。

100社以上に営業。失敗してもどんどん次へ

フリーランスのWebライターとして生計を立てるDさんは、安定した収入を保障するために起業当初は100社以上に営業をかけたそうです。これは2章で紹介したおすすめしない「プッシュ」型の営業方法ですが、全国に何万といるWebライターのなかから拾ってもらうために「プッシュ」型で戦うことに決めたと言います。たしかに個人が対企業にアピールして専属契約へと運ぶには、非効率ではありますが「プッシュ」型で挑むほうが手っ取り早いかもしれません。話を聞いてくれた企業は30社ほど、そのなかでも契約成功したのは5社ほどだそうですが、失敗を恐れずどんどん次へ進むことで「数打ちゃ当たる」を狙ったのですね。

起業で儲からない悩みは一人で抱え込まないで

本を読みながら考える女の子

本記事の内容だけで悩みの解決ができることが何よりの喜びですが、儲からない理由は専門家でないと解決できない複雑な部分にあることも。本記事だけでは解決に至らないと感じた方は、ぜひ専門機関を頼っていただきたいです。起業に関する悩みは一人で抱えてしまってはいけません。以下に頼れる専門機関を詳しくご紹介した記事を載せておきますので、ぜひ!リンクに飛んで一読してください。

関連記事:起業3年目の生存率は50%!どちらに転ぶかは4つのポイントで決まる

まとめ

起業で儲からない悩みは早急に解消したいものですね。「時は金なり」という言葉があるように、経営状況をどうにかするには今しかありません!このタイミングを逃すといつまでもズルズルと悩みを引きずり、儲からない状況が変わることはありません。記事内でご紹介した解決策と起業家マインドをぜひ理解していただき、今すぐ行動に移しましょう。一人で解決する必要はありませんので、賢く専門家も頼っていきましょうね。本記事をお読みいただいた皆さまの事業が、儲かる事業へと成長されますように願っています!

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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