創業融資の面談で失敗しない!16質問の攻略で審査通過まで一歩前進

面接で握手する男女

創業融資で新しく開業する方から一番人気なのは、日本政策金融公庫の創業融資

日本政策金融公庫の役割のグラフ「ウィズコロナ・ポストコロナの間接金融のあり方について」2022年6月6日|中小企業庁(経済産業省)

上のグラフからも、創業後5年までは日本政策金融公庫の役割が大きいことが分かります。

創業融資の審査に通過するには提出書類だけでなく、面談対策も必須です。書類⇒面談の順番で審査は行われ、書類審査に通過したからと面談で手を抜いてしまうとせっかく書類で評価されていても審査落ちしてしまうでしょう。

面談の質問内容は公開されていないため、当日何を聞かれるか分からず不安だったり、対策の仕方が分からずに途方に暮れてしまったりする方も少なくないと思います。本記事では面談で必ず聞かれる質問項目を8つ厳選してご紹介。併せて対策しておくとさらに審査通過に一歩近づく項目ほか、質問への対策以外にも注意しておくべき項目を徹底的に解説しています。

一方、記事の内容だけでは対策しきれない部分も。記事の後半では創業融資に詳しい専門家を頼って賢く面談対策できるサービスをご紹介していますので、ぜひ最後まで目を通していただくことをおすすめします!

関連記事:【決定版】創業融資で資金不足を一発解決!最大3000万円融資も

目次

【重要】必ず聞かれる!8個の質問項目

3対1の面接

税理士の方と直接お話する機会があったのですが、その税理士の方によると面談時には必ず、書類審査時に提出していた創業計画書の内容から質問されるとのことでした。創業計画書から想定される質問内容は以下の通りです。

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創業計画書(事業計画書)
記入項目想定される質問内容
①創業の動機なぜ創業しようと考えたのか?記載の事業で創業を考えた理由は何か?
②経営者の略歴等創業予定の事業に関する経験はあるか?今までに創業した経験はあるか?
③取扱商品・サービス取扱商品やサービスの具体的な内容は?同業他社とはちがう強みは?
④取引先・取引関係等取引先や顧客の獲得は見込めているか?どんな会社と取引するのか?
⑤従業員従業員は何人雇うのか?どのような雇用形態で雇うのか?
⑥お借入の状況住宅や車、教育などローンの借入はあるか?借入がある場合は滞納していないか?
⑦必要な資金と調達方法必要な資金額は把握しているか?必要とする資金額の根拠は?

資金はどのように調達するか?

⑧事業の見通し(月平均)売上や経費の根拠は?もし見通し通りにいかなかったときの対策は?

創業計画書に記載した内容はご自身が一番把握しているはずですので、面談でしっかり自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。文章だけではアピールしきれなかった内容を追加でアピールできるチャンスです。

追加で対策すると完璧な8個の質問項目

的を射るビジネスマン

主に創業計画書の内容から質問されますが、創業計画書にない内容も聞かれることはあります。これから紹介する8個の項目についても答えられるようにしておくとよいでしょう

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想定される項目想定される質問内容
①創業予定場所なぜその土地で創業しようと思うか?その土地で事業の成功は見込めるか?
②営業時間と定休日予定の営業時間・定休日に決めた理由は?営業時間は事業内容に適切か?
③自己資金自己資金はいくら用意したか?自己資金はどのように用意したか?
④入出金状況通帳の入出金の詳細な使途は?見せ金などはないか?
⑤税金/公共料金/家賃などの支払い状況税金/公共料金/家賃の支払いに遅れたことは
ないか?
どのように支払っているか?
⑥返済不可となった場合返済不可となった場合の対処法は考えているか?返済不可となった場合の資金源は確保できそうか?
⑦許認可の取得状況許認可が必要な事業の場合、取得できる状況か?
⑧他の創業融資の借入状況制度融資や信用金庫の融資など他融資の利用は
あるか?

