「いつか自分のビジネスを持ちたい」「もっと自由な働き方を実現したい」と考える女性が、近年増え続けています。
しかし、実際に起業に踏み出すには数々の課題や不安が伴うことでしょう。
この記事では、起業の基本的なステップと成功事例、女性起業家向けの制度やおすすめサポートを紹介します。
最後まで読めば、今日からあなたも憧れの起業女子です!
まずはここから!起業への6ステップ
「起業」というワードだけ聞くと難しくとらえてしまいがち。
ですが、手順を抑えれば起業は誰でもできます。
ここでは、起業の基本ステップについて解説します。
アイデアを明確にする
まずは、どういった事業を立ち上げたいのかを明確にします。
ここで大切なのは「目的をはっきりさせる」ことです。
起業そのものを目的にしてしまうと、起業後のモチベーションの維持が難しくなってしまいます。
問題の解決や、起業を通して自分がどうなりたいか、等の自己分析を行いましょう。
起業はゴールではなく、スタートであるということを意識してください。
ビジネスプランを作成する
目的を明確にしたら、具体的なビジネスプランを作成します。
ビジネスプランに必要な主な要素は以下の通りです。
- 事業概要:提供するサービス、商品の内容
- マーケティング戦略:対象とする顧客層と、顧客へのアプローチ方法
- 資金計画:必要な資金額とその使い道、資金調達の方法
- 収支計画:売上予測と支出計画、利益が出るまでの運用
しっかりとした計画を立てることは非常に重要です。
この段階で事業計画書として形にしておくと、今後の資金調達等にも役立ちます。
資金調達を行う
ビジネスプランで立てた資金計画を基に、資金調達を行います。
資金調達の主な方法は以下の通りです。
- 自己資金:貯蓄や資産を活用する
- 創業融資・銀行融資:公的な創業支援制度や銀行からの融資を受ける
- 助成金・補助金:国や地方自治体の起業支援を目的とした助成金・補助金を活用する
- クラウドファンディング:インターネットを通じて支援を受ける
- ファクタリング:保有している売掛債権等を買い取ってもらう
それぞれの詳細については、以下の記事も参考にしてみてください。
会社設立の手続き
必要な準備が整ったら、法的手続きを行います。
ここで重要なのは事業形態の選択です。
個人事業主として起業するのか、法人を設立するのか、それぞれにメリット・デメリットがあります。
自身の状況や事業内容に合った事業形態を選択しましょう。
まずは個人事業主として起業し、後から法人を設立する「法人成り」という選択肢もあります。
事業形態に迷っている・一人からのスタートという方は個人事業主から始めても大丈夫です。
マーケティング・集客
ビジネスを立ち上げたら、集客・販売促進を行います。
対象となる顧客にまずは事業を知ってもらうことが重要です。
顧客層によって、有効なマーケティング方法が異なってきます。
例えば若年層を対象にしたサービスの場合、テレビや雑誌よりもSNSの方が目につきやすくなります。
自身のビジネスに効果的な方法で集客を目指しましょう。
ビジネスの運営
事業を開始したら、まずは事前に立てた計画通りに事業を進めていきます。
実際に事業を進めていく過程で、問題があれば都度改善をしていきましょう。
また、健全な経営をするためには、財務管理が重要です。
一人での財務管理が負担になる場合は、サポートを頼ることも検討しましょう。
事業が軌道に乗ってきたら、新しい商品・サービスの開発など事業成長を目指していきます。
成功事例から学ぶ起業女子
起業のコツは成功事例からも学ぶことができます。
自身の状況に近い事例であれば、アイデアの参考にしてもいいですね。
ここでは、起業女子の成功事例を3つご紹介します。
SNSマーケティングを活用したTさんの例
Tさんは、元々Instagramを趣味として使用していました。
美容に関する投稿が多くの女性に支持されたため、それをきっかけにインフルエンサーとしての活動を本格化。
フォロワーの質問に答える形でSNSを活用したブランド構築の方法を教えるオンライン講座を開講し、美容系インフルエンサー向けのオンライン講座やブランドコンサルティングのビジネスに成長させました。
この事例が成功したポイントは、SNSを効果的に活用できたことと、「美容に関心のある女性」という市場のニーズを捉えてサービスを提供したことです。
自分の好きな事・趣味から起業を始めてみたい方は参考にしてみてください。
オンラインビジネスで子育てと仕事の両立をしたNさんの例
Nさんは、二人の子供を育てているため、在宅で仕事ができる方法を模索していました。
ライティングやブログ運営のノウハウを自分で学び、在宅ワークや副業を目指す女性向けのオンラインスクールを解説。
