【起業アイデア集】女性におすすめの起業アイデア10選

女性起業家アイデアタイトル

「起業アイデアが出なくて困ってる…」
「女性が起業って難しいのかな」
このような悩みを持っている方はいるのではないでしょうか。

実は東京商工リサーチの調査で、この12年間女性起業家が2倍以上増えているとデータがあるのです
女性へのサポートが充実してきたことや今まで無かった女性視点のアイデアが後押ししているようです。

そこで今回女性起業家をさらに後押しできるように、起業アイデアの出し方を10個まとめてみました。
また女性にとって耳寄りな起業情報も最後に紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください
将来の女性起業家が成功へ向けて前に進んでいけるように願っています!

起業アイデアをさらに出したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:起業アイデアは出し方にコツあり!誰でも起業できる4つのアイデア例

目次

女性が起業するのは今がチャンス!

近年女性起業家が活躍しています!
グラフで見て分かるように徐々に女性で起業している人が増加しています。

起業性別割合

※参考:日本政策金融公庫 2022年度新規開業実態調査

日本政策金融公庫の2022年度新規開業実態調査では、開業者に占める女性の割合が過去最多の24.5%が女性起業家増加を示しています。

起業時間割合

※参考:日本政策金融公庫 2022年度起業と起業意識に関する調査

副業やフリーランスが増加している現在では、会社員でありながら起業家として活動している女性も多くいます。
女性起業家の中では1週間35時間以上就業している起業家より1週間35時間以内就業のパートタイム起業家の割合が多いのです。以前と女性の起業無関心の割合が過半数を占めるものの、これは逆にチャンスになります

業界によって女性目線が必要なサービスや商品が必要とされています。例えば、ネイルサロン・まつエクなどの美容系はもちろんですが、今まで女性の意見が入らなかった業界では新規性があると判断されるのです。
家
女性目線を活用して成功した女性起業家を1人紹介します。
アート引越センター株式会社を創設した寺田千代乃氏です。引っ越しサービスだけではなく、女性専用サービスとして荷ほどきや重い荷物の梱包するフォローサービスも展開しました。さらにはシニア専用サービスも展開しています。

まだ起業家の7割以上は男性ですが、女性独自の視点・アイデアが求められています。
女性起業家がまだ少ない今だからこそ、希少性や新規性で勝負することができます。
女性であるあなた独自の起業アイデアを見つけ、起業で成功していきましょう!

さらに起業の準備や勉強を知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

起業の勉強方法を知りたい方はこちら↓
私が感じた起業する前に勉強すべき5つのこととおすすめの勉強法

起業の準備を知りたい方はこちら↓
起業準備はこれだけ!開業・独立をする前にやるべき具体的な5つの手順

起業についてもっと総合的に知りたい方はこちら↓
起業するには5ステップ踏めば完璧!アイデア次第で簡単に起業できる

起業アイデアの見つけ方10選

コルクボードに飾られた豆電球の絵

起業しようと思っても、まず起業アイデアがなかなか見つかりませんよね。
実は起業アイデアは日常のいたるところにあります。
ここでは、起業アイデアの見つけ方を10個紹介しています。全然アイデアが出なくて困っている人は、気になる方法から試してみてくださいね。

  1. 悩みから見つける
  2. 既存の商品・サービスを改良
  3. 自分の好きや得意を書き出す
  4. 世間のトレンドをチェック
  5. 今までにない組み合わせを考える
  6. 海外のビジネスをチェック
  7. 様々な人の話を聞く
  8. ニッチな市場を探す
  9. 売れやすい5大市場から考える
  10. セミナーや講習に参加する

気になる・これだと思いつきそうとだと思ったものをクリックすれば、その章に飛びますので、気になるものからチェックしていきましょう。

悩みから見つける

起業の基本は「お悩み解決」です!
ずっと悩んでいることを解決してくれたら、人は喜んでお金を払いますよね。
過去に悩んでいることを書き出し、どうやって解決したのかも思い出してみてください。今同じ悩みを持っている人に教えることができれば、それもビジネスになります。

例えば、昔冷え性で悩んでいたなら、ストレッチやあったかグッズを試した経験をSNSで発信し、独自グッズを開発することもできます。
自身でも解決することができないものでも、第三者を紹介したり協力することで解決できるものもありますので、1人でビジネスをするのではなく、いろんな人を巻き込んで悩み解決アイデアを考えていきましょう!

