長野県での起業を考えてこの記事にたどり着いたあなたに、ぜひ最後まで目を通していただきたいです!
長野県で起業するにあたり、近年の動向などから独自に調査したおすすめの起業アイデアを5つご紹介するとともに、11の支援策や資金調達に見逃せない3つの方法など、長野県ならではの情報をとことん公開していきます。
最後には、一人で起業するより断然成功率のアップするコンサルサービス「CEOパートナー」についてもご紹介していますので、お役立ち情報をしっかりと仕入れていってくださいね。
長野県で起業するなら!5つのアイデア【独自調査】
長野県で事業を行う方におすすめのアイデアを5つ紹介します。
沖縄県・北海道に次ぎ、移住者に人気が高い県としても知られているので、より人々の生活に寄り添った事業をピックアップしました。
アパレル業
四季がはっきりとしている長野県では、季節を問わずアパレル業に対する需要は高いです。
防寒具やアウトドア向けの衣類などが人気で、地元産のウールなど地域特有の素材を活用した商品展開も行えます。
特に移住者は冬の厳しさを体験したことがない人も多いので、雪や寒さに対応できるようなファッションを販売すると、さらに高い売り上げを見込めるでしょう。
運送業
広大な山岳地帯が多い長野県では、交通アクセスに不便さを感じる人も少なくありません。
そのため、物流や配達サービスは多くの場面で必要とされる事業です。
ECサイトの発達でネット販売が増えている現代では、山間地こそ運送業が活躍できる地域といえます。
また、ものだけでなく人を運ぶタクシーやバスといった業態も人気を獲得しやすいでしょう。
車社会である長野県だからこそ、学生や高齢者からの需要を獲得できます。
不動産業
移住先として人気の長野県では、不動産業を立ち上げるのも大きなビジネスチャンスです。
空き家を利用したリノベーション事業や別荘の仲介、民泊運営などあらゆる営業形態が考えられます。
また、地方でリモートワークを行うビジネスマンに最適なオフィススペースを提供する事業も有効でしょう。
レジャー事業
スキーや登山、温泉など長野県にある数多くの観光資源を活かしたレジャー事業もおすすめです。
夏季はキャンプや釣り、ゴルフなどを、冬はウィンタースポーツや温泉などが考えられ、趣味嗜好も事業に反映できるでしょう。
観光客はもちろん、長野県の自然やレジャーを目当てに移住を果たした人もターゲットになります。
エンジニアなどIT系
在宅勤務が可能なIT系のビジネスを行う場合も、長野県での起業がおすすめです。
都心に比べて家賃も物価も安いため節約になるうえに、地方の落ち着いた環境で働けるのは大きなメリットといえます。
仕事以外では長野県のレジャーを満喫できるのも、魅力の一つです。
オンオフの切り替えをしっかりとしたうえで働きたいですね。
長野県で起業時に頼れる11の支援策
ここでは、長野県で起業する際におすすめの支援策を11個紹介します。
相談窓口
長野県で事業を行う際の相談窓口でおすすめなのは、「信州スタートアップステーション」です。
次世代産業の創出を目的とした創業支援拠点で、松本市と長野市に開設しています。
コンサルタント、中小企業診断士、会計士といったコーディネーターに創業に対する各種相談が可能です。
セミナーやワークショップ、女性専用窓口もあるので、ぜひご利用ください。
信州スタートアップステーションによる相談窓口の詳細は長野県後継者バンク
長野県では、創業希望者と後継者不在事業者とをつなぐマッチングサービスを行っています。
こちらも、創業者の相談窓口を開設している「信州スタートアップステーション」が主催する事業です。
また、そのほかにも同様の事業を行う「長野県後継者人材バンク」が存在します。
いずれにしても、既存の経営ノウハウや知名度、取引先を引き継ぎながら事業運営ができるのは、ゼロからの創業に比べると大きなメリットとなるでしょう。
長野県後継者人材バンクの詳細はイベント・セミナー情報
長野県では、「信州ベンチャーサミット」と「信州ベンチャーコンテスト」という2つのビジネスコンテストが存在しています。
いずれも起業家が自身の事業構想を発表する場になっており、優秀なビジネスアイデアはグランプリとして表彰されます。
長野県で起業を行う方は、ぜひ挑戦してみてください。
補助金
資金調達をしたい方は、補助金を検討してみましょう。
長野県では、「ソーシャル・ビジネス創業支援金」を用意しています。
地域の課題を解決できるビジネスの促進を目的としており、創業に要する経費を一部補助しています。
補助額の上限は200万円までで、補助率は1/2以内です。
ソーシャル・ビジネス創業支援金の詳細は資金
補助金以外にも資金を集める方法は用意されています。
おすすめなのは、「信州スタートアップ・承継支援ファンド(信州SSファンド)」と「信州創生推進資金(創業支援向け)」です。
投資や融資制度なのでリターンや返済が必要ではあるものの、それだけ大きな金額を得られる可能性があります。
各制度の概要は、次章で詳しく解説します。
税制
税制面でも、起業家を優遇する制度が整っています。
「創業等応援減税」は、長野県内で新たに設立された中小企業の法人事業税を5年間全額免除する制度です。
また、「エンジェル税制」というベンチャー企業に投資した個人投資家に対して、税制上の優遇措置を行う制度もあります。
起業家自身が税制面で有利を受けられるわけではないものの、投資家との交渉材料の一つになるかもしれません。
技術支援
長野県工業技術総合センターでは、製品などの研究開発支援や各種試験の実施を行っています。
