【SNS攻略】起業が増加するネットショップ業界の裏側!

近年では、ネットショッピング時代といわれるほど、外に出て買い物をする機会が減ってきています。「2025年、人は買い物をしなくなる」というタイトルの本があるくらい、便利で快適な時代へと日々進化しています。では、そんな時代の背景には、ネットショッピングを利用した起業をする人が増えているのをご存じですか?どんな人がネットショッピング起業をするのか、またメリットやデメリットについても紹介していきます。

目次

コロナ禍で大進化した「ネットショッピング」が人気の理由とは

2020年以降、世界中に蔓延した新型コロナウイルス。そんなコロナウイルスが日本でも広まり、学校が休校になったり、オンライン会議、在宅ワークなど人との距離を保つ政策が厳重に行われてきました。その影響を受け、現在でも家から出る機会が減ったため、ネットショッピングが急激に進化しました。便利で快適な暮らしの支援をサポートしてくれるネットショッピングは、ほとんどの人が利用したことがあるかと思います。利用者が多いからこそ、ネットショッピングで起業を考えている人も少なくないのです。そんなネットショッピングで起業する人はどのようなジャンルで起業しているのか紹介します。

Instagramを活用するEC事業者が増えた

Instagramを利用した起業の仕方があります。これは、宣伝広告を拡散させる力があるため、10代~20代といった若者に人気の手法です。物販の販売は特にSNSの魅力を最大に活かすことができるため、自分が欲しい物が明確に分かりやすく、購入しやすいといった特徴があります。日本では、2017年からインスタグラムのネットショッピングが導入され、ストーリー機能や投稿機能を利用して商品の写真をユーザーにアピールし、ECサイトの商品ページにユーザーを導入する機能が追加されました。これによってInstagramを利用したネット販売をする事業が増加したのです。

事業例)GENTLE MONSTER

GENTLE MONSTER(ジェントルモンスター)は韓国のハウスアイウェアのブランドです。日本では取扱店がありませんが、Instagramを通じて海外のブランド商品を購入することができます。このように日本だけでなく、海外の商品や、近くに店舗が無い商品などを購入することができるようになり人気を集めました。

引用:GENTLE MONSTER (@gentlemonster) • Instagram 

コロナで家からでなくなった為

新型コロナウイルスの影響を受け、必要最低限家から出てはいけない時期がありましたよね。そんな時期だからこそネットショッピングが主流となり、重い荷物を持って帰らなくても良いことや、冷凍食品や冷蔵食品などはスーパー専用のネットショッピングを利用し、時間に融通を聞かせた買い物の仕方などができるようになったため、とても人気になりました。その結果、現在でも日用品をネットで購入する人が増え、最近では様々なものが定期便として配達してもらえる時代にまで進化したため、リピーターを獲得できるネット販売が人気となりました。

公式HP限定のセールなどの広告が打てる

3つ目は、公式ホームページにサイト専用の周知やクーポンなどを発行することにより、アクセス数が増え、売上が上がるという仕組みが取れるからです。よく3000円以上お買い上げで500円クーポンが利用できます!などの広告を見かけます。このセールやクーポンの配布を公式HPだけにすることによって、InstagramやAmazonなどのネット販売サービスを仲介することなく利益を出すことができるからです。

インフルエンサーマーケティング

4つ目はインフルエンサーマーケティングです。これはインフルエンサーを利用して、集客を行う方法です。流行りのインフルエンサーが身に着けていた!というだけで欲しくなるファンや消費者がとても多くなるのです。インフルエンサーマーケティングには2つの手法があります。

  1. インフルエンサーと他会社とのコラボ
  2. インフルエンサー自らの商品開発

ではどちらも事例を見てみましょう。

事例①インフルエンサーと他会社とのコラボ

実際に、世界的人気を集めた韓国のアイドルグループ、「BTS」は株式会社セキドとコラボし、上半期に比べて限定コラボ商品の10月度売上数が23倍超えしたことを発表しました。日本でも韓流ブームを巻き上げた「BTS」を商品モデルにすることで、販売数だけでなく、会社の商品をブランディングすることにも繋がり、コラボが終わった後でも、「人気アイドルとコラボした商品」として、幅広い世代から人気のある商品となりました。このように、商品のブランディングをできるというところが、1つ目のインフルエンサーマーケティングの強みだといえます。

参考:セキド、「BTS」との限定コラボ商品の10月度売上数が23倍超!

