きらぼし銀行の創業融資と支援を解説!首都圏開業ならマストでチェック

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きらぼし銀行にも創業融資の制度が用意されています!

主に東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県といった首都圏を管轄地域とするきらぼし銀行。

管轄地域で創業する方を対象とし、通常の銀行融資やローン商品などよりも比較的借入のしやすい条件で提供を行っています。

ここではきらぼし銀行の用意する創業融資「創業サポートローン」の概要や、融資を受けるまでの手順、併せて活用を検討したい創業支援「きらぼし事業支援プログラム」についてご紹介していきます。

事業を通してきらぼし銀行との付き合いを考えている方は、ぜひ創業融資や創業支援をチェックしてみてくださいね。

最後の章では1人で創業融資を申込むより、格段に審査通過率のアップにつながるコンサルサービス「CEOパートナー」をご紹介していきます!

確実に創業融資の活用を叶えたい方は、併せて目を通されることをおすすめします。

目次

きらぼし銀行の創業融資は「創業サポートローン」

融資

まずは、きらぼし銀行が実施している創業サポートローンについて解説いたします。

創業5年未満の法人または個人事業主が対象

きらぼし銀行独自の制度であり、融資を受けられる対象者は創業5年未満の法人または個人事業主です。

また、きらぼし銀行の専任コーディネーターによる原則3年間のモニタリングを受けることが条件となっています。

基本的に創業間もない方向けに用意されている融資制度です。

8つのうちいずれかの要件を満たす必要

創業サポートローンを受けるためには、下記8つの要件のいずれかに当てはまっている必要があります。

融資を受ける際は、自身が該当するかチェックしておきましょう。

  • 公益財団法人東京都中小企業振興公社が新規事業を支援する事業「事業可能性評価事業」にて、過去1年以内に「事業の可能性あり」と評価された経験がある事業者
  • 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する「創業助成事業」において、過去1年以内に採択された経験がある事業者
  • 以下のビジネスコンテストにおいて過去1年以内にファイナリストに選出された事業者
    ・東京都が実施する若手起業家が対象の「TOKYO STARTUP GATEWAY」
    ・公益財団法人川崎市産業振興財団が実施する「かわさき起業家オーディションビジネス・アイデアシーズ市場」
    ・公益財団法人横浜企業経営支援財団が実施する「横浜ビジネスグランプリ」
    ※「TOKYO STARTUP GATEWAY」は過去2年以内の成績が対象となる
  • 企業支援を行う「TOKYO創業ステーション」においてプランコンサルティングを受け、修了証を発行している事業者
  • 神奈川県相模原市が実施する「特定創業支援等事業」のなかで、「女性起業家のたまご応援セミナー」、「創業相談会」「創業実践セミナー」「創業・経営革新相談」「さがみはらde創業ゼミ」のいずれかに過去1年以内に参加し、証明書交付を発行している事業者
  • 公社等行政がかかわっている公設インキュベーション施設の入所者である事業者
    (インキュベーション施設例)
    ・相模原産業創造センター(SIC)
    ・町田新産業創造センター(MBDA)
  • スタートアップのためのインキュベーション施設である「KicSpace HANEDA」内の「KicSpace Accelerator」に採択している事業者
  • きらぼし銀行と日本政策金融公庫から同時に借入を行う事業者

融資金額、融資期間、担保・保証など

下記の表に融資金額や融資期間、担保・保証といった細かな情報をまとめていきます。

融資金額500万円以内※日本政策金融公庫と同時借入の場合は、日本政策金融公庫の借入金額を上限とする
融資期間5年以内
担保原則不要
保証人法人:原則は代表者を設定個人事業者:原則不要
資金使途運転資金・設備資金
融資利率きらぼし銀行が定める利率によって決定
その他・融資決定後は、きらぼし銀行のコワーキングスペースを利用可能※ご利用要件に関する詳しい情報はこちら・株式会社きらぼしコンサルティングによる経営相談を1年間無料で利用可能