既存の商品・サービスを改良

この商品がもっとこうなったら、便利なのに…。
と思ったことはありませんか。それも起業アイデアの1つです。

私は寒い日には、何度も毛布が身体に巻き付けばいいのにと考えていました。その後着る寝袋が出た時すぐに購入し、開発者に感謝しています。

起業は壮大なことを考えがちですが、身近にある少しの工夫やひと手間で起業アイデアになります。こうなったら楽なのに、このサービスの悪いところを改善すれば、依頼する人増えるのに…。と思うものをメモに書き残しておきましょう。そこからアイデアが見つかる可能性があります。

自分の好きや得意を書き出す

基本的なアイデア出しになりますが、自分の「好きなこと」「得意」なことから起業アイデアを見つけることができます。過去から現在に至って、感謝されたことを中心に得意なことを書き出しましょう。

小さなことでも書き出すのがポイントです。例えば、整理整頓が得意であれば家事代行サービスをすることができます。自分の好きなこともアイデアが生まれる可能性がありますので、自身の好きなことの棚卸しとして書き出してみましょう

世間のトレンドをチェック

トレンドから新たなビジネスチャンスを見つけることができます!
トレンドになるという事は注目され、そこから悩みが増加する可能性があるからです。

例えばある新規サービスが注目されたとき、そのサービスに似たビジネスを始めるのもいいのですが、そのサービスを利用できない人に対して独自のサービスを展開すれば、その人たちの心をわし掴みにできるかもしれません。
注意点として今だけのトレンドではなく、長い期間に渡って流行り続けるトレンドを見つける点が重要です。
SNSで見つけることができますので、常にアンテナを張っていきましょう

他業界での成功例を取り入れる

起業アイデアを0から考える必要はありません。
飲食店業界では当たり前のことでも、他業界では当たり前ではなく、逆に課題として残っている場合があります。

その課題を解決することができるサービス提供・商品開発することができれば、ビジネスとして成り立ちます。
また異業種とかけ合わせてサービスを提供することも新しいサービスになります。

例えば、美容院と眼鏡ブランドがコラボし、ヘアスタイリストからアドバイスを受け、髪型に合わせてメガネを選ぶことができるサービスがあります。これは美容院と眼鏡ブランドどちらのお客さんにも認知や販売の増加につながりました。他業界の成功を真似たり、組み合わせることで新しいアイデアをつくることができます。

海外のビジネスをチェック

世界は広く、海外にあって日本にはないサービスは数多くあります。

日本人には合わないアイデアもありますが、日本で未開拓だけであって日本で広まる可能性があるビジネスモデルもあります。特に海外では日本よりも起業する人が多く、新しいビジネスモデルが転がっています。またトレンドを生み出す力も海外には多くあるので、トレンドに乗っかって日本で爆発的に広まる可能性もあるのです。

今の日本では普通ですが、動画配信サービスのサブスクなど海外から持ってきたビジネスモデルです。
SNSや海外ニュースをチェックして、アイデアに活かしていきましょう。
関連記事:起業アイデアは海外から輸入!日本で成功する海外の起業アイデア8選

様々な人の話を聞く

会話の中から新しいアイデアが生まれることがあります。
1人で経験できることは範囲が狭いのでアイデアが出ないと困ってしまいますが、自身とは違う経験をしてきた人と話すことで今まで無かったアイデアを発見することができます。

聞く相手が今まで会ったことない人だと尚更意外なアイデアがでる可能性があります。もし多くの人と話しいいアイデアが出なくても、組み合わせ次第で今までにないアイデアにもなります!