事例②インフルエンサー自らの商品開発

インフルエンサーが自分で影響力を利用し、商品を販売するケースです。事例としてZ世代から絶対的支持を得る「中町綾さん」を見てみましょう。中町綾さんは、兄「中町純平さん」と中町兄弟というYouTubeチャンネルで配信をしているYouTuberです。また個人チャンネルもあり、兄妹チャンネルの大半は綾さんのファンを占めているほど男女問わず人気な女性です。そんな中町綾さんは、スキンケアブランド「ASUNE(アスネ)」を立ち上げました。ASUNE(アスネ)の公式Instagramや自身のインスタグラムなどで、商品の在庫状況や販売時期のお知らせなどを告知しています。様々な媒体で告知することによって認知度も増え、口コミも増えるので商品への信頼と効果が期待できますよね。そんなASUNEは再販と共に即完売!今やSNSは1番身近で情報を集める手段として使われていることがわかりました。

中町綾 (@ayanakamachi) • Instagram photos and videos

ASUNE (@asune_official) • Instagram photos and videos

引用:ASUNE(アスネ)|公式オンラインストア

PC1台で販売作業ができる!ネットショップ起業の仕方

ネットショップ最大の魅了はパソコン1台あれば最低限の販売ができることです。事業が拡大していくにつれて、媒体やパソコンの数は増えますが、起業時に必要なのはパソコン1台だけです!そんな便利で簡単なネットショップの起業準備方法をご紹介します!

関連記事:起業準備はこれだけ!開業・独立をする前にやるべき具体的な5つの手順

関連記事:0から始める起業のロードマップ!~起業成功者が辿る道~

事業内容・経営方針を決める

まずは、事業内容・経営方針を決めましょう。事業内容とは、会社が取り組む事業内容のことを表します。どのようなものを販売するのか、どのような仕事を行っていくのかを具体的に決めていきましょう。業務内容や職務内容と異なる点は、会社全体ということです。下の表にも書いてあるように、業務内容・職務内容の軸となるものが事業内容となりますので、事業内容は一番初めに決めると、会社の軸が整いやすくなります。

経営方針は、事業内容をもとに会社の利益目標や販売目標・生産目標・人事目標を数値化したりすることです。経営方針は「目標」ということが分かりますね。経営方針を目指して事業を展開していくので、こちらもとても慎重に決めることが必要です。ですが、今後、会社がどんな企業になっていくのか先のことまで考えるのは難しいですよね。どんな起業の仕方においても大切なことになります。ネットショップ起業もそのうちの一つですので、事業内容・経営方針は、しっかりと決めていきましょう!

どのコンテンツ・SNSに力を入れるのか

経営方針の中に含まれる内容でもありますが、SNSには様々なコンテンツが存在します。ネットショッピングに繋がるコンテンツは以下のようなものがあります。

今まで何となく使ってきたSNSが近年では、ネットショップ化し、SNSで見たものをその場で購入することができるため、コンテンツごとに年代を振り分け、集客することはとても大切になります。コンテンツごとに投稿内容を変えてターゲットを絞るなど、集客方法の一環として活用すると良いです。

商品の仕入れや取引作業

次に、実際に販売する商品の仕入れなどをします。ネットで販売する際も取引業務などは対面、又はオンラインでします。仕入れ・取引作業は慎重に行いましょう。お客様のもとに商品が届かないミスはネットショッピングで、よくありがちなトラブルです。トラブルが多くなると消費者も商品やサイトに不安を抱きます。商品の在庫状況などは自分でも確認できるようにしておくのがベストです!

実際に販売する

では、実際に販売してみましょう。ネットショップですので、販売方法・購入方法は基本ネット注文です。お客様の目に止まるように、SNS更新は欠かさず行いましょう。そして、注文してくださったお客様に商品を届ける。ここまでが、基本的な販売方法です。

利用者からの評価をもらい信頼感を高める

最後に、商品と会社に対して信頼感と安心感を持ってもらう為に、口コミが投稿できるようにしましょう。口コミ投稿は良くも悪くもリアルな情報です。私もネット注文する際は口コミをよく見てから買います。口コミが無い商品などは逆に怪しまれる可能性がありますので、気を付けましょう。お客様は、商品だけでなく配送内容についても評価します。迅速な対応などは高評価され、新規のユーザー獲得の信頼につながりますので、最低限の消費者ニーズに答えれるようにしましょう。

ネットショッピングでのトラブルは80万件以上!

国民生活センターによる2021年度の「商品・役務等別相談件数」は、なんと843,664件!!その中でも上位10位がこちら▼(2022年8月26日のもの)

トラブルに巻き込まれるのは、消費者だけではありません。販売者も消費者のトラブル間に巻き込まれる可能性があります。ではどんなトラブルがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう!