「材料技術部門」「精密・電子・航空技術部門」「環境・情報技術部門」「食品技術部門」の4つに分かれているため、該当する事業があれば技術支援を受けてみるのもよいでしょう。
創業支援センターでは、新しい分野の研究開発に挑戦する中小企業者にインキュベーション施設の提供や支援を行っています。
専門家派遣(無料)
創業に関する悩みがある方に、経営の専門家を無料で派遣する事業を行っています。
専門家は、業界や得意分野、職種などで分けられており、希望に沿って支援を受けることが可能です。
派遣時間は2時間を1単位とし、1年で12単位、1日3単位までとなります。
専門家派遣の詳細は信州創業応援プラットフォーム
長野県では、平成29年度から「信州創業応援プラットフォーム」を設立し、県内の支援機関やコワーキングスペースと連携強化を図る動きを見せています。
さまざまな施設、企業と連携することで新しいビジネスアイデアが生まれるかもしれません。
お近くにあれば積極的に参加してみましょう。
連携コワーキングスペース一覧はアクセラレーションプログラム
長野県の有望な起業家を対象に、短期間の集中的伴走支援プログラムを行うのが「信州アクセラレーションプログラム」です。
資金調達や販売先、経営体制などの課題を解決すべく、メンターが支援を行います。
メンターは、起業経験者や投資家、会社役員などが務めています。
信州アクセラレーションプログラムの詳細はやさしい起業コミュニティNSS
やさしい起業コミュニティNSSでは、「起業したいけど何をしたらよいか分からない」「一人で起業するのは不安」と考えている方に、起業支援を行います。
起業するには、一人で抱え込まずにネットワークを作ることが重要です。
イベントやサミットなどビジネスに役立てられるような活動を主催し、さまざまな人と交流できるのが本コミュニティの特徴です。
あらゆる取り組みを行っているので、まずは概要だけでもチェックしてみてはいかがでしょうか。
やさしい起業コミュニティNSSの詳細は長野県で起業時に必要な資金調達の方法
ここでは、長野県で起業をする際に必要となる資金調達の方法を紹介します。
信州スタートアップ・承継支援ファンド(信州SSファンド)
「信州スタートアップ・承継支援ファンド」は、長野県とフューチャーベンチャーキャピタル株式会社、県内の金融機関が連携して設立されました。
長野県に本社や拠点を置く創業期の企業等に、投資という形で金銭的支援を行っています。
投資額は、1社あたりおおむね500〜5,000万円程度を想定しています。
信州スタートアップ・承継支援ファンドの詳細は信州創生推進資金(創業支援向け)
「信州創生推進資金」では、新規開業予定者及び新規開業者を対象として、貸付利率年1.1%で最大5,500万円(運転資金・設備資金)まで融資を行っています。
貸付利率のほかにも、金利1.1%の低利融資を設定するなど起業家が有利になる支援を行うのが特徴です。
長野県を「日本一創業しやすい県づくり」にすることを目指した活動を行っています。
信州創生推進資金の詳細は日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、中小企業の支援を主な目的とする政府系金融機関です。
利益よりも、中小企業や個人の経済的課題を解決することを重視しているため比較的融資を受けやすい傾向にあります。
創業支援やスタートアップ支援、融資を受ける際の書類のフォーマット配布なども行っています。
起業間もない方は、民間の銀行から融資を受けるよりもおすすめです。
日本政策金融公庫の詳細は長野県の起業でCEOパートナーを頼るべき理由
長野県で起業するなら、CEOパートナーというサービスを利用するのがおすすめです。
その理由を3つ挙げていきます。
起業に必要な資金調達サポート数全国No.1
CEOパートナーでは、経営に強い税理士を起業家に紹介する事業を行っています。
税理士は経営全般の知識に強いため、資金調達のアドバイスも得意分野です。
所属する税理士法人は、資金調達サポート数で全国トップの数字を誇っているため支援体制も問題ありません。
資金調達の方法から申請手順、審査のコツまでアドバイスしてくれます。
長野県で成功する事業計画の立案をお手伝い
税理士は事業計画の立案からサポートを行います。
どんな事業を検討しているのか、起業家の経歴や実績などをヒアリングしたうえで、事業内容を一緒に考えることが可能です。
ビジネスに関するアイデアがあれば、ぜひ相談してみてください。
起業の不明点を一から十まで何でも無料相談
起業にまつわることならどんなことでも相談できるのもCEOパートナーの特長です。
「今まさに起業を考えているけど、この方法で進めてもよいか不安」という方は相談してみると有益な回答が得られます。
また、費用は資金調達が成功した場合に発生するため、相談だけならすべて無料で受け付けています。
無理な勧誘などもないので、気軽に問い合わせてみましょう。
まとめ
四季が豊かで観光資源も多い長野県は、観光客や移住者問わずに多くの人が集まります。
さまざまなビジネスが考えられるので、ここで紹介した支援策を活用して起業してみてはいかがでしょうか。
また、CEOパートナーでも充実の経営支援を行っています。
長野県で起業を検討している方は相談してみると、新しい可能性を発見できるかもしれません。
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