今では、子育て中の女性を中心に多くの受講者を集めています。
この事例が成功したポイントは、自身が直面していた「子育てと仕事の両立」という問題解決の観点から着想したことが共感を得たことと、オンラインを活用したことで時間と場所に縛られず運用ができたことです。
起業を通じてなりたい理想像や、身の回りの問題から起業を考えている方の参考になるケースです。
ハイブリッド戦略で事業成長したSさんの例
Sさんは、ファッション業界で働いていました。
環境に優しい素材を使ったブランドを立ち上げたいと考え、エシカルファッション(人や環境に優しいファッション)のビジネスを始めました。
彼女のブランドは環境問題への関心が高まる中で多くの支持を集め、短期間で成長。
オンラインストアでの販売を中心に展開し、成功後にポップアップストアをオープンしました。
この事例が成功したポイントは、環境問題という特定のニーズに応え、共感を得ることで競合が少ない市場でブランドを確立したことです。
また、オンラインとオフラインをうまく活用した販売戦略も成功要因の一つです。
世間のトレンドや、マーケティングの観点から起業を考える方の参考になるケースです。
起業女子が受けられるおすすめサポート
実は、女性の起業は様々なサポートを受けることができます。
一人での起業や初めての起業で不安な方は、ぜひ起業支援を頼ってみてください。
ここでは、女性起業家向け様々な支援についてご紹介します。
国が運営する公的な女性向け起業支援プログラム
日本では女性の起業を促進するために、国や地方自治体が様々な支援プログラムを提供しています。
サポート内容は多岐にわたりますが、以下は主に起業セミナーの受講や、起業仲間とのコミュニティ形成を支援するものです。
- 東京都産業労働局「APT Women」
- 東京都産業労働局「女性キャリア&起業家支援プロジェクト」
女性向け融資・補助制度
融資制度や助成金・補助金にも女性起業家向けの制度や、女性起業家であればより良い条件で利用できる制度があります。
以下はその代表的な例です。
- 日本政策金融公庫「女性・若者・シニア起業家支援資金」
- 東京都 女性・若者・シニア創業サポート2.0
制度を賢く利用すれば、資金調達のハードルを下げることができます。
女性向けビジネスコンテスト
ビジネスコンテストに挑戦する、という方法もあります。
受賞することができれば、資金援助やメンターのサポート、ビジネスパートナーとの連携機会の提供などを受けることができます。
自身のアイデアやビジネスモデルに自信がある、という方は挑戦してみましょう。
女性起業家コミュニティ
女性起業家同士でつながりを築くことも大切です。
コミュニティやネットワーキングイベントは、起業の孤立感を防ぎ、アドバイスや協力を得る場として活用できます。
経済産業省が作ったコミュニティ「わたしの起業応援団」では、女性起業家と起業を支援したい人が情報交換・連携をすることができます。
【参考】:女性起業家等支援「わたしの起業応援団」
起業するなら「CEOパートナー」を頼ろう
初めての起業は、考えなくてはならないことが多くあります。
働きながら起業を考えている人や、家庭との両立を目指す方には負担になることも。
そんな方におすすめなのが、「CEOパートナー」です。
無料で相談できる
起業には、様々な悩みがつきものです。
特に資金調達や事業計画など、専門知識が必要な項目は一人での解決が難しくなってしまいます。
CEOパートナーでは、そんな起業の悩みを無料相談することができます。
実際に融資・資金調達が成功するまでは一切費用は発生しない「完全成功報酬型」のため、初めての方も安心です。
信頼できる税理士との即日マッチング
せっかくいいアイデアがあっても、サポートでつまずいてしまうのは非常にもったいないですよね。
CEOパートナーでは、創業融資・資金調達に強い税理士のみを紹介しています。
すぐにでも行動したい!という方は、まずは相談してみましょう。
資金調達後もサポートを受けられる
起業はゴールではなく、スタートです。
起業後も経営戦略や財務管理など、税理士を頼るべき場面が多々あります。
CEOパートナーで出会った税理士は、そのまま顧問契約を結ぶことが可能です。
起業後も安定した経営や事業の成長を目指すためにも、今税理士を頼るのがおすすめです。
まとめ
近年は、女性の起業家を支援する多くの制度やサポートが充実しています。
賢くそれらの支援を利用すれば、起業はどんな女性にも叶えられます。
夢や目標を実現するために、まずは一歩踏み出してみてください。
起業女子としての未来は、今この瞬間から広がっていきます!
コメント