【122万人以上が入会!】創業融資は商工会議所を上手く活用して!

「いつかは自分も起業したい!でも商工会と商工会議所の違いってなんだろう?」

調べていて分からなくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では創業融資を受けるために必要な過程となる、商工会と商工会議所の違いとメリットやデメリットを紹介します!

実は「創業融資」を受けたいと考えている人だけではなく、これから企業したいと考えているすべての方に

商工会【商工会議所】は必要になるんです!

商工会と商工会議所を知っていれば資金集めも素早くできちゃう!上手に活用すれば1年後の起業だって簡単!

この記事で商工会と商工会議所の違いやメリット・デメリットをマスターし、賢く起業しちゃいましょう!この記事で皆様のお助けができれば幸いです。

目次

商工会議所と商工会はここが違う!

商工会と商工会議所の分かれ道

まず初めに、【商工会議所】や【商工会】は、お金をかしてくれるところではありません!

よく、「商工会議所からお金を借りる方法」などと記事で描かれていますよね!間違えではないんです…

商工会議所からお金を借りるのではなく、商工会等を介して「日本政策金融金庫」に審査を申し込んでお金を借りる、というのが融資の流れになります。

【商工会議所】も【商工会】も事業をサポートする起業の強い味方です。

そんな双方の違いを知っていますか?

あなたが今後起業するにあたっての重要なポイントはまずここからです!

  • 商工会議所を選ぶ企業
  • 商工会を選ぶ企業
  • 商工会と商工会議所の経営指導は必ず受けましょう
  • 押さえておきたいポイントは3つ
  • 商工会議所を選ぶ企業

商工会議所は主に、中小企業だけでなく大企業も利用し、商工会より事業規模が大きいのが特徴です。

商工会議所は、市や特別区にあり、市区単位での大きな事業に取り組んでいるため、会員数も約125万人以上と商工会より約40万人以上の会員者が利用しています。

中小企業支援事業、原産地証明などの国際的な活動や、各種資格試験の実施や研修、セミナー事業も実施しており、起業したばかりの方や運転資金の調達をしたい会社は特に利用することをおすすめします。

商工会を選ぶ企業

商工会は、約81.2万人の会員者が利用し、利用者数の約9割は小規模事業者です。町や村に約1,650か所もの拠点を構え、商工会議所の約3.3倍多くの拠点数があることは地方などの小規模事業者の利便性に適応しています!

商工会では、業種関係なく地域の事業者が会員となってお互いの事業の発展、地域活性化のための総合的な活動を実施する組織です。こちらもまた、各種資格試験の実施や研修、セミナー事業も実施しており、その内容は経営・人事・税務など多岐にわたり、電話相談や訪問する巡回相談も実施されており、安心して相談できるでしょう。

 商工会・商工会議所の経営指導は必ず受けましょう

実は、日本政策金融公庫による、無担保・無保証人・1%台の低金利で融資が受けられる制度があり、【マル経融資】と呼ばれます。

マル経融資には審査要件があり個人事業主や中小企業の経営者であればぜひ検討するべき制度です。

〈マル経融資の審査条件〉

  1. 従業員20人以下(宿泊業と娯楽業を除く商業・サービス業は5人以下)の法人・個人事業主
  2. 商工会議所の経営・金融指導を受けて事業改善に取り組んでいる
  3. 最近1年以上、同一会議所の地区内で事業を行っている
  4. 商工業者であり、日本政策金融公庫の融資対象業種を営んでいる
  5. 税金(所得税、法人税、事業税、住民税)を完納している

上記の5つの条件を読んで、一番みなさん忘れがちなのが商工会議所の経営・金融指導を受けることです。

金融指導は「経営指導」と呼ばれ、指導を受けるにあたり、まずは地元の商工会や商工会議所に加入する必要があります。

この条件はマル経融資特有で、商工会・商工会議所の経営指導員と呼ばれる方が、経営に役立つアドバイスや指導を行ってくださいます。

一から起業を学び直したい方や、経営方針を悩んでいる方にとって、特に為になるお話ですね!

その他で悩んでいる方にとっても、経営指導を受けてみたら「こんなやり方があったんだ」などと発見できるいいチャンスかもしれませんね!

押さえておきたいポイントは3つ

上記で記載したポイントをまとめてみました!これから商工会議所・商工会に行く方、会員になろうとしている方!その前にこのポイント3つを覚えておいてください!

  1. 商工会議所 / 商工会はお金を貸してくれる金融機関ではありません!
  2. 商工会議所 / 商工会は会員登録が必要!
  3. 商工会議所 / 商工会の経営指導は必ず受けましょう!

商工会議所 / 商工会はお金を貸してくれる金融機関ではありません!

ここまで読んで、「じゃあなんで商工会議所や商工会に行かなくてはいけないの?」と疑問に思われた方も中にはいますよね。お金を融資してくれるのは「日本政策金融金庫」という政策金融機関ですが、日本政策金融金庫に融資を申し込む際の窓口となるのが商工会議所や商工会になるというわけです!

商工会議所 / 商工会は会員登録が必要!

