起業したいけど、資金がどうしてもない。
そんなことを考えて起業を諦めていませんか。
実は、起業はお金がなくてもできるんです!
もちろん、お金はあるに越したことはありませんが、起業のしかたを工夫すればお金がなくても実現できます。
ここではお金がなくてもできる事業を4つ紹介するとともに、お金がないときに活用すべき制度をご紹介します。
あなたの起業の選択肢が広がるヒントになれれば幸いです!

CEOパートナーでは、創業融資をはじめとした資金調達サポートをプロとする税理士法人の担当者を、即日・無料でご紹介しております。
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創業後も顧問税理士として頼ることが可能ですので、ぜひお気軽に無料問い合わせをご活用ください。
起業でお金がないときのリスク

自己資金なしで起業するというのは、魅力的な選択肢に見えるかもしれません。
しかし、そのような方法には大きなリスクが伴います。
リスクを知らないまま起業すると、破産しやすくなる確率が上がってしまうからです。
お金がなくても起業する方法をお伝えする前に、あえて、リスクから説明しておこうと思います。
今回、自己資金なしで起業した際のリスクを4つ紹介していきますので、本当に自己資金なしで起業するのか、今一度考えていきましょう。
自己資金がないと融資が受けられない
自己資金がないまま起業することはできますが、資金調達の主な手段である”融資”を申し込むことが難しくなります。
起業には、多額のお金がかかることも珍しくありません。
これから起業予定の方や、起業して間もない事業者が申し込める”創業融資”では、1000万円以上の借入が可能となっていますが、自己資金がまったくのゼロでは審査通過は難しいでしょう。
なぜなら起業に対して、本気ではないと判断される恐れがあり、さらに計画性のない人と判断されてしまうからです。
また自己資金のまったくない人は金融機関からすると貸し倒れリスクが高く、返済されないリスクの少しでもある人に対してお金を貸したいとは思わないのも自然なことです。

会社の成長スピードが遅くなる
自己資金がないまま起業することはできますが、お金のない状態で取り組める範囲は限られます。
例えば、店舗を出店するにしても、賃貸物件を借りたり光熱費がかかったりしますので、資金がないまま開業することは苦しいでしょう。
また、資金がないまま起業することで、会社の成長スピードが遅くなります。
なぜなら、資金があれば、広告を打ち集客を加速することも可能ですし、従業員を雇うことも可能だからです。
起業当初は根性で頑張っていける場面もあるかもしれませんが、長期的に会社を成長させていくには、多くの人とお金の協力が必要になってきます。
今後、会社を大きくしていきたいという考えている方は少しでも資金を集めるようにしましょう。
生活費用面のリスク
自己資金なしで起業する場合、生活費用面にも大きなリスクがあります。
起業したばかりの会社は約半年間は赤字になりやすいと言われています。
赤字になっている状態では、起業家は自分自身に給料を払うことができませんし、社会保険や退職金もありません。
資金がないままだと、失敗した場合のリスクが大きく、自身の生活さえも脅かされてしまうのです。
ランニングコスト
自己資金なしで起業する場合、ランニングコストにも注意しなければなりません。
ランニングコストとは、事業を継続するために必要な経費のことです。
例えば、オフィスの家賃や光熱費、人件費や広告費などです。
これらの経費は、事業が成長するにつれて増えていきます。
しかし、自己資金なしで起業する場合、収入が安定しないことが多く起業家がランニングコストを賄えなくなる可能性があります。

起業でお金がなくてもできる事業4選

できるだけコストをかけずに起業したい人におすすめのビジネスが4つあります。
- 在宅でできるWebコンテンツ作成
- コスト0でできるSNS代行運用
- 知識や経験を活かすコンサルタント
- 経営ノウハウが身につくフランチャイズ
どのビジネスも起業コストがかからないので気になるものから、試してみてください。
副業からできるWebコンテンツ作成
ネット上の文章を作成するWebライター、主にサイトデザインを行うWebデザイナー、動画コンテンツを作成する動画編集者などが該当します。
この3つは自宅でも仕事することができますし、ネットで学びながら収入を得ることができます。
Web関連の分野は参入するハードルが低く、最低限パソコンがあれば、いつでも始めることができます。
ブログ、アフィリエイト、ライターなどWebコンテンツを制作することで、今後他の仕事とともかけ合わせることもできますので、おすすめの職種になります。

コスト0でできるSNS代行運用
SNSの運用はコスト0で手軽に始めることができます。
Twitterやインスタグラムを活用するのでコストはかかりません。
発信する内容を考え、フォロワー数を増やすことを目的として企業や個人の代わりに運用を行っていくのです。
自身のアカウントでもフォロワーを増やせれば、企業案件やスポンサーの獲得、運用方法をまとめた情報コンテンツ販売やコンサルで収益を得ることができます。
またアフィリエイトで口コミレビューなどで稼ぐこともできます。

