独立前に何から始めたらいいのか分からない。
そもそも自分は独立しても大丈夫なのかを知りたい。
そんなことを考えてはいませんか。
断然、独立前に準備しておいた方が今後の成功率は高いです。
だから、どんな準備をしておいた方がいいのか分かんないんです!
そんな方に向けて、今回独立の準備や本当に独立すべきかの判断軸をまとめてみました。
独立は手段であって、ゴールではありません。
しかし、独立を決めた人の後押しになれるように記事を執筆しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
成功する独立!4つのステップ
独立は自分の時間や仕事を自由にコントロールできる魅力的な選択肢ですが、一方で不安やリスクも多いですよね。
そこで、今回は独立・起業までの4つのステップを紹介します。
これらのステップを踏めば、独立に向けて準備ができますので、ぜひこれから独立しようと考えている方は参考にしてみてください。。
なぜ独立したいのかを考える
まずは、自分がなぜ独立したいのかを明確にすることが大切です。
独立する理由は人それぞれですが、例えば以下のようなものがあります。
- 収入やキャリアを自分で決めたい
- 自分のペースやスタイルで仕事をしたい
- 会社に縛られずに自由に働きたい
しかし、そういう曖昧な目的では、独立したとしても成功するのは難しいでしょう。
独立したとしても、楽しくない・稼げないと言って辞めてしまいます。
独立する上での「揺るがない軸」は何なのかを自分の中で、しっかり決めていってください。
起業して何をやるか決める
自分の好きなことや得意なことを仕事にすることは素晴らしいことですが、それだけでは成功する保証はありません。
市場やニーズ、競合他社などを調査し、自分が提供できる価値や差別化点を見つけることが大切です。
例えば、以下のような質問に答えてみましょう。
- 自分が提供する商品やサービスは何か?
- 誰に対して提供するのか?
- どんなニーズや問題を解決するのか?
- どんな価格設定にするのか?
- どんな方法で宣伝・販売するのか?
- どんな競合他社がいるのか?
- どうやって競合他社と差別化するのか?
これらの質問に答えることで、自分のビジネスモデルや戦略が明確になります。
また、自分の商品やサービスに対する市場規模や需要、収益性などを予測するようにしましょう。
自分のビジネスが実現可能であるかどうかを検証することで、独立に向けての自信や確信が持てます。
独立資金を集める
独立するには、資金が必要です。
資金は、自分の生活費や事業費をまかなうために必要なお金です。
資金が不足していると、独立後に困窮したり、事業を継続できなくなったりするリスクが高まります。
そこで、独立する前に必要な資金を計算し、集めることが大切です。
例えば、以下のような方法があります。
自己資金 | 自分の貯金や退職金などを使う方法です。 |
融資 | 銀行や日本政策金融公庫などからお金を借りる方法です。 借入は、自己資金が不足している場合に有効な方法ですが、返済能力や利息など審査が必要です。 |
補助金・助成金 | 国や地方自治体の制度で、事業者の取り組みをサポートするための資金を給付してくます。 返済不要ですが、後払いで支給されるので、最初から資金が必要な場合は融資を一緒に受けることをおすすめします。 |
出資 | 投資家やベンチャーキャピタルなどからお金を受け取る方法です。 融資は、自分のビジネスに対する期待値や将来性をアピールすることで得られる可能性がありますが、条件や報告義務などを満たす必要があります。 |
クラウドファンディング | ネットを介して、不特定多数の人が購入・寄付・金融という形態で資金を集める方法です。 試験的にセールスすることもできますし、話題性がありブランディングにもつながります。 |
1番のおすすめは融資です。
事業者として実績がない場合でも、融資を受けることができます。
これから独立する人にもおすすめの資金調達方法です。
独立を決断、手続き
最後に、独立を決断し、必要な手続きを行います。
独立を決断し、周囲の人にも独立することを伝えることも重要です。
家族や友人、同僚や上司などに理解や協力を求めることで、独立に向けてのサポートや応援が得られます。
独立するには、法律的・税務的・社会保障的な手続きが必要です。
開業届出や廃業届出などを行うことで、税務署や市町村役場などに自分の事業内容や所得源を届け出ることができます。
個人事業主で開業なら、開業から1か月以内に税務署に「個人事情の開業・廃業等届出書」を提出するだけです。
会社設立する場合は、公証人役場、法務局、税務署、年金事務所、労働基準監督署での手続きが必要です。
独立前に自分に問うべき4つの質問
独立は自由や夢の実現など魅力的な面が多いですが、同時にリスクや苦労も多くともないます。
そこで、独立する前に自分の目的や能力、市場や準備などをしっかりと見極める必要があります。
以下の4つの質問に答えてみてください。
- 独立したい本当の理由は何か?
