日本政策金融公庫から創業融資を受けた方、二回目の融資を受けることは可能です!
事業拡大などにおいて追加で融資が必要となるケースは決して珍しくないでしょう。
今回は日本政策金融公庫から二回目の融資を受ける方法を中心に、審査通過のポイントや、審査通過を確実に狙うために頼るべきコンサルサービスをご紹介していきます。
二回目の融資を受けて事業をさらに発展させていくために、ぜひ最後までチェックしていってくださいね。
日本政策金融公庫から二回目の融資は受けられる?
まずは、日本政策金融公庫から二回目の融資を受ける際の概要からお伝えします。
融資を実施するか迷っている方は、こちらを参考にしてください。
事業拡大に追加融資の活用は最適
二回目の融資を受けるにはどのような事情があるのでしょうか。
たとえば、「会社を立ち上げる際に融資を受けて事業を始めたものの、予想以上に好調でさらなる追加投資をしたい」といった方には最適でしょう。
すでにお金を借りている状態である一方、事業が好調のため返済能力は十分アピールできます。
手順さえ間違えなければ、二回目の融資を実施してくれる可能性は高いはずです。
初回融資より審査はスムーズに進む
最初に融資を受ける際、担当者は申込者の情報確認に時間を費やす傾向にあります。
一方で、二回目の融資の場合は申込者の情報確認が不要なため、審査期間は短くなりやすいです。
いくつかの書類は、初回のみ提出の場合もあるでしょう。
また、初回融資からの期間が短いと対面でも面談も免除してくれることもあります。
ただし、完済から3年程度経過していると利用履歴が削除されています。
その際は、担当者より申込情報の再申告と必要書類の再提出を求められる可能性があるのでご注意ください。
返済期間中だと難しい場合も
二回目の融資を受ける時点でまだ返済期間中の場合は、審査が厳しくなる可能性があります。
審査を通過するためには、返済能力をアピールできる書類などを準備しておかなくてはなりません。
また、下記のケースも注意が必要です。
- 赤字経営をしている
- 他社からの借入が増加している
- 支払いが滞っている
返済能力が低下していると判断され、審査に落ちる可能性が高まってしまいます。
日本政策金融公庫から二回目融資を受けるやり方
続いては、日本政策金融公庫から二回目の融資を受ける方法について解説します。
初回と似ているものの、改めて確認してみてください。
二回目の融資希望を公庫まで相談する
まずは、二回目の融資を希望している旨を日本政策金融公庫の窓口に相談しに行きましょう。
その際、追加融資を希望する理由を聞かれることがあります。
明確に答えられるように、事前に準備しておいてください。
借入申込書を提出する
申込者・家族・事業の基本情報・融資に関する情報などを記載した借入申込書を提出してください。
融資に関する情報には、借入希望額や返済期間、資金使途などを記載します。
借入申込書は日本政策金融公庫の窓口から入手するか、HPからダウンロードしてください。
日本政策金融公庫の借入申込書についてはこちらから確認しましょう。
必要書類を提出する
初回融資と追加融資の場合の提出書類は異なります。
数多くの書類が必要となるため、早めに準備を進めておきましょう。
<必要書類>
- 預金通帳
- 本人確認書類
- 決算書(貸借対照表・損益計算書・確定申告書等)
- 見積もりが確認できる書類
- 売上が確認できる書類(納税証明書等)
- 事業計画書
初回融資の場合は預金通帳のほかに、資格証明書や許認可証等の提出が求められる場合があります。
一方、追加融資では納税証明書などの毎月の売上がわかるものや売上見込みがわかる書類の提出が必要とされるでしょう。
必要書類に際しては応募者の情報やタイミングによっても異なります。
担当者からの指示に沿って、適切に提出できるようにしましょう。
融資担当者と面談する(ない場合も)
通常の場合、書類提出後は融資担当者と面談が行われます。
しかし、追加融資の場合はすでに申込者の情報を確認しているため対面での面談が免除されることも少なくありません。
その場合は、電話やオンラインで面談が実施されます。
審査通過、着金
面談も終了し、無事に審査が通過したら指定した銀行口座にお金が振り込まれます。
こちらは、初回融資の際とほぼ同じ流れでしょう。
