りそな銀行で中小企業が融資を受けることはもちろん可能です!
中小企業向けに用意されている事業用融資は、主に4種類あります。
ここでは4種類の特徴をそれぞれご紹介していくとともに、融資を受ける流れやポイント、さらに「CEOパートナー」という、融資成功のために頼りたいサービスをご紹介していきます。
お近くにりそな銀行の支店がある中小企業の事業主の方は、ぜひ資金調達先の候補としてチェックしてみてくださいね!
りそな銀行の中小企業向け融資4つ
りそな銀行には、中小企業向けの融資が主に4つあります。
地域が限定されている融資制度もありますが、ビジネスローンの便利な融資制度もあるので以下で特徴を紹介します。
りそな『エコビジョン・ダイバーシティ・カンパニー』融資制度
りそな銀行の「エコビジョン・ダイバーシティ・カンパニー」融資制度は、大阪府と連携している融資制度です。
この制度でサポートをする対象企業の特徴として以下の二つがあります。
- 環境
省エネルギー対策や再生可能エネルギーの活用、CO2削減などの環境に優しい取り組みをしている企業 - ダイバーシティ(多様性)
女性の活躍推進、障がい者やシルバー人材などの雇用の多様性に積極的に取り組んでいる企業
これらに該当する企業の取り組みを評価し、それに基づいて優遇された金利や条件で資金提供を行っています。
環境への配慮や多様性を推進する企業をサポートすることで持続可能な社会の実現を目指しています。
詳細はエコビジョン・ダイバーシティカンパニー融資のリンクから確認してください。
りそなビジネスローン「活動力」
りそなビジネスローンの「活動力」は事業専用のカードローンです。
無担保・無保証で利用できるほか、Webで申し込みができるので24時間365日申し込み可能です。
カードローンの利点として以下の点が挙げられます。
- 用途が決められていないこと
- 申し込みから審査、融資実行までが迅速
- ATMから借り入れ可能
通常の融資制度に比べて柔軟性があります。
しかし、便利な反面やや利息が高く、返済負担が増加するので注意が必要です。
詳細はビジネスカードローン「活動力」のリンクから確認してください。
りそなビジネスローン「Speed on!(スピードオン)」
りそなのビジネスローン「Speed on!」は、先ほどの「活動力」と同じ事業専用のカードローンで、利点や注意点は同じですが、名前の通り審査から融資までのプロセスが非常に速いのが特徴です。
事業の信用情報や事業主の収支などを簡潔に評価して融資を素早く受け取ることが可能です。
ビジネスローンの融資形態は2種類あり、
- 当座貸越型・・・限度額内で必要な時に何度でも借り入れや返済を繰り返すことができる。
- 証書貸付型・・・一度にまとまった資金を借り入れし、決まった条件で分割払いしていく。
という違いがあります。
一般的なビジネスローン当座貸越型が多く、「活動力」も前者の融資形態ですが、「Speed on!」は、後者の証書貸付型です。
大きな違いがあるので理解を深めたうえで自身でどの融資形態が良いのかじっくり検討してください。
詳しくはSpeed on!のリンクから確認してください。
都道府県・市区町村と提携の制度融資
りそな銀行は埼玉県および各市町村と連携をして多くの融資制度を持っています。
様々な事業を対象とし、利用しやすい条件で融資を受けることができます。
埼玉県の県のホームページより問い合わせも可能で、パンフレットもPDFでWebサイトからも見られるので詳細がわかりやすいです。
自身の事業が融資制度の対象になるかどうかを確認してください。
りそな銀行で中小企業向け融資を受ける流れ
融資を受ける際には多くの書類や審査が必ず必要となり、いくつかのステップを踏む必要があります。
ここでは実際に中小企業向け融資を受ける際の流れと注意点についについて説明します。
ただし、「活動力」や「Speed on!」などのカードローンタイプの融資は以下の流れには該当しませんので注意してください。
最寄り支店に問い合わせる
まずはWebサイトやパンフレット等で自分の事業に合った融資制度があるかを確認しましょう。
自分自身では判断できなかったり、条件が合っているか不安だったりする場合はりそな銀行へ直接相談することもできます。
直接相談したい場合には店舗案内から最寄りの店舗を検索できます。
必要書類の作成、提出
自分に合った融資制度を見つけたら、その融資制度を受けるために必要な書類を準備します。
必要な書類は法人と個人事業主によって異なり、もちろん使う融資制度によってもやや違いがありますが、決算書や納税証明書、事業計画書などがその例です。
正確かつ丁寧に記入し、必ず期限内に書類の準備を終えられるようにしましょう。
担当者との面談
担当者との面談では、提出書類について詳細に質問されることが多く、書類では伝わりにくい事業者の人柄も審査の要素として重視されます。
書類が完璧に整っていたとしても、質問に対して自信をもって対応できなければ、融資担当者に不安を与えかねません。