担保や保証人は個人事業主であれば原則不要という点が大きな特徴です。

さらに、本銀行によるコワーキングスペースの利用やコンサルタントへの相談も無料で行える点もメリットといえます。

これから創業する、もしくは創業間もない方にとっては重宝したいサービスばかりではないでしょうか。

きらぼし銀行の創業融資を受ける手順

ステップ

続いては、きらぼし銀行で創業融資を受ける際の手順について解説します。

最寄りの支店まで問い合わせる

最初に、きらぼし銀行の支店に問い合わせを行います。

その後の打ち合わせや審査などで頻繁に足を運ぶことを考えると、自宅や会社の近くがよいでしょう。

支店に創業者向けの相談窓口が設けられていると、話がスムーズに進むはずです。

お近くのきらぼし銀行の支店を検索する際は、こちらをご利用ください。

担当者と面談が行われる

融資を受け持つ担当者と事業者の間で面談が行われます。

融資を受けたい理由や事業の方向性、これまでの経歴などを聞かれるので回答できるようにあらかじめ準備をしておいてください。

論理的な回答ができるだけでなく、正確性やコミュニケーション能力も見られる場です。

長い付き合いになることも考えられるので、その場しのぎで対応しようとは考えないでください。

申込書類の作成、提出

融資を受ける際には、いくつかの書類を提出しなくてはなりません。

提出書類は融資制度によって異なるものの、事業計画書はほとんどの場合で求められます

事業計画書とは申込者の経歴や事業・サービスの概要、市場調査の結果、財務面においての今後の見通しなどを記載する書類です。

金融機関は、事業計画書の内容を見て信頼に値する事業者かどうかを判断するのできちんと作り込んでおく必要があります。

初めて作る人にはハードルが高めの書類であるものの、作成を代行してくれるサービスも存在します。

おすすめのサービスを本記事の4章で紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

審査実施

必要書類が提出できたら、金融機関側で審査を行います。

審査は面談や書類の内容をもとに行われ、事業の将来性や返済能力、計画の妥当性などがチェックされます

十分な自己資金を保有しているかどうかも審査における重要な項目です。

自己資金は、希望融資総額の3割程度が目安とされているので、今一度十分な自己資金があるかどうか確認してください。

契約

無事に審査に通過すると、融資の承認が下りて契約に至ります。

申込みを行った支店に赴き、契約書に署名を行ってください。

返済金額や金利、返済方法に同意したうえで署名すると契約締結です。

ここまで完了して初めて、指定した口座に融資金額が振り込まれます

融資実行

融資が実行された後は、計画に沿って事業を進めてください

同時に、金融機関への返済準備も行わないといけません

毎月の返済スケジュールに従って、決められた金額を返すようにしましょう。

返済が滞ることがないように、計画的に資金を活用してください。

きらぼし銀行の創業支援「きらぼし事業支援プログラム」

サポート

ここでは、きらぼし銀行が行っている創業支援「きらぼし事業支援プログラム」についての解説を行います。

経営に関する相談やアドバイスを受けたい方はぜひ活用してみましょう。

ステージに合わせた創業支援を用意

きらぼし事業支援プログラムの主な目的は、地域経済の活性化です。

地域経済の活性化に寄与できる創業者を以下3つのステージに分けて支援を行っています。

まずは、自分がどのステージに所属しているのか見極めてみましょう。

  • シードステージ

独立開業を目指す事業者を支援します。

創業に必要な情報や学びの機会を提供するステージです。

  • アーリーステージ

事業計画の作り方に困っている事業者をサポートします。

事業計画書を作成して融資に臨みたい方におすすめです。

  • ミドルステージ

事業成長を目指している事業者に適切なアドバイスを行います。

創業時の事業安定化や創業後のネットワーク構築などさまざまな事業推進を支援しています。

インキュベーション・マネージャーによる個別支援

事業や経営に関すること会社を設立するための実務的な悩みなどをインキュベーション・マネージャーに相談できる支援方法です。

インキュベーション・マネージャーとは、「企業の夢をかなえるパートナー」という別名を持ったサービス提供者のことを指します。

起業を目指す方や、起業後の知識に自信がなく、右も左もわからないような方の相談を受けるのが主な役割です。

きらぼし事業支援プログラムではインキュベーションマネージャーが常駐しているので、いつでも相談できる体制が整っています。

Desk10(フリーアドレス型シェアオフィスの提供)

きらぼし銀行が提供する中小企業やスタートアップ向けのワークスペースサービスです。

創業間もない起業家や個人事業主にシェアオフィスを貸し出すことで、固定費を抑えながら仕事ができる空間の提供につなげています。

Desk10を活用することでほかの事業者との交流も生まれやすくなり、ビジネスにとって好影響になることも考えられます。

創業融資の利用相談はCEOパートナーがおすすめ

ceoパートナー

最後に創業融資や経営に関する相談をしたい時におすすめのCEOパートナーというサービスについて紹介します。

全国どこでも!相談件数No.1の税理士法人にお任せ

CEOパートナー経営に関する悩みを持つ事業者に最適な税理士を紹介するサービスを行っています。

紹介する税理士が所属する税理士法人は創業融資に関する相談を毎月1,000件以上受けており、その数は全国でもトップです。

同様に経営全般の相談も受けているので、お悩みの事業者にはピッタリでしょう。

相談はオンラインでも受け付けているので、どこにお住まいでもサポート可能です。

ぜひ、相談件数No.1の税理士法人にお任せください

作成の難しい申請書類もプロの力で簡単に

融資に必要不可欠な事業計画書の作成を代行してくれるのも、CEOパートナーから紹介される税理士の特徴です。

事業計画書はただでさえ項目が多く、内容も専門的なので金融機関が納得する書類を作るには骨が折れます。

だからこそ、プロの力を使って作成するのがおすすめなのです。

書類の完成度や審査通過率がアップするだけでなく、作成の手間も省けます

ただし、事業に対する計画性が不足していればいくらプロでも作成はできません。

事業の方向性やサービス内容を固めてから相談するとよいでしょう。

資金調達だけでなく創業後の心強い味方にもなる

紹介される税理士は融資が成功した後も、経営に関するさまざまな問い合わせを受け付けています。

資金の運用法や確定申告の方法、効率的な事業計画の立て方などあらゆる悩みを相談してみましょう。

長きにわたって経営を続けるためにも必要不可欠な存在であり、企業の顧問税理士として強い味方になってくれます。

まとめ

きらぼし銀行では、新しく事業を立ち上げる方に独自の融資方法や創業支援を行っています。

多くの人に有利な制度もあるので、お近くに支店がある場合はぜひ活用してみてください。

また、融資や経営相談を行う場合はCEOパートナーもおすすめです。

費用は融資が成功した時のみ発生するシステムなので、積極的に相談してみましょう。

ただし、悩みが抽象的すぎると相談に時間がかかる場合があります。

事前に悩みを具体化させたりある程度事業計画を形したりしておくと、建設的なアドバイスが受けられます。

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この記事を書いた人

Webライター歴3年、現在は個人事業主として活動しています。独立を目指す方に私の経験で何か役立つものがあればと考え、主に起業に関する記事を書いています。趣味はK-POPとSFアクション映画と猫の動画を見ること。

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