ニッチな市場を探す

小さくてもニッチな市場に注目してみると、新たなアイデアが浮かんでくるかもしれません。
すでに大きな市場はライバル企業が多く競争率が高い傾向がありますが、ニッチな市場は分母が小さい分質の良いお客さんが多く、リピーターになりやすいのです。

ニッチな市場での成功例として、XL以上の服しか取り扱わない大きいサイズ専門店があります。大きいサイズでおしゃれな服を身に着けたい方をターゲットとして展開しているのです。ニッチな市場に目を向けることで企業が真似できないビジネスを作ることもできるのでおすすめです。

売れやすい5大市場から考える

トレンドに左右されないアイデアを見つけたいという人は5つの市場から考えてみましょう。

  • お金・ビジネス
  • 恋愛・人間関係
  • 健康・ダイエット
  • 占い・スピリチュアル
  • 教育・子育て

この5つの市場規模は大きく、悩みを解決してもらいたい人が一定数いる市場になります。占いやスピリチュアル市場では1兆円の規模があるとも言われており、さらに成長する可能性もあります。

このように需要が常にある市場であり、後発で参入したとしても工夫次第で成功する可能性があるのです。ビジネスの基本は悩み解決です。この市場から絞ってアイデアを出してみるのもいいかもしれません

セミナーや講習に参加する

実際に起業した人や起業したい人の話を聞くことでアイデアのヒントをもらうことができます。
そんなセミナーのイベントなんてハードルが高いと思ってしまった方もいると思いますが、実は地方自治体や起業支援団体が開催しているものがあります。

東京では「TOKYO創業ステーション」や商工会や商工会議所が主催となっているセミナーが多く、地方であっても「中小企業基盤整備機構」や地方自治体が主催している起業セミナーがありますので、ぜひ「地域名 起業セミナー」で調べてみてください。起業がより身近に感じ、あなたの起業を応援してくれる人がいます。

商工会・商工会議所について詳しく知りたい方はこちら↓
【122万人以上が入会!】創業融資は商工会議所を上手く活用して!

ノーリスクで始める起業アイデア

グッドサインのイラストの付箋

できる限り、お金をかけずにノーリスクで起業したい!という人におすすめの起業アイデアは以下の4つになります

  1. インターネットビジネス
  2. 家事や作業の代行サービス
  3. デジタル制作物の制作代行
  4. SNSで情報発信

この4つは新たな起業アイデアとかけ合わせることもできますので、起業する前にやってみてもいいかもしれません。

インターネットビジネス

主にブログを使ってビジネスをすることができます。商品を使ったレビューしアフィリエイトをすることで収益を得ることもできます。またGoogleアドセンスを設置することができれば、広告収入を得ることができます。

起業する際にも自身のサイトがあると名刺としても利用することができるので、試しに無料ブログで作って見ましょう。
初期費用が低い割に、大きな利益を得ることができますので、ローリスクで起業するのにもってこいです。

こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:起業をリスクなしでするならWeb関係!会社・店舗なしで気軽に起業

家事や作業の代行サービス

家事やある作業が得意な方は代行サービスで起業することができます。家事代行サービスは資格や特別な手続きがいるわけでは無いので、低コストで起業することができます。

ビジネスは悩みを解決することです。苦手や不得意・忙しいから人の手を借りたいという人は多くいます。また私自身も家事代行サービスで助けられている内の1人です。
ぜひあなたの得意なこと、人から感謝したことをサービスとして提供してみてください。

デジタル制作物の制作代行

現在、動画編集・ライターは需要がある仕事です。動画編集の勉強はYouTubeやネットで探すと編集の方法を見つけることができ、スキルが上がれば上がるほどその分単価の高い仕事をもらうこともできます。他のデジタル制作物でも同じことがいえ、やればやるほど実績ができ独立することも簡単です。

また在宅でできることもメリットの1つです。
最初は実績を積むために収益を得ることは難しいかもしれませんが、長期的に稼げることは可能です。

SNSで情報発信

無料で利用できるTwitterやInstagramでビジネスすることができます。ブログのようにサイトを開設する必要も無く、発信することによりマネタイズすることができるのです。フォロワーを増やしてインフルエンサーとして企業から広告を依頼されたり、SNSの運用を教えるコンサルとして収益を得ることができます。

リスク無く始めることができるので、おすすめな起業方法です!