知識や経験を活かすコンサルタント
ある分野で経験や専門知識を持っている人は、コンサルタントとしてサービスを提供することができます。
あなたの知識や経験を人に教えるビジネスになります。
コンサルタントは資格が無くてもできます、確かに資格を持っていた方が信憑性を高めることができますが、必須ではありません。
需要とあなたの経験知識がマッチすれば、大きな利益を生むことができるビジネスです。
経営ノウハウが身につくフランチャイズ
フランチャイズとは、本部と契約を結び加盟金を支払うことで、商標の使用や商品・サービス販売の権利が与えられる仕組みです。
まず経験を積みたい、ノウハウを知りたい人におすすめの起業方法です。
このビジネスではすべてを1から確立していく必要がなく、本部のノウハウや仕入れ先を利用することができます。
集客や販路などはしなくても本部がやっているので、最初から本格的に事業をやってみたい人におすすめです。
基本的にはフランチャイズの契約料がありますが、業種や会社によっては契約料が0円なところもあるのでぜひフランチャイズも検討してみましょう。

起業でお金がないときに活用すべき4つの制度

今では0円でも起業できる時代になりましたが、店舗を構えたり登録認可をするだけでもお金がかかりますよね。
もちろんですが、事業資金があればあるほどビジネスを大きく展開することが可能です。
どうやってお金を集めればいいのか悩んでいる人は今回紹介する4つの資金調達法にチャレンジしてみましょう!
- 返済不要な補助金・助成金
- 共感されればOK!クラウドファンディング
- アイデア次第で決まる!ビジネスコンテスト
- 将来性抜群!ベンチャーキャピタル投資
この中には高額な資金を募ることもできるものや返済不要なものもありますので、チェックしてみてください。
返済不要の補助金・助成金
補助金や助成金は原則、返済の必要はありません。
助成金は条件を満たすことで受給が可能となり、補助金には審査があるため補助金を受けたことで事業に箔をつけることができます。
どちらも後払いで受給できます。
募集期限・条件を確認の上で、申し込んでみる価値ありです。特におすすめな補助金・助成金制度はこの3つです!
- PR経費に使える小規模事業者向け「小企業事業者持続化補助金」
- ITツールを使う人、必見「IT導入補助金」
- 新製品開発・新サービス費用に「ものづくり補助金」
ぜひ検討してみてくださいね。

共感されればOK!クラウドファンディング

ビジネスアイデアをネット上で公開し、支援資金として資金調達する「クラウドファンディング」。
出資者は見返りとしてモノやサービスを受けることができ、アイデア起案者は短期で多額の資金を集めることが可能です。
拡散性の高さや試験的にニーズがあるのかが分かるので、メリットの多い資金調達法になります。
支援者に応援されるビジネスアイデアを作り、それを伝えるスキルがあれば資金を集めることは難しくないでしょう。
代表的なクラウドファンディングサービスサイトとして「READYFOR」や「CAMPFIRE」があります。
社会性のあるアイデアや新規性のあるアイデアを考える人におすすめの資金調達法です。

アイデア次第で決まる!ビジネスコンテスト
ビジネスコンテストとは地方自治体・公共機関・大学などの団体が主催するビジネスアイデアを競うコンテストです。
全国各地で行われているビジネスコンテストでは受賞すると事業奨励金として賞金をもらうことができます。
コンテストによってテーマは異なり、女性起業家コンテストや地域密着型のコンテストもあります。
どれも審査がありますが、受賞することで事業サポートを受けることもできます。
基本的には参加費が無料ですので、ビジネスアイデアに自信がある方はぜチャレンジしてみてください。
代表的なビジネスコンテストについてのサイトは「登竜門」になります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ビジネスアイデアのヒントを得たい人は次の記事を参考にしてみてください。

将来性重視!ベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタルは、成長が期待される新興企業に対する投資の1つです。
スタートアップが市場で成功するための資金を提供し、成長をサポートするのです。
今後企業の成長が見込まれると判断されたら、出資をされます。
しかも、返済の義務がないので、起業家にとって魅力的な資金調達方法です。
出資する投資家は、企業の将来性や市場ポテンシャルを評価し、成功すれば出口戦略でリターンを得ることができます。
ベンチャーキャピタルでは、技術革新や市場ニーズに焦点を当て、アイデアの実現を支援することで、経済における新しいビジネスの育成を促進するのが目的です。
今までにない会社、サービス、商品を取り扱う起業家にとって、ぴったりな資金調達方法なので、ぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

起業はお金がなくても可能ではあります。
自己資金のまったくない状態で創業融資を利用するのは難しいですが、補助金・助成金などから資金調達できる可能性はゼロではありません。
起業というと壮大なことで、自分にはできるわけがないと思い込んでいる人が多くいます。
しかし、今は資金がなくても、事業の選び方などを工夫することで、いくらでもチャレンジできる時代です。
ぜひここでご紹介した内容を活用して、起業を成功させてください。
具体的に起業の方針が決まったら、CEOパートナーで経験豊富な税理士を見つけることができますので、専門分野はぜひ頼ってみましょう。
あなたが前向きに起業を考え、挑戦していければ幸いです。
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