それぞれ会員数も違えば、会員費も異なります。

自分にあった場所に登録が必要になるので、下記の表を参考にしてみてください。

商工会議所はこちら商工会はこちら

※会費基準は、商工会によって異なりますので、地元の商工会にご確認ください。

商工会議所 / 商工会の経営指導は必ず受けましょう!

先ほど紹介した「マル経融資」を受けたい方が多数かと思います!

無担保・無保証人・1%台の低金利で融資が受けられるなんて嬉しすぎますよね!

ですが、マル経融資を受けるには条件がありましたね!

その中でも確認していただきたいのは「経営指導」です!経営指導・金融指導を受けることによって経営指導員から適切なアドバイスがもらえるチャンスです!

ぜひ参加しましょう!

商工会議所のメリット・デメリット

メリットデメリット

起業するにあたって融資を受けたい!商工会議所か商工会のどちらに加入していいかわからないあなたへ。

まずは地域商工業者の世論を代表する唯一の地域総合経済団体である商工会議所のメリットとデメリットをご紹介!

【メリット】

  • 国際的事業活動の支援が手厚い!
  • 幅広い事業を行いたい方には商工会議所がおすすめ!
  • 無料開催のセミナーが開かれる
  • 商工会の経営指導を受けた小規模事業者は無担保・無保証人・低利で最大2000万円の融資!
  • 経営発達支援計画の認定を受けた商工会による経営指導を受ける小規模事業者は7,200万円の融資!

【デメリット】

  • 入会費がかかる
  • 直接の融資サービスは行っていない

【メリット①】国際的事業活動の支援が手厚い!

商工会議所では、貿易の拡大や投資・技術移転等を促進するために、多国間・二国間の国際経済会議を開催し、情報交換や意見交換を行なうなど積極的な民間経済外交を推進しています。

海外駐在経験豊富なコンサルタントが対応してくださるので、海外に出店・進出を考えている起業に関してはとってもありがたいサービスです!

【メリット②】幅広い事業を行いたい方には商工会議所がおすすめ!

商工会議所は商工会よりも事業の幅が大きく、一般事業と経営改善普及事業に分けられます。また商工会議所は、国や自治体が決めたことをそのまま受け入れるだけでなく、地方経済活性化や景気対策、そして地方中小企業が問題なく経営をしていくために、会員企業の声を国や自治体に届ける政策提言活動も行っているため、企業に近い存在とも言えるでしょう!

【メリット③】無料開催のセミナーが開かれる

商工会議所では外部から講師を招いたセミナーや経営者、一般社員それぞれに向けた研修などを開催しています。

また、有料のセミナーや研修でも、商工会議所の場合は、ほとんど実費負担だけで済むので経済的にも安心ですね!

経営者や事業主が参加するセミナーもあり、他社の経営者や事業主と交流する場にもなり新たな人脈の場になり、いい出会いの場でもあるでしょう。

【メリット④】小規模事業者は経営指導受講で3つの融資特典

先ほどの1-3でも説明した「経営指導」ですが、中小企業のうち特に小規模事業者は、経営内容が不安定であるここと、担保・信用力が乏しいこと等の理由から事業の生命線ともいうべき資金確保の面で極めて困難な立場に置かれています。この状況を踏まえ商工会議所同様、商工会から経営指導を受けた小規模事業者は、無担保・無保証人・低利で最大2000万円の融資が可能になるケースも!

【メリット⑤】小規模事業者の融資額は指定商工会議所の指導で最大7,200万円!

先ほどのメリットに加え、事業の持続的発展に取り組む小規模事業者を支援するため、経営発達支援計画の認定を受けた商工会による経営指導を受けるた小規模事業者に対し7,200万円を上限に低利で融資を行います。

【デメリット①】入会費がかかる

商工会議所の入会費はこちら⇩

・入会費

一律¥3000円

・会員費(年費)

1.法人 ➡下記の表に表記されている資本金によって変動します。

資本金

(出資額)

500万円

未満

500万円

以上

1千万円

以上

3千万円

以上

5千万円

以上

8千万円

以上

1億円

以上

4億円

以上

口数123456810
会費年額

(万円)

1.53.04.56.07.59.012.015.0
資本金

(出資額)

7億円

以上

100億円

以上

15億円

以上

20億円

以上

25億円

以上

30億円

以上

35億円

以上

40億円

以上

口数1316192125283134
会費年額

(万円)

19.524.528.533.037.542.046.551.0
資本金

(出資額)

45億円

以上

50億円

以上

60億円

以上

70億円

以上

80億円

以上

90億円

以上

100億円

以上

口数37404346495255
会費年額

(万円)

55.560.064.569.073.578.082.5

2.個人 ➡1口¥10,000以上

3.団体 ➡下記の「団体会員会費基準表」に表記されている職員数によって変動します。

※4月~9月については全額、10月~2月については会費年額の2分の1の納付になります。

3月については初年度年会費は無し。

職員数10名

未満

10名

以上

30名

以上

50名

以上

100名

以上

200名

以上

500名

以上

1000名

以上

2000名

以上

口数12345681020
会費年額

(万円)

1.53.04.56.07.59.012.015.030.0

【デメリット②】直接の融資サービスは行っていない。

あくまでも、「日本政策金融金庫」に審査を申し込む窓口です!ですが、窓口がないと申請もできないですよね?