女性起業家が活躍する2つの理由

パソコン見る女性

冒頭で話したように女性が起業する割合は増えています。なぜ女性起業家の活躍が目立ってきたのでしょうか?
女性が起業し、活躍している理由は2つあります。

  • 活躍できる場が増えた
  • 支援機構のサポート充実

現状の流れを理解して、あなたもいい波に乗って起業へと進んでいきましょう。

活躍できる場が増えた

女性起業家の躍進が進んだのは最も、女性が活躍できる場が増えたことです。美容や介護などのサービスが多様化したことによって女性が気づく細かな点に注目を浴びることになったのです。

特にサービス業では女性ならではの着眼点が強みとなることも多く、女性起業家の成功チャンスが増えています
また在宅でできる仕事が増えたことにより、起業の選択肢が増えたことも要因の1つです。

支援機構のサポート充実

起業したい女性を支援するサポートが整ってきたことも理由の1つです。

実は国や地方自治体が女性活躍を推進しています。国が女性起業家が増えることを応援しているのです。
全国で「女性起業家支援コンテスト」などのような起業アイデアコンテストが催され、現役の女性起業家や起業家同士の交流会を開催でサポートしています。

また起業時に必要になる資金調達に女性に有利な創業融資制度も充実しています。次の5章で女性起業支援制度や機関を紹介しています。

女性が利用すべき制度・機関

国や地方自治体が女性の活躍を推進していますが、具体的な制度や機関をここで紹介します
特に女性が利用すべきものは以下の3つになります。

  • 女性、若者/シニア起業家支援資金
  • 女性・若者・シニア創業サポート事業
  • わたしの起業応援団

それでは1つずつ見ていきましょう。
さらに女性におすすめな融資制度や補助金制度を知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。
関連記事:起業時に活用したい創業融資!女性向け制度で最高7200万円まで融資

女性、若者/シニア起業家支援資金

こちらは日本政策金融公庫の融資制度です。名前の通り女性と35歳未満と55歳以上の男性を対象にした制度です。
資金の使い道は事業を開始するための準備や開業後の資金であればOKです。

  • 最大限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)
  • 返済期間は設備資金が20年以内、運転資金が7年以内

この制度のメリットとして、他の融資制度と組み合わせることも可能です。
組み合わせる制度によっては金利も変わりますので注意していきましょう。実績がない起業前でも融資を受けることができますので、ぜひ検討してみてください。

さらに詳しくこの制度を知りたい方は「日本政策金融公庫の公式サイト」を確認しましょう。

女性・若者・シニア創業サポート事業

東京で起業したい人限定になりますが、東京都内の女性・若者・シニア創業者が対象の「女性・若者・シニア創業サポート事業」があります。以下がサポート事業の融資制度とサポート内容になっています。

  • 融資限度額1,500万円以内(うち運転資金750万円)
  • 返済期間10年以内、据置期間3年以内
  • 起業セミナー・個別相談

起業を応援する融資制度もありますが、起業の相談やセミナーを行っています。
これは東京都内の女性に対してですが、都道府県や市町村単位で女性起業支援をやっているところがありますので、ぜひ「地域名+女性起業支援」と調べてみてください。身近なところであなたの起業を応援してくれる人がいるかもしれません。

わたしの起業応援団

経済産業省が2022年に設置した起業したい女性を応援する全国の応援者の情報交換・連携ネットワークです。
起業のオンラインセミナーや全国の起業を支援する組織団体の紹介・仲介をしてくれます。地方や信用金庫の創業融資の紹介をしています。また起業を支援している地方や団体のPRの動画配信をしています。
詳しく知りたい方は経済産業省公式サイト「わたしの起業応援団」をご覧ください。

まとめ

2人のスーパーヒーロー

今回、悩ましいアイデアの見つけた方を10個紹介しましたが、生活のいたる所に起業アイデアが隠れていることを忘れないでください。あなたのアイデアで人の役に立つことができることがあります。アイデアが思いついたら、人に話して、人を巻き込んでビジネス展開していきましょう。

また、女性起業家が周りにいないからと言って起業は難しいと思わないでくださいね。
冒頭のグラフにもありますが、女性起業家は増えています。そして起業したい女性を応援する組織や制度も探せば多くあります。あなたの起業を応援している人がいることを忘れないでください。

今回の記事で起業アイデアが見つかり、起業で成功することの手助けになれば幸いです!

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この記事を書いた人

起業とお金の専門ライター。2022年に個人事業主として起業。起業家仲間と月1の飲み会でビジネスの情報収集・発信。趣味は読書とパラグライダー。起業したい人に向けて有益な記事を執筆しています。

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