近年、助成金ビジネスが注目を集めつつあります。
士業の方はもちろん、資格が必要ないことから士業以外の方でも、助成金ビジネスへの参入を目指すことは充分に可能です。
ここでは助成金ビジネスが注目される理由や成功へと導く5つのポイント、さらに起業の心強い味方となるコンサルサービス「CEOパートナー」についてもご紹介。
助成金ビジネスへの参入を検討している方は、成功への近道を掴むためにもぜひ最後までチェックしてみてください。
助成金ビジネスとは?
そもそも助成金とは、雇用促進や労働環境の改善を支援するために厚生労働省から支給される金額のことです。
ここでは、そんな助成金を使用した助成金ビジネスについて詳しく解説していきます。
申請をサポートし事業促進を支援するビジネス
助成金の選定や申請に必要な計画書の作成サポートを支援し、企業や個人事業主の事業拡大や成長に起因することを助成金ビジネスといいます。
助成金ビジネスの利益は、着手金と成功報酬によって獲得します。
- 着手金:30万円
- 成功報酬:20%
助成金の規模や支給額によって異なるものの、上記のように報酬額を設定して利益を確保する仕組みです。
成功報酬は実際に採択された場合に得られる利益なので、精度の高い申請を行うことが重要になります。
また、「補助金ビジネス」という類似した事業もあり、こちらは補助金申請に必要なサポートを行うことで利益を得ています。
主に士業が扱うサービスとなる
助成金の申請には、申請方法や審査通過において経営や経理の知識など、専門知識が伴いますので、主にサービスを扱うのは士業となるでしょう。
助成金ビジネスを取り扱うことがある主な士業は以下の通りです。
- 税理士
税制や融資の専門家
会計管理も行う
- 行政書士
公的書類作成の専門家
申請時に必要な書類作成のサポートを行う
- 中小企業診断士
中小企業経営の専門家
事業計画のアドバイスを行う
- 社会保険労務士
社会保険・労務関連の専門家
助成金の書類作成・申請は社会保険労務士の独占業務
士業関連の資格を取得している方は、助成金ビジネスへの参入において非常に強みとなります。
助成金ビジネスが注目される理由
事業を促進させる助成金ビジネスは、多くの注目を集めています。
ここでは、その理由について解説します。
助成金の活用を推奨されているから
厚生労働省が支給していることもあり、助成金は活用を推奨されています。
職場環境を是正したり新しく社員を雇ったりすることで支給されるので、企業や個人事業主のほかに従業員にとってもメリットとなる制度です。
その証拠として、助成金の種類は年々増加しています。
融資と異なり返済も不要な点も嬉しいポイントです。
事業を行っている地方自治体でも用意があるかもしれないので、ぜひ確認してみてください。
必要な資格は特にないから
助成金ビジネスを始めるにあたって、必要な資格はありません。
もちろん、助成金に関する最低限の知識や書類作成の専門的知識は必要であるものの、基本的には誰でも始められるビジネスです。
なかには、助成金の基礎知識から専門スキルを学べる養成講座もあります。
興味がある方は、まず助成金の知識から身に付けておくとよいでしょう。
専門知識があれば誰でも参入できるから
日本には数多くの助成金が存在するので、選定するだけで一苦労です。
仕組みや要件も複雑で、どれが本当に自分に適しているのかわからなくて断念してしまう企業もあるでしょう。
そんな時に、最適な助成金を提案できるよう専門知識を身に付けられれば、多くの企業から重宝されるはずです。
専門知識があれば資格も要件も関係ないため、参入ハードル自体は低いといえます。
助成金ビジネスを成功させる5つのポイント
続いては、助成金ビジネスを成功させるためのポイントを紹介します。
準備段階から意識しておくべき部分ばかりなので、一つひとつチェックしておきましょう。
専門知識を習得する
助成金に関する専門知識が身に付いていなければ、適切な提案はできないでしょう。
助成金は数多くの種類があり、それぞれ申請方法や受給条件が異なります。
厚生労働省では、下記を筆頭に9種類の助成金を用意しています。
- 雇用維持関係の助成金
- 在籍型出向支援関係の助成金
- 再就職支援関係の助成金
- 転職・再就職拡大支援関係の助成金
さらにその中でもいくつかの種類に分かれているので、すべてを網羅するのは難しいでしょう。