- 誰に何を売るべきかを分かっているか?
- そもそも独立してもやっていける人なのか?
- 独立後の仕事はあるのか?
この質問に答えることができれば、独立しても失敗するリスクを下げることができます。
独立したい本当の理由は何か?
独立したいと思う理由は人それぞれですが、その理由が明確でなければ、独立後の方向性やモチベーションを失う可能性があります。
例えば、「自分の好きなことをしたい」「上司や同僚に束縛されたくない」「もっと稼ぎたい」などの理由は一見正当に見えますが、実際には不十分です。
自分の好きなことをするためには、それが他人にとって価値があることである必要があります。
上司や同僚に束縛されないためには、自分で責任を持って仕事を進める能力が必要です。
もっと稼ぐためには、自分の提供するサービスや商品が競争力があることが必要です。
つまり、独立したい本当の理由は「自分が得意で好きなことを通じて、社会に貢献したい」というような具体的な目標が必要不可欠なのです。
誰に何を売るべきかを分かっているか?
独立するということは、自分でビジネスを始めるということです。
ビジネスを成功させるためには、誰が自分の顧客であり、何を彼らに提供するかを明確にする必要があります。
顧客は自分のサービスや商品を必要とし、それに対してお金を払ってくれる人です。
顧客のニーズや悩みを解決することがビジネスの基本です。
しかし、多くの場合、独立したい人は自分の興味や趣味に基づいてサービスや商品を考えてしまいます。
これでは市場の需要と合わない可能性が高く、売れないものを作ってしまうかもしれません。
そこで、独立する前に、自分のターゲット市場を調査し、顧客のプロファイルやセグメントを作り、彼らのニーズや悩みに応える価値提案を考える必要があります。
そもそも独立してもやっていける人なのか?
独立するということは、自分で仕事を探し、契約を結び、納品し、請求し、管理し、改善し…というように、すべて自分で行う必要があります。
これは非常に大変でストレスフルなことです。
また、収入も安定せず、不測の事態に備える必要がありますし、独立するためには自分で計画を立て、実行する能力だけでなく、自己管理や自己モチベーションの能力も必要です。
さらに、独立するということは、自分の仕事に対する責任や信頼性を高めることでもあります。
顧客やパートナーとの関係を築き、信頼を得るようにしましょう。
独立する前に、自分がこれらの能力や資質を持っているかどうかを正直に見つめ直す必要があります。
独立後の仕事はあるのか?