「⑧他の創業融資の借入状況」については、仮に利用していても利用していません、と回答しましょう。なぜなら詳細を色々と聞かれてしまうほか、2か所から受け取るならと融資額を減らされてしまう可能性も否めません公庫と他金融機関が利用者の許可なしに連絡を取り合って事実確認されることはありませんのでご安心ください

面談に備えて対策しておきたい5つの注意点

チェックリストとビジネスマン

面談では質問に対する回答内容はもちろんですが、他にも対策しておきたいポイントがあります。

  • 服装言葉遣い
  • 自信をもって回答する
  • 創業計画書と発言の矛盾はNG
  • 聞かれたこと以外は答えない
  • 説明資料を準備する

それぞれについて一覧で対策を見ていきましょう。

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注意点対策
①服装や言葉遣い服装:スーツ。男性はネクタイを締め、女性で髪の長い方は
結びましょう。髪色は地毛に近い色にしましょう
言葉遣い:公庫の担当者に失礼にあたらないよう丁寧な
言葉遣いを心がけましょう
②自信をもって回答する緊張してしまいますが、下を向いて小さな声で自信なさげに
話してしまわないよう気を付けましょう
③創業計画書と発言の矛盾はNG創業計画書と内容の異なる発言をしてしまうと信頼を
失ってしまいます
④聞かれたこと以外は答えない良かれと思って聞かれていないことまで答えてしまうと担当者に
不快感を与えてしまうかも。
聞かれた情報だけを簡潔に述べましょう
⑤説明資料を準備する体一つだけで挑むのではなく、説明資料など視覚的に分かり
やすいものを用いて話をすると担当者に内容が伝わりやすくなります

審査で面談する公庫の意図を汲み取ろう

履歴書を比較して誰を採用するか議論する人々

面談審査に通過するには、公庫がなぜ面談をしたがるか、意図を汲み取ることが近道となります。公庫が面談を用意する理由としては「実際に会うことで、安心して融資できる人材か判断したい」というのが一番大きいでしょう。そして最も確認したいのは「当事者として、事業に関して理解の曖昧な部分がなくきちんと回答できるか」。

書類審査だけでは実際にどんな人なのか、自身の意思で応募しているか判断できかねます。また創業への本気度が伝わりやすいのは面談です。公庫でなく私たちでも、顔も知らない人に高い金額を貸すのは恐ろしくてできませんよね。公庫としてはどんな人にお金を貸すことになるのか、把握しておきたいのは本望のはずです

面談対策は1人じゃ大変…。CEOパートナーが正しい回答をアドバイス

CEOパートナー

面談に向けて対策しておきたい質問項目と注意点についてご紹介してきましたが、すべてを自分1人で対策するのはとても大変です。また回答内容は一人ひとり異なるはずで、インターネットに転がっている模範回答をそのまま言ってもご自身の事業内容には当てはまりませんね。ここでぜひ検討していただきたいのが、創業融資のコンサルティングサービス『CEOパートナー。CEOパートナーでは創業融資に詳しいプロの税理士をお客様に紹介していて、1人で不安を抱きながらの創業準備とはおさらばできます。CEOパートナーに申し込むことで面談時に役立つのは以下3つ。

  • 公庫からの質問内容を熟知した税理士から一人ひとりに合ったアドバイスが受けられる
  • より本番に近い模擬面談でしっかりと対策できる
  • なかには面談に同行してくれる税理士事務所も

さらに面談だけでなく、

  • 面倒な創業計画書の作成を丸投げできる
  • 適切な自己資金の準備方法、資金繰り計画などを一緒に考えてもらえる
  • 創業後も顧問税理士として手厚い経営サポートが受けられる

などかなり心強い存在となってくれること間違いなしです。誰かに創業準備を手伝ってほしい方に強くおすすめできるサービスですよ

関連記事:創業融資は代行に頼もう!自力で申込むより100%審査に通りやすい

まとめ

創業融資を日本政策金融公庫で受けようと思えば、必ず面談という壁にぶち当たります。具体的にどんなことを質問されるのか公開されているわけではないため、1人での面談対策はかなり難しいものなのです。ですがご安心ください、創業融資のコンサルティングサービス『CEOパートナーに依頼すれば面談は何も怖くありません。公庫の面談を知り尽くしているプロの税理士から、完全無料でアドバイスが受けられるからです。賢く専門家を頼って、夢だった創業へ大きく一歩踏み出しませんか。

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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