とはいえ、9種類の違いや申請方法などは頭に入れておいた方がよいです。
参考:厚生労働省「常に最新情報を仕入れる
助成金は時代の流れ等の影響を受けて都度変化していきます。
覚えた知識が改正されることが多く、古い情報のまま顧客にアドバイスをしてしまうこともあるかもしれません。
最新情報を提供できるように、助成金情報について常にアンテナを張っておきましょう。
付加価値を提供する
助成金ビジネスを行うだけでは、それぞれの専門知識を持つ士業には勝てないでしょう。
クライアントにとってより必要な存在になるためにも、付加価値を提供できるとよいです。
助成金受給後の定期的なサポートやビジネスコンサルといったクライアントの需要に合わせたサービスを行ってください。
得意分野があれば活かすこともできます。
たとえば、マーケティング関連のスキルを持っていれば効果的な集客方法についてレクチャーも可能でしょう。
他社や士業との差別化を図るうえでも、付加価値の提供は欠かせません。
顧客と良好な関係を築く
助成金は申請してから実際に支給されるまで数か月かかります。
クライアントとは長い付き合いになるので、良好な関係を築けるように努めましょう。
また、助成金は何度でも支給を受けることができます。
何度も依頼を受けるためにも、丁寧なサービスを心がけましょう。
いずれにしても、クライアントあっての助成金ビジネスということを忘れずに真摯な態度で臨めば、よい結果がもたらされるはずです。
実績を積み重ねる
クライアントの信頼感を得るためにも、多くの実績を積み重ねることは大事です。
積み重ねた実績がアピール材料となり、次のクライアント獲得につながります。
最初のうちはなかなか依頼を獲得できない時期もあるかもしれません。
だからこそ、依頼を受けたら一つひとつを全力で取り組み、実績を作れるように尽力しましょう。
助成金ビジネスの起業ならCEOパートナー
ここまで読んで、助成金ビジネスに興味がある方におすすめしたいサービスがあります。
それが、ビジネスを始めるにあたってサポートを得意とするCEOパートナーです。
おすすめポイントを下記に記載いたします。
実績豊富な税理士法人によるコンサル
CEOパートナーは新たに事業設立を目指す方に、最適な税理士を紹介するサービスを行っています。
紹介される税理士は、これまで数多くの企業の創業をサポートしてきました。
たとえば、資金調達をしたい事業者には最適な融資方法を提案し、審査に通過するためのアドバイスも行っています。
創業時期だけでなく、経営が軌道に乗ってからもさまざまな相談を受けています。
経営に関するトータル的なコンサルを行うのがCEOパートナーから紹介される税理士の特徴です。
ビジネス立ち上げを一からサポート
助成金ビジネスを始めるといっても、何から手を付けたらよいかわからない方も多いでしょう。
紹介される税理士は、ビジネスを始めるために必要な書類申請や登記方法などもレクチャー可能です。
また、税理士なので本業である税制面での手続きも一緒に行ってくれます。
一人よりも圧倒的にビジネスがスタートしやすくなりますよ。
助成金の知識習得にも役立つ
紹介される税理士は資金調達方法のアドバイスを行っているので、助成金についての知識も豊富です。
そのため、助成金ビジネスを始めるために不可欠な助成金についての知識習得も叶えられるでしょう。
助成金について調べてみたけど、イマイチわかりづらい部分もあるはずです。
そんな時も税理士に質問すれば丁寧に教えてもらえ、時間も手間も省けるのでおすすめですよ。
まとめ
助成金ビジネスについて「本当に儲かるの?」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、多くの人の役に立つ社会的に意義のある事業です。
参入ハードルも低く、知識さえあれば誰でも挑戦できるのでまずは助成金について調べてみるとよいでしょう。
知識を身に付けるため、さらにスムーズに事業を始めるためにもまずはCEOパートナーに相談してみることをおすすめします。
相談だけなら無料で受け付けているので、気軽に問い合わせることが可能です。
ぜひ有効にご活用ください。
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