独立する前に、自分が提供するサービスや商品に対する市場の需要や競争状況を把握していますか。
自分のサービスや商品が他とどう違うのか、どういう付加価値を提供できるのか、どうやって集客や販売を行うのかなどを考える必要があります。
また、独立後すぐに仕事が入るとは限りません。
最初は自分で営業活動を行ったり、人脈やネットワークを活用したりしなければなりません。
そのためには、自分のサービスや商品を効果的にアピールできるプレゼンテーションやマーケティングのスキルが必要です。
独立する前に、自分のサービスや商品に対する市場の現状や将来性を分析し、自分の強みや差別化要素を明確にして、集客や販売の戦略を立てることで今後成功することがどうか決まります。
後悔しないための独立準備
独立するというのは大きな決断ですが、後悔しないためには、事前にしっかりと準備しなければなりません。
後悔しないためにも独立前に準備を紹介していきます。
事業計画書を作成
自分のビジネスの目的や目標、ターゲット市場、競合分析、販売戦略などを明確にするために、事業計画書を作成しましょう。
事業計画書は、自分のビジネスの方向性を定めるだけでなく、将来的に投資家や起業仲間に提案する際にも役立ちます。
事業計画書の作成には時間と労力がかかりますが、独立する前に必ずやっておくべきことです。
収支と支出の考える
次に、自分のビジネスの収支と支出を考えましょう。
独立するということは、安定した収入を失うということでもあります。
そのため、自分のビジネスが黒字になるまでにどれくらいの期間と資金が必要か、また、その間にどれくらいの生活費がかかるかを見積もる必要が出てくるのです。
収支と支出を考えることで、自分のビジネスの収益性やリスクを把握することができ、予期せぬ事態に備えて緊急資金も用意することができます。
家族からの理解をえる
独立することは、自分だけでなく、家族にも影響を与えます。
特に、配偶者や子供がいる場合は家族からの理解や協力が必要です。
独立する理由やメリット、デメリットなどを家族に説明しましょう。
また、家族の不安や心配を聞き入れて、一緒に解決策を考えることで家族からの理解を得ることができます。
資金調達方法をチェック
最後に、自分のビジネスに必要な資金調達方法をチェックしましょう。
資金調達方法は様々ありますが、1番のおすすめは創業融資です。
自己資金で貯金することもいいですが、高額の資金を得るためにはどうしても時間がかかってしまいます。
また、ほとんどの企業が融資を受けて、企業の成長につなげています。
スタートダッシュの時点でビジネスチャンスを逃す可能性もありますので、ぜひ独立前の方や独立し始めた方は融資を考えて見てください。
自身が融資を受けることができるのか心配なら、資金調達のプロに相談することをおすすめします。
プロはCEOパートナーで24時間以内に見つけることができます!
成功した独立起業家の3つの秘訣
成功している独立起業家の3つの秘訣についてまとめてみました。
相談役・メンターがいる
独立起業家になると、自分で全ての決断をしなければなりません。
しかし、自分だけでは見えない問題や課題があります。
そこで、相談役やメンターが必要です。
相談役やメンターとは、あなたのビジネスや業界に詳しい人で、あなたの成長を応援してくれる人です。
あなたにアドバイスをくれたり、ネットワークを広げてくれたり、新しいチャンスを紹介してくれたりします。
1番のおすすめは税理士です。
税理士は経営や税金の相談はもちろん、資金調達の相談することもできます。
会社を経営するためには十分な資金がないと、すぐに廃業してしまうリスクが高まります。
税理士に相談することでリスク対策ができますので、ぜひ相談役として税理士は1人をつけるようにしましょう。
CEOパートナーでは、資金調達や経営の相談ができる税理士を数多く紹介することができますので、信頼できる税理士を探したい方はぜひ相談してみましょう。
小さく始めてステップアップ
独立になると、大きな夢や目標を持ちます。
しかし、最初から大きく飛び出すことは危険です。
なぜなら、市場や顧客のニーズを把握していないからです。
また、資金やリソースも限られています。
そこで、小さく始めてステップアップすることが重要です。
小さく始めるということは、最小限の投資で最小限の製品やサービスを提供することです。
市場や顧客の反応を早期にテストすることができ、失敗した場合も損失を最小限に抑えることができます。
固定費を増やさない
独立すると、収入が不安定になります。
また、予期せぬ出費やリスクもあります。
そこで、固定費を増やさないことが大切です。
固定費とは、毎月かかる費用のことです。例えば、家賃や電気代や水道代など。
固定費が多いと、収入が減ったときに支払いに困ります。
また、固定費が多いと、新しいチャレンジや投資に踏み出しにくくなるのです。
まとめ
独立するには、何を始めた方がいいのか4つのステップで紹介しました。
独立で成功するためには、独立前の準備やリスク対策が欠かせません。
現状がイヤだから、ただ独立するだけでは失敗してしまいます。
どうして自分が独立したいのかを確かめながら、独立の準備をしていってください。
もちろん、万全の準備だけでは成功するとは限りません。
しかし、これらを実践することで、成功への道が少しでも近づきます。
皆さんも、自分の夢を追いかけてください。応援しています。
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