なので商工会議所は創業融資を受けるうえで、とっても大事な入口なんです!

商工会のメリット・デメリット

メリットデメリット

次に、地域の事業者が会員となって、それぞれの事業や地域の発展のために活動をする商工会のメリットとデメリットをご紹介!

【メリット】

  • 商工会は9割以上が小規模・個人事業主!
  • 商工会の経営指導を受けた小規模事業者は無担保・無保証人・低利で最大2000万円の融資!
  • 経営発達支援計画の認定を受けた商工会による経営指導を受ける小規模事業者は7,200万円の融資!

【デメリット】

  • 入会費がかかる
  • 直接の融資サービスは行っていない

【メリット①】 商工会は9割以上が小規模・個人事業主!

町村を対象に、経営方針の相談などを行っている商工会ですが、実はその9割以上は小規模事業者や個人事業主なんです!「自分の会社は規模が小さいから融資が通るのか不安」という会社も安心!商工会からの融資支援は初めての方でもきちんと説明してくださり、意外と簡単なんです!

さらに、商工会は小規模事業を主に対象としているので、商工会議所よりも専門家といるでしょう。

初めて融資を受ける方、皆さんきちんとできていますから、あなたも条件さえ満たしていれば融資が受けれます!

【メリット②】商工会も小規模事業者向けの経営指導策を展開している

先ほどの商工会議所のメリットでも説明した「経営指導」ですが、中小企業のうち特に小規模事業者は、経営内容が不安定であるここと、担保・信用力が乏しいこと等の理由から事業の生命線ともいうべき資金確保の面で極めて困難な立場に置かれています。この状況を踏まえ商工会議所同様、商工会から経営指導を受けた小規模事業者は、無担保・無保証人・低利で最大2000万円の融資が可能になるケースも!

【メリット③】指定商工会の経営指導受講で小規模事業者は7,200万円の融資!

先ほどのメリットに加え、事業の持続的発展に取り組む小規模事業者を支援するため、経営発達支援計画の認定を受けた商工会による経営指導を受ける小規模事業者に対し7,200万円を上限に低利で融資を行います。

こちらも商工会議所同様のメリットですね!ですが、商工会は9割以上が小規模事業者です!全国に1600以上の拠点地を構える商工会ですので、地方の方でもセミナー講習を受ける際など、近くに商工会があることが多いことはとてもメリットだと感じます!

【デメリット①】入会費がかかる

商工会の入会費はこちら⇩

・入会金(入会時に必要となるお金)

入会金・会費基準は、商工会によって異なりますが、中小企業であればおおむね1ヶ月あたり1,000~2,000円程度で、下記の表をもとに決められています。

※各地方によって異なります。

従業員数2人以下3~4人5~9人10~19人20~29人30~50人
金額1,500円2,000円2,500円3,000円3,500円4,000円

・会員費(年費)

3月~4月までの年度会計となっており、市内お取引銀行の口座から4月・7月・10月・1月の年4回自動振替での支払いシステムです!

年会費は法人24,000円・個人12,000円

各種イベント、講演会の案内郵送。経営改善指導、企業融資アドバイス、各種保険加入の特典もありますよ!

【デメリット②】直接の融資サービスは行っていない。

こちらの商工会も、お金を貸してくれる金融機関ではございません。

「日本政策金融金庫」に審査を申し込む窓口です!商工会議所同様、窓口がないと申請もできないので商工会は創業融資を受けるうえで、とっても大事な入口なんです!

融資の受け方はあなたにかかっています

電卓

ここまで説明して来ましたが、たくさん覚えるポイントやメリット・・デメリットもあり覚えきれませんよね…

初めて起業をしようと試みても、制度の申請や入会金などでやることが手一杯。

でも、会社の資本となる融資を怠っていては会社はいつまでたっても出来上がりません!

そんな時にお助けとなる方は【税理士】さんです!

ここでは、会社を一緒に立ち上げていくと言っても過言ではない【税理士】さんをご紹介して行きます。

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まとめ

創業融資を受けるにあたり介さなければならない「商工会議所」や「商工会」

一説によれば、地方では加入率50%超の地域もあれば、都市部では10~20%ともいわれています。こればかりは、実際に会員になってみないとわからない情報です。

そんなあやふやな情報では、融資を受ける際に不安が募りますよね・・・

どのような問題もまずは税理士さんに相談することをおすすめします。

的確な情報であなたをお助けしてくれますよ!まさに融資のプロ!

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この記事を書いた人

WEBデザイナーの学校を卒業後、ライターとして活動しながら4月から個人事業主になったばかりのリアルな実体験を皆様にお届けします!起業を目指す方と、この記事を通じて共感できるものがあればいいなと思ってます。冬はスノボ、夏はBBQがマストなアクティブ人間です!

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