引用:ネットショッピング_国民生活センター

なりすましサイトによる販売

これは販売者側が巻き込まれる事故になります。これはサイト自体を悪用する詐欺です。転売してはいけない商品を販売したり、公式サイトかのように装い集客をしたりします。また、現にあるサイトのパスワードを何らかの形で入手したりして、ウェブサーバに不正アクセスする消すもあります。その結果、販売価格とは異なった値段で販売されたり、消費者からブログやそのコメント欄に、偽サイトに関する多数の書き込みがなされる場合もあります。不正アクセスされない為に以下の3つを心がけましょう。

1⃣パスワード

 ↳英数字・大文字小文字を組み合わせた8文字以上のものにし、パスワードは定期的に変更しましょう。

2⃣サイト管理

 ↳ウェブサイト・ブログに必要なプログラムは、最新のものを使用する。

3⃣バックアップ

 ↳定期的にバックアップを取得しておく。

誇大広告で商品を表示・販売していた

誇大広告で商品を表示・販売することは販売側のミスです。実際に手に取ってみた消費者が、広告より小さく満足を得られなかった場合、トラブル化します。商品に関する、嘘や大げさな言い回しは、景品表示法により禁止されています。広告を打つ際は必ず事実だけを述べるようにしましょう。

運営トラブルに備えた専門家を事前に知る

万が一トラブルがあったときのために、頼れる専門家を知っておくと良いでしょう。では、消費者とのトラブルがあった時どんな専門家に相談すればいいのか、ご紹介します。

  1. 国民生活センター
  2. 消費者庁
  3. 税理士

1・国民生活センター

まずは国民生活センターです。国民生活センターにはネットショッピング専用の相談サイトもあります。主に消費者が利用するケースが多いですが、過去に相談があった事例なども公式ホームページに載っているので、トラブルになる前に見ておくとよいでしょう。

公式HP:ネットショッピング_国民生活センター

2・消費者庁

続いて、消費者庁です。消費者という言葉が入っているので消費者専門家と思われがちですが、販売者が相談することもできます。また消費者庁は電話で相談することができます。すぐに相談したい方にはとてもありがたいですね。

公式HP:申出・問合せ窓口 – 消費者庁

3・税理士

一番意外かもしれませんが、税理士は一番おすすめの専門家です!販売法を知らずに法に触れてしまった場合でも相談できます。また、販売関係トラブルに巻き込まれた販売者も相談できる唯一の専門家です。そんな税理士に出会える会社があるのをご存じですか?CEOパートナーという会社では、自分に合った税理士を無料で紹介してくれます。紹介しても、あなたに合わなければ料金はかからないという、利用者には嬉しいシステムですよね!そんなCEOパートナーの公式ホームページはこちら▼

公式HP:CEOパートナー – あなたの創業融資に最適な業者をマッチング

ネットショップ販売で利益が伸びる人の特徴3選

最後にネットショップ販売をして利益が出る人には特徴があります。SNSの更新をしたからといっていきなりネットショップの販売が上がるわけではありません。ではどんな人が利益が出やすいのか紹介していきます。

現在店舗はあるけどネットショップ販売していない人

現在店舗は構えているが、ネットショップ販売をしていない会社は、ネットショップを開設することによって普段遠くて買いに行け無い人や、家に配達してほしい人、空いた時間に買い物したい人などの新規顧客がゲットできるチャンスですので、更に売り上げを伸ばせる可能性が広がります。

広告などに興味がなかった人

いままでに広告などを利用したことが無かった人は、販売効率を上げるために広告などを利用してみましょう!広告を利用することによって、認知拡大が期待できます。また広告による売上拡大の目標数値などを事前に予測して設定しておくと、実際に広告を打った時に数値を比較できるので、広告だけでどれくらい集客できているのかが分かり、次に繋がるでしょう。広告には種類があり、「テレビ広告」「チラシ広告」「WEB広告」「マスメディア広告」「ヒューマン広告」など様々な種類から広告を打つことができます。

Googleアナリティクスを利用したことがない人

Googleアナリティクスとは、広告分析結果をアナリティクスの指標で確認できます。これはGoogle広告とアナリティクス連携する必要があり、どのような人がどの広告から情報を仕入れ公休までに至ったのかを分析するツールです。Googleアナリティクスを利用することにより、ターゲットを絞って販売することができたり、ユーザーがどのようなことを求めているのか分析して結果に残せるという利点があります。Googleアナリティクスの詳しい内容や見方についてはこちらから▼

参考:Googleアナリティクスの指標一覧(メトリクス一覧)

※アナリティクス・・・、データの中を分析、解釈し、伝達すること。 

まとめ

今回はネットショップ起業についてご紹介しました。普段、何気なくネットショッピングをしていましたが、ネットショップを自分が運用していくとなると気を付けなければならないところやメリットが見つかったのではないかなと思います。今やネットショッピングの方が主流になりつつある現代社会では、SNSでのネット販売や、WEB広告などが必要となっています。店舗を持っている方は、なおやりやすいと思いますので、ぜひネット販売をしてみませんか?ネット販売と店舗販売の違いや、実際に何が違うのかなど相談できる税理士さんを頼ってみましょう!少しでも興味を持った方はCEOパートナーから調べてみてください!

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この記事を書いた人

WEBデザイナーの学校を卒業後、ライターとして活動しながら4月から個人事業主になったばかりのリアルな実体験を皆様にお届けします!起業を目指す方と、この記事を通じて共感できるものがあればいいなと思ってます。冬はスノボ、夏はBBQがマストなアクティブ人間です!

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