審査通過した場合は契約書が送られてくるので、必要事項を記入して返送します。
おおむね3日~1週間程度で入金があるので、計画通りに活用するようにしましょう。
日本政策金融公庫で二回目も審査通過するポイント
二回目の融資では、どのような部分に気を付けたらよいのでしょうか。
審査を通過しやすいポイントについて3つ挙げましたので、あらかじめ意識しておきましょう。
二回目の融資が必要な理由を明確にする
追加融資をする理由については、まず最初に聞かれることが多いでしょう。
理由について明確に説明できるようにしておいてください。
その際も、「運転資金が足りなくなったからです」だけではNGです。
足りなくなった理由についても、きちんと説明する必要があります。
また、担当者に希望の金額をイメージさせるためには、資金繰り表や事業計画書を用いるのがおすすめです。
決算が終了したタイミングで検討する
相手に経営状況をイメージさせるためにも、決算が終了したタイミングで追加融資を行うことをおすすめします。
3月決算の会社の場合は、4月や5月に申し込むとよいです。
決算書を用いながら経営状況を解説できるので、担当者だけでなく事業者自身のメリットにもなります。
決算前で検討している方は、決算が終わってから申し込みをしてみてください。
必要書類を正しく準備する
初回の融資と追加融資では、必要とされる書類が異なることがあります。
前回と同じだと思い込み確認もせずに準備を行うのは危険です。
申し込み後にある担当者からの指示に沿って、書類を提出しましょう。
書類の準備に時間がかかりそうな場合や事前に内容を知っておきたい場合は、担当者に確認してもよいです。
提出する書類が間違っていたり、期限に間に合わなかったりすると担当者の心証を悪くしてしまうので、二回目だからと油断せずに準備しておきましょう。
CEOパートナーを頼れば審査通過が狙いやすい!
最後に、審査に確実に通過したい方に向けておすすめのサービスを紹介します。
それが、CEOパートナーです。
創業サポートの経験が豊富な税理士を紹介するサービスを展開しています。
公庫への申請がスムーズに進められる
一回目の融資から同様ですが、準備しなくてはならない書類が多いため申請まで時間がかかる傾向にあります。
事業を行いながら準備しておく必要があるため、プライベートの時間を削らなければならないこともあるでしょう。
しかし、CEOパートナーに依頼すれば紹介された税理士が書類の準備サポートを行ってくれます。
申請をスムーズにするうえに、事業を行う余裕も作ってくれるでしょう。
資金調達のプロによる事業計画書サポート
CEOパートナーから紹介される税理士は、過去に多くの企業の資金調達を成功させてきました。
資金調達のプロともいえる実績で、融資成功まで導いてくれるでしょう。
融資を受けるために必要な事業計画書などの複雑な書類を代行してくれるのも大きな特徴です。
融資担当者が求めているポイントを押さえて書類作成をするので、審査通過率アップも間違いありません。
事業拡大に最適な調達金額を提案
融資を受ける際、どの程度の金額を希望したらよいかわからない方も多いはずです。
その場合も、紹介された税理士に相談すれば最適な金額を提案してくれます。
事業の現状や今後の市場・将来性、過去の経験なども踏まえたうえでの提案です。
金額に迷う場合は、相談してみて損はないでしょう。
まとめ
日本政策金融公庫では、複数回の融資を受け付けています。
ただし、一回目と必要書類が変更されたり理由を明確にしておく必要があったりとポイントや注意点がいくつかあるのでチェックしておきましょう。
融資金額に迷ったり書類の準備にまで手が回らない場合は、CEOパートナーにご相談ください。
各種サポートを長きにわたって行うことで、下記の実績が身に付きました。
<CEOパートナーが紹介する税理士が所属する税理士法人の実績>
- 公庫面談サポート数が税理士法人で全国1位
- 毎月の創業融資相談件数1,000件以上で税理士法人日本一
融資だけでなく、経営のトータルアドバイスも行っています。
事業を進めるうえで困ったことがあればなんでも相談してみましょう。
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