創業融資の難易度ってどれくらい?
創業融資を受けたいけども、そもそも難易度がどれくらいなのかと気になりますよね。
実は、最も融資を受けやすい日本政策金融公庫でも通過率50%程度だと言われています。
しかし、融資審査を楽に通過している人もいますし、窓口相談時点で断れてしまう人もいるのも事実です。
その違いは融資審査のポイントを知っているか、知らないかの差でもあります。
そこで今回、融資審査で見られるポイントをまとめてみました!
難易度を下げて、楽に融資を受けたい方必見の内容です。
この記事を読んで、融資審査を攻略していきましょう!
創業融資の難易度を下げる3つの方法
創業融資は、他の融資よりも厳しく審査されます。
なぜなら、他の融資と異なり、創業融資では初めての事業でお金を借ります。
過去に実績のない融資は金融機関にとって、失敗率が高いと考え、創業融資はリスクが高いと判断されるのです。
そこで今回、融資に申し込む前にやると格段に審査が通りやすくなる方法をお伝えします。
知っていると、今後の融資審査の不安を解消することができますよ。
創業融資の専門家に依頼
1番ハードルを下げる方法は、創業融資の専門家にサポートしてもらうことです。
専門家は、融資先が見ているポイントを熟知しており、どのようにアピールするべきかも知っています。
その専門家をお供にするだけでも、鬼に金棒です。
さらにメリットがあるので、箇条書きでまとめてみました!
- どの融資先が最適かも判断できる
- 融資先を効率よく見つけることも可能
- 融資以外の資金調達(補助金・助成金)も相談可能
- 起業後の経営について相談可能
専門家に依頼したいけども、最終的に融資を受ける事ができずにサポート料を支払うのは嫌ですよね。
そこで、もしも融資が受けられなかった場合、料金を支払わない成功報酬制で専門家に依頼することができます。
その創業融資の専門家はこちらから見つけることができます。
しかも10年以上創業融資をサポートしてきた事務所を紹介してくれるので、あなたの融資の大きな支えになること間違いありません。
成功報酬制でやっているので、創業者と同じ目線で一緒に融資に臨めますのでおすすめです!
融資希望額を下げる
当たり前ですが、融資金額が高いほど融資審査ハードルは高くなります。
融資額が高額になると、希望通りにならないケースもよくあります。
しかし、融資額が少しでも欲しいという人は、融資額を低くする選択を入れてもいいかもしれません。
2022年度新規開業実態調査によると開業費用が「250万円未満」が2割以上であり、増加傾向にあるとされています。
例えば、店舗の内装を業者に依頼するのではなく、半分は自身でやることで外注コストを抑えることもできます。
また、事業計画書を見直し、優先順位をつけ、削れる費用をできるだけ見つけていきましょう。
利益を生むために出費を抑えることも経営者としての力量です。
本当にこの金額が必要なのか細かくチェックし、融資希望額を計算し直しましょう!
自己資金を3割以上確保
自己資金が多ければ多い程融資は受けやすくなります。
データからみると融資額に対して自己資金が3割あると審査が通りやすいことがわかります。
2022年度新規開業実態調査では2022年の融資を受けた方の創業資金総額の平均は1,274万円となっており、その内融資金額が平均882万円、自己資金は平均271万円となっています。
つまり、2022年の調査では融資を受けた方の自己資金は創業資金総額の3割以上なのです。
自己資金を3割以上にするのは、難しいと思いがちですが、自己資金は預貯金のみでけではありません。
実は、事前に購入した設備費用等も自己資金として換算されます。
意外と自己資金があることも多々ありますので、自己資金に含まれるものを確認しましょう!
融資審査で見られる3つのポイント
融資審査を受ける際に担当者が見るポイントは気になりますよね。
逆にこの3つを抑えていれば、融資を受けることは難しくありません。
10年以上創業融資に携わった税理士に聞いた3つのポイントをまとめていきます。
- 数字で明確化!事業計画書の作成
- 自己資金で熱量を表す
- 経営者の素質が見られる経験・実績
上記の3つを抑えて融資の難易度を下げていきましょう!
数字で明確化!事業計画書の作成
提出書類の中で、1番重要なモノとが「事業計画書」です。
事業計画書の記載内容は細かく決まりがある訳ではなく、会社のビジョン・事業内容・収益見込みを分かりやすく伝えるのが目的です。
特に収支の数字や根拠となるデータがあると高く評価されます。
例として、事業計画書の記載内容一覧は以下になります。
- 事業のビジョン
- 事業内容やコンセプト
- 創業者のプロフィール
- 競合や市場規模、ニーズについて
- サービスや商品の仕入れ・取引先
- 販売戦略
- 返済計画
など、上記の内容を数字を含めて、融資先に伝えることができれば、審査の通過率は上がります。
いかに事業内容・根拠を伝え、事業計画が現実的で明確であることをこの事業計画書で説明できるようにしましょう。
もっと事業計画書の書き方について知りたい方はこちらの記事も要チェックです。
自己資金で熱量を表す
自己資金が多ければ、多いほど審査通過率は上がります。
しかし、自己資金が十分にあれば、そもそも融資を検討してないという人もいるはずです。
自己資金は事業への創業者の本気度としてみられてしまうので、どうしても多い方がいいのが確かではあるのですが、最低でも100万円あれば、評価されます。
1章でも言ったように融資を受けた人は自己資金3割以上でした。
しかし、自己資金が全くのゼロの場合と少しでも準備した場合だと、融資先担当者の見方は違ったものになります。
また、思ったよりも自己資金があるパターンもありますので、こちらの記事もチェックしてみてくださ
関連記事:創業融資は自己資金0でも受けられる!貯金するなら創業資金の3割
関連記事:創業融資は自己資金なしでも大丈夫!7つの条件で自己資金要件が免除
経営者の素質が見られる経験・実績
融資先にとって、お金を貸す人が信用できる人なのか、経営者として事業を発展させていくのか判断しなければなりません。
そこで経営者として経験があればプラスに評価されますし、起業する事業の経験があればあるほどプラスになります。
逆に業種未経験だったり、経営者としての知識・経験がないと、本当にこの人に任せていいのか不安になりますよね。
もし、あなたが全くの業種未経験であっても、審査通過率を上げる可能性はあります。
例えば、アパレルでしか業務経験がなく、時計の輸入販売をしたことがなくても、服だけではなく、時計などの販売をしていた。となれば、経験としてプラスにすることも可能なのです。
客観的に見ると経験として加算され、記入できることもあるのです。
自分ではいまいち分からなくても、第三者に話すと意外とでてきますので、書類を出す前に自身の経験・実績の棚卸をしましょう。
起業は未経験でもできる例をこちらの記事では紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
関連記事:起業で未経験でもできる!安定して稼ぐための4つの準備と3つのポイント
関連記事:【起業の始め方2023】真似して簡単!成功者はこうして起業する
まとめ
創業融資の難易度を下げるためには、創業融資の専門家に相談することが1番の近道です。
融資先が見るポイントも、事業計画書・自己資金・実績ですが、人や会社により状況が変わり、一概に難易度が同じではありません。
難易度をできるだけ下げ、融資審査を有利にするためにも専門家に相談しましょう。
今では融資の専門家を探す手間も、こちらのマッチングサービスで完結してしまいます。
強力なサポーターと共に、創業融資の審査を攻略してください。
コメント
コメント一覧 (15件)
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