銀行は多額の資金を提供するリスクを負うため、事業者が自身のビジョンや経営への真剣な姿勢を持っているか、現実的に事業を計画しているかを慎重に評価します。
このため、事前に質問を想定し、自分の事業について明確な説明ができるよう準備しておくことが重要です。
審査
書類と面談を加味して、りそな銀行が融資をするかどうかを審査されます。
また、融資の可否のみではなく、金利や融資額なども審査の中で決定します。
審査には時間がかかることが予想されるので余裕を持って申し込みをしてください。
融資実行
審査の可否の通知が来た後、契約の締結に移ります。
契約後には実際に融資が入金されますが、それと同時に返済期間も開始されるので注意してください。
りそな銀行で中小企業向け融資を受けるポイント
りそな銀行で融資を受ける際にいくつか注意したいポイントがあるので紹介します。
以下のポイントを抑えて融資を受ける前の準備に役立ててください。
長期取引になることを留意する
りそな銀行から融資を受けると、返済期間が長いので長期的な取引になる心構えが必要です。
長期の取引をするとなれば、ビジネスパートナーとして良好な関係を築いていかないといけません。
計画的に返済をしながら銀行と信頼関係を築くことができれば、事業の発展に伴った事業拡大のための追加の資金調達や利率の見直し、経営改善のサポートなどもスムーズに受けることができるでしょう。
自身に適した融資であることを確認する
融資制度は数多くあるので、目的や内容、条件など自分自身の事業に合致したものを探すことが非常に重要です。
まずは自身の目的からある程度融資制度について調べ、受けたい融資に目途がついたらまずは銀行窓口で相談することをお勧めします。
なぜ融資が必要なのかを明確にする
融資を受ける際には資金の用途を明確にする必要があります。
しかし、ただ「運転資金のため」のような漠然とした用途ではなく、「新システムの導入により生産効率を〇%向上させる」などといった根拠のある具体的な用途の提示をすることが重要です。
銀行が融資をする資金が事業にとって大きく貢献すると分かれば、事業への理解が深まり審査に良い印象を与えます。
事業計画書は丁寧に作成する
事業計画書とは、事業の経営戦略や目的、従業員の配置などを細かく可視化した書類です。
融資を受ける際に必ず必要になる事業計画書は、銀行側に事業者の経営力がどれだけあるかを示すものとなります。
現実的な計画がされているか、資金繰りは無理がないか、リスク管理はできているかなど多くの視点で評価されます。
日本政府が運営する日本政策金融公庫という機関では事業計画書のテンプレートを公開しているので参考にしてください。
中小企業の融資はCEOパートナーに頼ろう!
融資制度を受ける際に一人ですべての手続きや面談を進めるのが不安だという方には専門家のサポートをつけることをお勧めしています。
CEOパートナーというサービスでは、税理士と起業者の需要をマッチングしてくれるので自分自身の事業に合った税理士を見つけられます。
実際にCEOパートナーを通じて税理士と出会う大きなメリットを以下で紹介します。
事業融資の相談数全国No.1の税理士法人が担当
CEOパートナーでは、創業融資をはじめとした資金調達サポート数は全国1位を獲得しており、多くの経営者が利用しています。
多くの実績がある全国トップの税理士法人が担当するので専門性や経験に基づくサポートを受けられます。
経営者の強い味方として専門性の高いサポート
税理士からは資金調達のサポートだけでなく、その後の税務戦略や経営についてのサポートも受けることができます。
自分自身の事業に合った補助金制度を紹介してくれたり、効率よく税務処理を行えたり、経営の専門家として強い味方となること間違いありません。
1人で融資申請するより断然審査に通りやすい
CEOパートナーで紹介する税理士は、融資の審査のノウハウを知っており、100名中99名が通過する実績があります。
審査には一度落ちてしまうと審査落ちの記録が信用情報として残ってしまうので、一度で通過したいですよね。
不安が少しでもあるのであればまずはCEOパートナーに相談してください。
まとめ
ここまで、りそな銀行で利用可能な融資制度、申請の流れ、その際の重要ポイントを解説してきました。
大手銀行から融資を受けるためには、将来性を評価される事業であることが必要となり、決して簡単なことではありません。
しかし、丁寧に事業のビジョンと具体的な成長戦略を示すことができれば、りそな銀行からの融資実績が信頼性として信用情報に記録され、今後の取引においても高い評価を得られる可能性があります。
事業拡大のための資金計画や事業計画を準備し、融資担当者に強いアピールができるよう、必要書類や面談内容に万全の準備をして臨みましょう。
また、融資申請のプロセスを支援する専門家の存在を活用することも大切です。CEOパートナーは電話相談も受け付けていますので興味があれば、ぜひ問い合わせてみてください。
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